2026年9月19日(土)東京・EBARA WAVE ARENAおおた『ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2026 TOKYO.2』にて、12月20日(日)東京・Kanadevia Hall(旧TDCホール)『RISE WORLD SERIES 2026』で開幕する「RISE WORLD SERIES 2026 -55kg Tournament」の出場選手セレクションマッチが行われる。
今回のセレクションマッチのテーマは「組み合わせの構図は王者の実績か、新鋭の下剋上か。過酷なセレクションマッチになっている」と現王者・元王者に新鋭が挑むという形に。
第3試合のバンタム級(-55kg)3分3R延長1Rで対戦する、玖村将史(999/第6代Krushスーパーバンタム級王者)と山田貴紀(山口道場/同級9位)のインタビューが主催者を通じて届いた。
玖村「志朗と大﨑と花岡の3人とやりたい」
――今練習はTEPPEN GYMでされていますが、移籍はされていないんですか?
「練習自体はずっとTEPPENでやっていて、形としてはTEPPEN所属になっていますね」
――会長の那須川弘幸さんのことは好きですか?
「好きですね。もっと真面目で堅いイメージがあったんですけど、良い意味でぶっ飛んでて面白いです(笑)」
――今大会の会見は若い選手が多かったですね。
「若い感じでしたね。相手の山田選手は思ったより地元の子って感じで、対戦相手としてというより可愛く見えましたね」
――大阪は山田選手みたいな子が多いですか?
「ザ・大阪っていう感じの見た目ですね」
――ちょっとスベらされた感じでしたね。
「1発目であんなにスベらされたら違う意味で攻撃をもらいましたよね(笑)」
――あまり今までにああいう相手はいなかったですよね。
「今まで煽られた事がなかったので初めてです」
――噛み合ってるのか噛み合ってないのか分からなくて面白かったです。
「最後は向こうも煽ってこなかったので良い子だなって感じがしましたね」
――ちなみに選手としてはどうですか?
「試合はあまりまだ見ていなくて、TEPPENの子と試合をしているのは少し見ました。選手としては若くて勢いがあって、舐めてはいないですけどやりやすそうな得意なタイプなので、流れの中でしっかり倒そうかなと思っています」
――ちょっと鈴木真彦選手っぽい所がありますよね。
「やっぱり山口道場っていうこともあるし、試合もガツガツ来るので鈴木真彦臭がしましたね」
――噛み合いそうですよね。
「僕はガツガツいかないですけど、大人の余裕を見せて倒そうかなと思っています」
――前回の試合は1ラウンドKOですぐ終わっちゃいましたけど、環境を変えてみてどうですか?
「前回は練習の時からずっと良い感覚があって、その感覚がはまったらすぐ倒せるなと思っていたんですけど、試合でそこがはまって倒せる感覚が掴めました。今回もその良い感覚を常に伸ばしてトレーニングできているので、今は誰とやっても負ける気がしないです」
――具体的にはどう変化したんですか?
「ファイトスタイルも今まではしっかり構えて1発1発強く打つっていう感じだったんですけど、そういうスタイルもできるけど、しっかり動きながらポイントを取るっていう練習をしています。あとは色々なタイプの選手と対人練習ができるから、その中で戦っている自分の感覚が伸ばされているなっていう感じがします」
――確かにステップが多く動いて戦っている印象でしたね。
「自分ってステップを使っている方が向いているなって分かったんですよ。今までベタ足でスピードを使えていなかった所をステップを踏むことでスピードアップしたので、真っ直ぐ倒せるし倒せるパターンが増えています」
――前回は久しぶりのKO勝利だったんじゃないですか?
「2年ぶりでした」
――KOで勝ってどうでしたか?
「気持ち良かったです。やっぱりこれだなというか、再び格闘技の沼にハマった感じでした」
――やっぱり楽しいですか?
「練習に行っても楽しいし、日に日に毎日強くなっている実感があって、昨日できなかった事ができるようになっていくのが毎日積み重なっていっているので、楽しくしっかりきついトレーニングができています」
――世界トーナメントでは大﨑孔稀選手と志朗選手の出場が内定していると思いますが、志朗選手にはリベンジしたいとか、今ズバ抜けている大﨑孔稀選手を倒すのは自分だっていう気持ちはありますか?
「もちろんそこを目指してやっています。まずは9月の大会で出場する55kgの8選手の中で、玖村はモノが違うなっていうのを見せられると思っているので、そこを見せつけて志朗選手と大﨑選手に勝って優勝したいです。僕的には12月に志朗選手に1回戦でやり返したいなって気持ちがあるんですけど、伊東選手とやらないといけないかもしれないので来たらラッキーですね(笑)。志朗選手にはお互いが万全な状態でやり返したいです」
――現時点で勝てる自信はありますか?
「今でも全然勝てるので早くやりたいです」
――練習ではそこを見据えたトレーニングをしているんですか?
「そうですね。まずTEPPENに行った時から会長と志朗対策はずっとやっているので、その中で色んな動きを練習したり他の選手の対策とかもしています。基本的に志朗対策をやっていたら誰にでも通用するので、それは常に練習しています」
――大﨑孔稀選手はどのように見ていますか?
