MMAは私を解放してくれる

――RENA選手が全日本ジュニアのチャンピオンである大島沙緒里選手という柔道家と練習していることに関してはどのように感じていますか?
「ロシアの柔道と日本の柔道はそもそもスタイルが違います。それぞれの道場によってもスタイルが違うので、私のスタイルを日本で教えることは無理だと思いますし、逆に日本の柔道スタイルを会得したところで、私のスタイルに合わせるのは難しいんじゃないかなと思います」
――ATTで柔道からMMAに転向するにあたってどのようなきっかけをくれましたか?
「そもそも柔道はMMAのベースとしていいものだと思いますし、打撃の部分にも通用するものがあると感じていますので、いい練習をさせてもらってます。今回、セコンドには打撃のできるコーチを連れてきてます」
――その柔道の特にどういった技術だったり、強みをMMAに活かせていると思いますか?
「たくさんの技が使えると思いますね。まずはスイープだったり、小内刈、大内刈、大外刈、腰車、隅返、内股だったりとか、柔道の技はいろんな風に使えると思います」
――今練習されているATTで、同じ柔道ベースでUFC王者のケイラ・ハリソンさんとは、今回に向けて準備だったりとか、日頃も一緒にトレーニングをされてらっしゃるんでしょうか。
「ケイラ・ハリソンと練習するというか、そもそもATTは男性も女性も一緒に練習しますので、その中で一緒に練習する機会はあります。私をATTに誘ってくれたのがケイラなので、彼女がこの機会を与えてくれたこと、紹介してくれたことに対してとても感謝してます」
――今回の試合に向けてアドバイスは?
「特に助言というのはなくて、楽しんで出来るだけ早くフィニッシュ出来るようにっていう話をしただけです」

――クジュティナ選手の存在は日本の柔道界でもかなり有名ではあるんですけども、そもそもMMAファイターに転身するきっかけとか、どういうお考えで転身されたのか、改めてお伺いしてもよろしいでしょうか。
「特にこれといった理由はないんですけれども、東京オリンピックに出て、自分自身の最後のオリンピックだろうなと一つの区切りがつきました。でも、まだ身体も動きますし、自分も体力があると思っていたので、新しいスポーツにチャレンジしたいなと考えていました。そんな中、アメリカに移住してATTでトレーニングしている間に、実際にグローブをつけてMMAをやってみたら、非常にしっくりきたというか、すごく気に入りました。というのも、柔道だといろんな制限があって厳しいルールがあるので、道衣を着たりとかいろんな制限がある中で、MMAは私を解放してくれる、すごく自由な感じに競技できるっていうのが気に入って、そこからこのスポーツにチャレンジすることに決めました」
――柔道時代は52kg級で日本の中村美里選手だったり、阿部詩選手だったり、角田夏実選手とも戦っていると思うんですけども、彼女らと戦ってきた思い出だったり、印象を改めて教えていただけますか。
「彼女たちはとても強くて優秀な選手だと思いますし、その階級の中ではトップレベルの選手たちだと思います。私も彼女らの試合がある時は、たまに時間が合えば見るようにはしています」
――MMAファイターとしての夢だったり、最大の目標を教えていただけますか。
「今の目標はRIZINで勝って、RIZINのチャンピオンとしてベルトを巻くことです」




