青木に「認められたのは嬉しい」

――先ほど大晦日について休もうかなというお話がありましたけれども、会場がバンテリンドーム、朝倉選手の地元の愛知ということになってますけども、そこへの思いというのは現状どうなんでしょう。
「地元だから出たいとかは特にないんですけど、右手を怪我してて。試合前から実は怪我してて。最後のパウンドでまた痛めちゃったんで、もしかしたら折れてるかもしれないなっていうか、ちょっと腫れてきてるんで。なんだかんだあと3カ月とかしかないと思うんで、一回休憩してもいいかなとは思ってます」
――今日の試合後、ネットでは朝倉未来選手と平本選手の第2戦のシナリオができてるなんて勝手に盛り上がってるファンもいるんですが、そういった方たちへ何かメッセージとかあれば。
「いつか必ずやらないといけないと思ってるし、それをお互いに思ってると思うし。俺は全然負ける気もないし。今日の試合もまだ全部見れてないですけど、全然俺の方が強いなと思っちゃうんで。時が来たらぶちのめしたいかなと思います」
――今着てらっしゃるのはRIZINのシャツじゃないですか。今までって自分の応援Tシャツとか着て入場されてたと思うんですけど、RIZINを背負う意思みたいな…。
「それ聞いちゃいます? よく気づきましたね。今日応援Tシャツ着てきたんですよ。それ新品のやつ着てきちゃって。洗濯してなかったんで、入場(式)の時に着てたじゃないですか。アップそのままして服を脱いだら全部身体が真っ黒になって。洗濯してなかったんで、これはまずいということで急遽これにしました。RIZIN背負ってるとかは関係ないです」

――青木選手は未来選手より9歳上ですね。ご自身がこれからキャリアを重ねていく中で、青木選手の年齢ぐらいまでやりたいとかは?
「いや、ないです。だから本当尊敬してます」
――30歳までと言いながら、今続けられている中で、どこか線引きとか意識はありますか?
「でもね、もう勝てないなって思ったら辞めるかもしれないですね。一時期勝てない時期もあったけど、練習場に行けばやっぱ強いってなっちゃうし。成長してる部分が自分の中で、グラップリングとか新しいコーチが入って強くなってるしってので今続けてますけど。どうなんですかね。あと、求められてたらやるかもしれないです。もう別に朝倉未来の試合見たくないよってなったら、それを感じたら僕はすぐ引退すると思ってます」
――フィニッシュの場面、そこまでにテイクダウンのプレッシャーが何度もあって、それで三角絞めを落として、でも最後バックで4の字に組まれました。あの時に青木選手の後ろの息遣いみたいなものを感じてましたか?
「息遣いは感じてないですね。僕は4の字バックから逃げるのはすごい得意で。練習でもずっと極められてなくて、4の字からの練習をずっとやってたんで、そこはもう冷静にいましたね」

――あそこで青木選手が4の字を解いて、脇をすくって腕十字に来るのはもう感じていた?
「そうですね。その1個前のアクションでこっちの手を取られた時に、腕十字を狙ってるなっていうのは思ってました。だからその時に逃げ込もうかなとは思いました」
――そこで離れるんではなくて、パウンドでっていうのはもう体が動いた?
「そうですね。先に動きました」

――今回の試合が、日本の格闘技界の歴史というか、時代が交わる瞬間というか、そういう試合だったと思うんですけども、最後健闘を称えられて、青木選手から腕を上げられた時はどんな思いでしたか?
「嬉しかったですね。本当に僕は青木選手、結構世間的に嫌われてるのかわかんないけど、僕はずっとリスペクトしてるし。格闘技が盛り上がってない時代からずっと一線で活躍されて、今もなおトップでやってるっていうことが本当にね、尊敬できる部分だと思うので。そういう選手に認められたのは嬉しいです」
――(痛めた)拳は右と左どちらを?
「右手ですね。右手を3週間前かな。ちょっと強めのスパーリングで怪我して。右手なしでずっとスパーリングしてたんですよ。だから僕の悪い癖で右フックみたいなのがあったんで、それを修正できたんで本当に良かったです。試合の時はもう問題なかったので大丈夫だったんですけど、パウンドでまた同じところを痛めました」