「強いと思います。でも相性的には志朗選手よりも大﨑選手の方がやりやすいんじゃないかなとは思います」
――花岡選手はどのように見ていますか?
「試合をあまり見た事がないんですけど、感覚的にはやりづらい志朗寄りのタイプなのかなと思います。でも志朗タイプも今までは苦手だったんですけど、TEPPENに行って練習してからは苦手じゃないので、花岡選手はすぐ倒せるんじゃないかなと思います」
――自信たっぷりですね。
「トーナメントで戦いたいのは、志朗と大﨑と花岡の3人とやりたいですね」
――やっぱりそのトップ3と戦いたいんですね。
「そうですね」
――今の大﨑孔稀選手はズバ抜けている感じがしますが、そこはいかがですか?
「今回のトーナメントでそれも変わりますよ」
――相手の山田選手とは会見で仲良くなってる感じがありましたね(笑)。
「思ったより良い子でしたよ(笑)。あんだけ煽ってきたから試合までどれくらい煽ってくるんだろうと思っていたら『お願いします!』みたいな感じだったんで」
――試合では先輩の姿を見せないといけませんね。
「リングの上では年齢も関係ないし戦績も関係ないので、一切舐めずにしっかり仕上げていきます。今までやってきた事とか経験は全然違いますし、これからの選手なのでそこを見せてこの負けを機に彼が強くなってくれたら良いかなと思います」
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山田貴紀「結構ガンガンいったら勝てるかな」
――格闘技を始めたきっかけってあったんですか?
「弟の付き添いで始めました」
――空手から始めたんですか?
「空手から始めて、キックボクシングはガードが低いから(修正するために)やれって言われて、試合に出てみろって感じでそこからずっとキックボクシングですね」
――空手で良い成績を残したんですよね?
「そうですね。小6の時に『ワールドエリート』っていう4年に1回の世界大会があるんですけど、それで2位になりました。最後の試合は全日本の3位で終わったんですけど、そこからキックに転向しました」
――今回の試合は-55kgの世界トーナメントの選考試合的な感じだと聞いていますか?
「勝ったら12月も試合があるっていうのは聞きました」
――あまりワクワクはしないタイプですか?
「いや嬉しいです。あまり表に感情が出ないタイプなんですよ(笑)」
――対戦相手が玖村将史選手になりましたがどうですか?
「めっちゃ嬉しいし楽しみです」
――過去最高クラスの相手になると思うのですがいかがですか?
「楽しみだし早く戦いたいです」
――勝てそうですか?
「倒したいですね」
――玖村選手はK-1ではトップ選手で、RISEに来てから志朗には負けましたけど、強さはどのように見ていますか?
「強いとは思っているんですけど、やったら勝てるんじゃないかなと思っています」
――どういう部分が通用すると思ったんですか?
「金子選手にも負けているじゃないですか。結構ガンガンいったら勝てるかなと思っています」
――でもガンガンいくタイプの鈴木真彦選手の事も倒していますよね。
「あの試合をリングの下から見ていて、カーフで2回くらい倒れていたんですけど、あれダウンだと思ったんですよ。自分だったら勝てると思います」
――その時は悔しかったですか?
「悔しかったです。しかもその時は皆んなが山口道場を抜けた時くらいだったので、スパーリングの相手も僕くらいだったので、僕のせいで負けたのかなみたいな」
――その鈴木選手が負けて悔しかった思いを自分で晴らすという事ですね。
「勝ったらやばいですね」
――勝って本戦に出場が決まったら戦いたい相手はいますか?
「そういうのは全然なくて、とりあえず早くベルトが欲しいなと思っています」
――鈴木真彦選手と戦いたいと考えたことはありますか?
「勝ち負けというより盛り上げたいっていう想いで戦ってみたいとは思いますけど、勝ち負けはあまり決めたくないですね」
――倒したいという感情とはちょっと違いますか?
「試合会場とかでも『貴紀頑張れ』って、ジムでも小さかったですけど『しんどいけど今頑張れ』っていう風に言われたから、戦いたいとかは言いにくいです(笑)」
――もし本戦に上がったら組まれそうですよね。
「そうですね。でもやるってなったら倒しにいきますよ」
――周りからはどんなファイターかと言われますか?
「結構真彦くんに似ているって言われます。戦いにくくてウザいって言われますね」
――ニックネームの爆撃キッドは自分で付けられたんですか?
「違います。勝手に付いてました」
――鈴木選手が問答無用の爆撃ボーイなので真彦2世みたいな感じですね。
「嬉しいですね」
――昔からああいう戦い方だったんですか?
「そうですね。プロになる前からずっと一緒に練習していて、会場でも動きをちゃんと見ておけって言われていたし、スパーリングもずっとやっていたから似てきたんだと思います」
――山口道場では最初から鈴木選手と2人でやっていたんですか?
