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インタビュー

【RIZIN】RENAを「1秒でも早く試合をフィニッシュするために全力を尽くす」クジュティナ「日本の柔道スタイルを会得したところで、私のスタイルに合わせるのは難しい」

2026/09/10 15:09
 2026年9月10日(木)大阪・京セラドーム大阪『超RIZIN.5 浪速の超復活祭り』の前日公開計量が、9日(水)大阪市内にて行われた(※『超RIZIN.5』試合速報はこちら)。  第2試合のRIZIN女子スーパーアトム級(49kg)5分3Rで対戦する、RENA(SHOOTBOXING/シーザージム)は48.85kg、ナターシャ・クジュティナ(ロシア/Ural and Western Siberia)は48.75kgでそれぞれパスした。  バキバキの肉体で調子の良さを伺わせたクジュティナ。RIZIN初参戦となった浜崎朱加戦に続き、その盟友であるRENAをも撃破してスーパーアトム級王座獲りに一歩前進するのか。 今は私の時間です ――現在の心境を聞かせてください。 「とても大きな大会に出場することができて、こういった機会を与えられて非常に嬉しいですし、もう準備はできてます」 ――今回の対戦相手、RENA選手のファイターとしての印象を教えてください。 「RENAは本当に文句なしで、ナンバーワンのタイトルコンテンダーだと思ってますので、そういった強い選手と戦えることをとても嬉しく思います。基本的には対戦相手は気にしない。どんな相手が来ようが気にしないんですけれども、自分のやれることをやって試合をする準備は万端です。私はRIZINにチャンピオンになるために来ましたので、その準備はしっかりとできています」 ――RENA選手との試合は「見えないトーナメント」として行われますが、他のスーパーアトム級のこれまでの2試合はご覧になったでしょうか? 「そんなに見てないですね。というのも、この試合に勝たなければその先はないので、今の目の前の試合に全力で取り組んで集中しています。基本的には次の相手以外をあまり視野に入れないようにしていますので、誰が来ても勝てるような、そういった練習をして集中しています」 ――どんな試合の展開になるとご自身で予想しているか教えてください。 「予想はわからないです。RENA選手はストライカーですし、私はグラップラーですね。ストライカーvs.ストライカーだったら予想は簡単ですし、グラップラーvs.グラップラー、柔道vs.柔道だったらどんな試合になるのかは大体想像がつくんですけれども、この試合に関してはスタイルが違いますので、予想は難しい。私としては1秒でも早く試合をフィニッシュするために全力を尽くすつもりです」 ――会場は京セラドーム大阪という国内でもかなり大きいベースボールスタジアムで、 4万人以上のお客さんが来る予定ですが、こんな大きな会場で試合をされたことはありますか? 「いろいろな会場で競技者として戦ってきましたけれども、おそらくこれが一番大きい会場になるのではないかなと思いますし、すごく興奮してます。このような大きなイベントに関われることに対してとても光栄に思ってますし、すごく嬉しいです。特に大阪は初めて訪れる都市になりますので、その点に関してもいろいろと見て回りたいなとも思ってます」 ――大阪がRENA選手のホームタウンっていうのをご存知ですか? 「いや、知りませんでした。確かにここは彼女の街かもしれないですけども、今は私の時間です」 ――所属ジムのアメリカントップチームには今たくさん日本人ファイターが練習されてますけども、何か日本人ファイターとのコミュニケーションとか交流はありますか? 「私は日本人選手はとても好きですし、一緒に練習したり、お互いに助け合ったりしてますので良い関係を築けてます」 ――今回、野村駿太選手も一緒に出るので、揃って勝ってチームに帰りたいって感じですよね。 「そうですね。試合の前に一緒に写真を撮って、試合の後でまた一緒に写真を撮って、一緒に勝利を持ち帰ろうという話をしています」 ――打撃の得意な相手に対して、どのような練習あるいは練習相手を選んでやってきたでしょうか。 「特化した練習はしていません。日頃から男性とも女性とも一緒に練習しますので、当然男性の方が強いと私は思っていますし、男性に結構やられたりしていますので、そんな日々の練習の中で今回の試合のための準備は培われているんじゃないかなと思います」 ――その男性ファイターの中には、ストライカーの堀口恭司選手のアドバイス、あるいはスパーが含まれているんでしょうか。 「今回は特別はやってないですけども、前はやってましたね」 [nextpage] MMAは私を解放してくれる ――RENA選手が全日本ジュニアのチャンピオンである大島沙緒里選手という柔道家と練習していることに関してはどのように感じていますか? 「ロシアの柔道と日本の柔道はそもそもスタイルが違います。それぞれの道場によってもスタイルが違うので、私のスタイルを日本で教えることは無理だと思いますし、逆に日本の柔道スタイルを会得したところで、私のスタイルに合わせるのは難しいんじゃないかなと思います」 ――ATTで柔道からMMAに転向するにあたってどのようなきっかけをくれましたか? 「そもそも柔道はMMAのベースとしていいものだと思いますし、打撃の部分にも通用するものがあると感じていますので、いい練習をさせてもらってます。今回、セコンドには打撃のできるコーチを連れてきてます」 ――その柔道の特にどういった技術だったり、強みをMMAに活かせていると思いますか? 「たくさんの技が使えると思いますね。まずはスイープだったり、小内刈、大内刈、大外刈、腰車、隅返、内股だったりとか、柔道の技はいろんな風に使えると思います」 ――今練習されているATTで、同じ柔道ベースでUFC王者のケイラ・ハリソンさんとは、今回に向けて準備だったりとか、日頃も一緒にトレーニングをされてらっしゃるんでしょうか。 「ケイラ・ハリソンと練習するというか、そもそもATTは男性も女性も一緒に練習しますので、その中で一緒に練習する機会はあります。私をATTに誘ってくれたのがケイラなので、彼女がこの機会を与えてくれたこと、紹介してくれたことに対してとても感謝してます」 ――今回の試合に向けてアドバイスは? 「特に助言というのはなくて、楽しんで出来るだけ早くフィニッシュ出来るようにっていう話をしただけです」 ――クジュティナ選手の存在は日本の柔道界でもかなり有名ではあるんですけども、そもそもMMAファイターに転身するきっかけとか、どういうお考えで転身されたのか、改めてお伺いしてもよろしいでしょうか。 「特にこれといった理由はないんですけれども、東京オリンピックに出て、自分自身の最後のオリンピックだろうなと一つの区切りがつきました。でも、まだ身体も動きますし、自分も体力があると思っていたので、新しいスポーツにチャレンジしたいなと考えていました。そんな中、アメリカに移住してATTでトレーニングしている間に、実際にグローブをつけてMMAをやってみたら、非常にしっくりきたというか、すごく気に入りました。というのも、柔道だといろんな制限があって厳しいルールがあるので、道衣を着たりとかいろんな制限がある中で、MMAは私を解放してくれる、すごく自由な感じに競技できるっていうのが気に入って、そこからこのスポーツにチャレンジすることに決めました」 ――柔道時代は52kg級で日本の中村美里選手だったり、阿部詩選手だったり、角田夏実選手とも戦っていると思うんですけども、彼女らと戦ってきた思い出だったり、印象を改めて教えていただけますか。 「彼女たちはとても強くて優秀な選手だと思いますし、その階級の中ではトップレベルの選手たちだと思います。私も彼女らの試合がある時は、たまに時間が合えば見るようにはしています」 ――MMAファイターとしての夢だったり、最大の目標を教えていただけますか。 「今の目標はRIZINで勝って、RIZINのチャンピオンとしてベルトを巻くことです」
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