まずはISKA世界タイトルを狙う南原
『キックボクシングフェス.3 GOAT』が2026年10月25日(日)東京・テレビ東京天王洲スタジオにて開催が決定。同大会がテレビ東京系全国6局ネット(テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビ北海道、テレビせとうち、TVQ九州放送)にて生中継されることが、9月14日(月)都内にて行われた記者会見で発表された。
ISKA K-1ルール世界ライトクルーザー級タイトルマッチ3分3R延長1Rで、王者ヴァンゲリウス・ジョルジス(ギリシャ/Urban Fight Club Valakis-Mallios team)に南原健太(TARGET SHIBUYA)が挑戦する。

南原は幼少時代から極真空手を学び、小学生の時は那須川天心と自他ともに認めるライバル関係にあった。2022年オープントーナメント全日本体重別空手道選手権大会軽重量級優勝などの実績を持つ。2021年7月にRISEでプロデビューし、3試合連続KO勝ちを収めたが、2022年4月にカルリ・ギブレインにKO負け。その後、坂本優起にKO勝ちして再起を果たすと、2023年3月にはK-1との対抗戦で愛鷹亮を1Rでマットに沈めた。
8月に「第2代RISEライトヘビー級(-90kg)王座決定トーナメント」で優勝して王者になると、12月にビクター・デ・コニングをKO、2024年6月にジェシー・アスティルもKOして7連続KO勝ち。その後、1年間の休養を経て2025年7月の復帰戦でジョン・ソンジクに判定勝ち。2026年8月のRISE王座防衛戦ではグンター・カルンダを右フックでKOして初防衛に成功した。戦績は12勝(11KO)1敗。
ジョルジスは南原よりも身長4cm高い190cm。KGBギリシャ王者、WKUインターコンチネンタル王者、ISKA K-1ルール -85kg世界王者の肩書きを持つ。戦績は15勝(6KO)5敗。

会見に出席した南原は「まずはこの素晴らしいGOATという団体に出場が決まって本当に嬉しく思います。今回地上波、また生放送ということもあり、僕自身ここに選ばれたからにはキックボクシング、立ち技というものを世の中に広める、そしてキックボクシングが面白いと思ってもらえるチャンスをしっかりと僕の試合を見て皆さんにお届けしたいと思っています。対戦相手はISKAのチャンピオンなので、僕も日本人として、そしてRISEのベルトを背負ってしっかりと勝ちますので、皆さんぜひ注目してください。僕の試合に外れはないです。押忍」との意気込み。
対戦相手の印象は「バランスのいい選手で、穴も少ない選手だと思うんですけど」と評するが「僕らのこの重量級という階級は判定じゃなくて必ずどちらかが倒れる、分かりやすい試合をお見せしないといけないと思ってます。僕自身が必ずKOで仕留めますので、初めてキックボクシングを見る方でも分かりやすい、エキサイティングな、みんなが沸くような試合をお見せできますので、ぜひ楽しみにしていてください」と、誰が相手でも必ずKO決着してみせるとする。

地上波での生中継に関しては「今いろんな時代になりましたけど、やっぱり地上波っていうのは、そしてレギュラー化っていうのは本当に僕自身も嬉しく思っていますので、このビッグチャンスをしっかりと掴んで盛り上げていきたいと思います。僕自身もずっと4歳から格闘技を続けてきて、今28になるんですけど、僕の今のこの位置に来るまでは簡単ではなく、苦しいこともたくさんあったので、すべてを僕の戦いで、リングで生き様を皆さんにお届けしたいと思います」と、自分の生き様を見せたいとする。
地上波でキックボクシングの試合が生中継されるのは16年ぶりだという話を聞き、一番記憶に残っている地上波で見た試合は何かと聞かれると「僕は魔裟斗選手を見て憧れましたね。こんな選手になりたいだったり、男として凄いカッコいいいいなっていうのをもらったので、そこが一番印象に残ってます」と、魔裟斗の試合が印象深いとした。

南原はGLORYの世界王座を狙うと公言しているが、その過程でISKAの世界タイトルを獲るというのはどういう意味があると思うか、との質問には「GLORYの世界王座を目指している中で、ここでISKAのベルトっていうのは本当にビッグチャンスだと思います。ここでしっかりとISKAのベルトを獲って、そのまま勢いづいて、このままどんどんどんどん駆け上がりたいと思ってます」と、奪取することで弾みをつけたいという。
RISEでは90kgの王者だが今回の体重は-85kgとなり、「これから目指すGLORYでも85kgで新しいベルトを目指しているので、85kgはこれから世界を目指すのに一番適した体重になっています」と、世界と勝負するのは85kgの舞台だとする。
「時代は巡っていくので、今は軽量級が格闘技界すごい盛り上がってると思うんですけど、昔のK-1っていうのは大型の選手が倒し合いをして、見てる人に熱を届けていたと思うんで。重量級の日本人って本当に希少な選手になっていると思うんで、そこをしっかりみんなに届けるのが僕の使命だと思っているんで、みんなに格闘技の面白さを届けたいと思ってます」と、重量級の面白さを再認識させたいと話す。
ダウンを奪われてからがスタートとなる「南原劇場」は今回もあるのか、と聞かれると「熱くなっちゃうし、これだけテンションの上がる生中継なんで、作戦がぶっ飛んで僕も無礼講に行っちゃう可能性はありますね。最後は必ず僕が立ってるんで大丈夫で」と笑った。