「全然違います。小6からキックを始めたんですけど、中3くらいから真彦くんと練習し始めて、けどその頃には皆んな抜けて、プロになる前だから貴紀もプロに混ざって練習しろみたいに言われて一緒にやり始めたって感じです」
――鈴木選手とずっと殴り合ってきたんですね。
「やられてました。でも試合だったら勝てるって思っています」
――格闘技を始める前は何かスポーツはやっていたんですか?
「趣味でサッカーをやっていました。他は特にやっていなかったんですけど、走るのが好きでした」
――走るのが楽しかったんですか?
「というよりはいつもかけっことかで1位だったので得意だったんですよね」
――それが格闘技に活かされていることはありますか?
「あまりないですね。ちょっと足速いって言われるくらいです」
――格闘技以外にやっていることってありますか?
「格闘技以外は何もやってないです」
――休みの日は何してるんですか?
「お父さんの現場仕事を手伝ったり、フィジカルのジムに通っているんですけど、そこが福祉施設みたいなことをやっていて、デイサービスで知的障害や発達障害のある子とかの面倒を見たりしています」
――結構色々やられているんですね。趣味とかはありますか?
「友達と筋トレしたり音楽聴いたりとかですかね」
――友達とかにはどんなキャラって言われるんですか?
「このままで静かって言われますね」
――でも試合は静かじゃないですよね。
「それも言われます」
――リングに上がると人が変わるんですかね。
「僕はそのままの自分だと思っています」
――今回の試合は大チャンスだと思うんですけど、気持ち的にはどうですか?
「めっちゃやる気が出てます」
――このトーナメントで優勝したらRISEの勢力図が塗り変わると思うんですけど、そこについてはどういう思いがありますか?
「あまり考えてなかったです(笑)」
――今は大﨑孔稀選手がダントツトップにいますけど、そのまま優勝しても面白くないじゃないですか。自分がかき乱したいとかそういう思いはありますか?
「かき乱したいとかいうよりも、普通に優勝する気でいます」
――自信満々ですね。
「自信満々というかやらなあかんなって感じです」
――他に55kgで戦いたい選手はいますか?
「大﨑選手は戦いたいですね。あとは花岡選手とかも戦ってみたいです。他はあんまりですね」
――じゃあまずは今回の玖村選手を倒してって感じですかね。
「そうですね。僕、玖村選手と小中学校が一緒なんですよ」
――じゃあ玖村選手のことは昔から知っているんですか?
「実はTHE MATCHくらいで知ったんですよね。小中学校が一緒なんだって(笑)」
――玖村選手がK-1からRISEに来て、1戦目で志朗に倒されたのはどういう風に見ていたんですか?
「ちょっと悔しかったですね。やっぱり地元が一緒って聞いたら応援しようかなって気持ちになります。だから真彦くんと玖村選手の試合の時もちょっと複雑な気持ちでした」
――通っていた学校はやんちゃな感じだったんですか?
「めっちゃ真面目なところでした」
――山田選手自身はやんちゃでしたか?
「僕はめちゃくちゃ普通でした」
――喧嘩とかもした事はなかったですか?
「した事ないです。手を出した事がないですね」
――格闘技をやるとボコボコにするじゃないですか。
「はい。多分スポーツとして見ているからだと思います」
――試合の時はどういう気持ちで戦っているんですか?
「集中してセコンドの言うこと聞こうって感じです」
――殴るのが楽しいとかそういうわけではないですか?
「上手くいってる時は楽しいです(笑)。楽しいというか早く倒れてほしいなと思っています」
――ちょっと変わってるって言われませんか?
「言われます」
――どういう時が1番楽しいって感じますか?
「KOした後に皆と会う時ですね」
――KOした瞬間ってどんな気持ちなんですか?
「あ、倒れた。みたいな感じです」
――玖村選手のことは倒せそうですか?
「倒せそうです。志朗選手の時に結構倒されていたじゃないですか。それで当たったら意外と行けるんじゃないかなって思いましたし、真彦くんとの試合の時も結構効いているなって思いました」
――玖村選手は打たれ強い方だと思いますよ。
「そうなんですか? 顔はあんまりな気がします」
――ちなみにフィニッシュは何で倒すんですか?
「その時に倒せるやつで倒そうかなと思っています」
――判定を狙おうとは思っていないですか?
「狙っていないです。せっかく玖村選手と試合ができるから、普通に勝つより倒しにいこうって思っています」
――玖村選手と高校は違ったんですか?
「高校はStyleという所に行っていたので違いました」
――Styleっていう事は塚本望夢選手と同じでしたっけ?
「そうです。最近RISEに出ていた健真くんとかも一緒です」
――山田選手の得意技ってなんですか?
「膝が得意だと思います」
――ジラリー選手みたいですね。前回の試合で花岡選手のことを膝でダウン取っていました。
「花岡が倒されていたんですか?」
――あまり人の試合は見ないタイプですか?
「見たい人の試合は見るんですけど、興味がない人の試合はあまり見ないです」
――格闘技自体も知り合いが出ている試合とかじゃないとあまり見ないですか?
「そうですね」
――鈴木選手と一緒ですね(笑)。
「そうなんですか? 2代目爆撃ボーイとして頑張りたいです」