MMA
ニュース

【RIZIN】K-1甲子園王者・平本蓮が電撃参戦、元DEEP王者・芦田崇宏とキックルールで復帰戦

2019/12/04 18:12
【RIZIN】K-1甲子園王者・平本蓮が電撃参戦、元DEEP王者・芦田崇宏とキックルールで復帰戦

平本(左)が選んだリングはRIZINだった。MMAファイターの芦田と激突

2019年12月29日(日)、31日(火)にさいたまスーパーアリーナにて開催される「BELLATOR JAPAN」(29日)および「RIZIN.20」(31日)の追加対戦カード発表記者会見が、12月4日(水)14時から都内にて行われた。

 K-1甲子園2014王者・平本蓮(K-RIVER・AXジム)が電撃参戦。元DEEPフェザー級王者・芦田崇宏(BRAVE)とRIZIN Kickboxingルール68.0kg契約3分3Rで対戦することが決まった。


 平本は小学生でキックボクシングを始め、ジュニアキックで活躍。ジュニア時代に那須川天心と対戦して勝利したこともある。2014年には高校1年生でK-1甲子園優勝、2015年1月にK-1でプロデビュー。

 2017年2月にはK-1 WORLD GP 初代ライト級王座決定トーナメントに出場し、決勝でウェイ・ルイに敗れるも準優勝。2018年3月にはゲーオ・ウィラサクレックと対戦し、日本人初のKO勝ちを奪った。“新生K-1の申し子”と呼ばれるようになり、その将来が期待されたが、同年8月のKrushでエキシビションマッチを行った後はリングから姿を消していた。

 そして11月1日に自身のSNSにて「K-1ジムとの契約が満了しました。今日からフリーになったので新しく契約ができるようになったので、どこの団体でやっていくなどは本当にまだ決まっていませんが、逆に言うと今日から契約ができるので早いうちに試合を発表できると思います」と報告していた。


 芦田は2010年10月にDEEPでプロデビューし、ボクシングテクニックを武器にMMAで活躍。2017年9月にDJ.taikiに勝利し、12月には上迫博仁を破りDEEPフェザー級王座に就いた。同王座は初防衛戦で失ったが、今年10月のDEEPでは長倉立尚を破って試合後のマイクでRIZIN参戦をアピール。かつて師匠である宮田和幸も上がっていたRIZINにキックルールながらたどり着いた。

 会見に出席した芦田は「RIZIN初出場ですが、今回はキックボクシングルールという形で出場します。平本選手はちょっと見ない間にだいぶチャラついているようなので、僕の得意な打撃でKOしてあげます」と挑発的なコメント。

 それを聞いた平本は「K-1から来ました平本蓮です。僕もRIZIN初出場で芦田選手にはキックルールで試合を受けてもらって凄く感謝していますが、KOすると言われたので思い切り倒し返してやろうかなと思います」と、KOするのはこっちだと言い返す。


 新たな戦いの場にRIZINを選んだ理由を聞かれると、平本は「RIZINは僕が日本の格闘技団体でファンが一番見たいカードを提供する団体だと思うので。あと、ベラトールのキックボクシングのフェザー級タイトルも視野に入れてやっていきたいなっていうのもあったので、RIZINを選びました」と説明。

 芦田については「打撃がきれいで普通に難なくきれいに戦う選手だと思います。いろいろな対策は頭の中でできているので、29日にいい試合を見せて、復帰戦なのでスベらずにいい戦いができたらと思います」とした。

 また、自己紹介で「K-1から来ました」と言った意味については「僕はK-1と契約を満了してRIZINさんと契約させてもらいましたが、死ぬまでK-1ファイターだと思っています。どこで戦おうがK-1の強さを見せたいと思います」と、古巣K-1への愛を誓った。


 一方、芦田は「キックボクシングルールは初めてではなくてビッグバンで一度だけあります。かなり前ですが」と初めてではないと明かし、「当時の僕とは全く違う。僕はボクシングを長く続けているので自信を持って戦えると思います。ケージでは彼は初めてやるかもしれませんが、僕は慣れているのでリングでもケージでも問題ないです」とキックルールでも自信があると話す。

 平本の印象を聞かれると「根性があるだけですね」と切り捨てた。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント