Krush.1912026年8月30日(日)東京・後楽園ホール
▼メインイベント(第9試合)第13代Krushスーパー・フェザー級王座決定戦 3分3R延長1R×西元也史(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)KO 1R 0分53秒 ※右ハイキック〇上野奏貴(kickboxing gym SHINYUUKI+)※上野が新王座に就く。
西本は伝統派空手出身で、2019年9月にKrushデビュー。朝久泰央、村越優汰、芦澤竜誠らと拳を交えた。一時は泥沼の5連敗を喫したが、2025年5月に紀州のマルちゃんから判定勝ちで連敗脱出。9月に小森玲哉に敗れるも、2026年1月に山本陸に延長戦で勝利。さらに4月のK-1では、元K-1王者の江川優生からダウンを奪っての大金星をあげた。戦績は18勝(12KO)14敗2分。
上野奏貴は空手出身で、K-1甲子園2023 -60kg王者として2024年7月に『K-1 WORLD MAX』でプロデビュー。2025年6月にRIZIN北海道大会で当時RISEフェザー級8位の山川賢誠に勝利し、12月にはKNOCK OUTの小森玲哉に判定勝ち。2026年5月、7連勝を飾っていた目黒翔大からダウンを奪って勝利し、現在まで8勝(4KO)無敗の快進撃を続けている。
1R、右カーフを蹴る上野は西元も右カーフを蹴り返してくるとステップでかわす。上野は右の三日月。西元が左フックを当てた直後、上野は回り込んで左三日月からの左ハイをヒットさせてダウンを奪う。
立ち上がった西元だが、足元がふらつき、再開直後に上野の左三日月を見せてからの右ハイがテンプルをかすめるように決まり、西元は前にダウン。即座にレフェリーがストップし、上野の秒殺KO勝利となった。
「よっしゃー! 対戦してくださった西元選手ありがとうございました。今回も北海道からたくさんの応援団が来てくれて力になりました。こんな綺麗に勝てるとは思っていなかったので。自分、2週間前に眼窩底骨折2箇所してしまって 手術して1週間ちょっとってとこで見えなくて本当に試合出来るのかなって病院で一人で泣いたり、練習中も怖くなってどうしようと思ったんですけれど、仲間と自分を信じてやれば何でも叶います。
兄も負けてしまったけれどこんなもんじゃないので、俺も練習でやられて全然かなわない兄なんです。絶対に2人でチャンピオンになってK-1とKrushを盛り上げるのでこれからも一緒にやろう。僕をチャンピオンにしてくれた家族、仲間たち、トレーナーたち、ありがとうございます。
そしてお父さん、毎日毎日ボロボロになって身体を張ってくれました。なかなか恩返しが出来ないですけれど、結果でいい姿をを見せられたと思います。これからも一緒に頑張っていきたいと思います。最強のチャンピオンになっていくのでこれからもよろしくお願いします」と語った。 試合後、眼窩底骨折について聞かれた上野は試合2週間前の日曜日に東京でのスパーリングで負ったと言い「その日に北海道に帰って、今日から入院して明日手術と言われて。もう終わったと思ったんですが、医者にはよくなるし、試合もできると言われて」と手術を決意。水曜日に退院して当初は目のピントが合わなかったが、試合直前に見えるようになったのだという。 それでもまだ完全ではなかったが、「(左フックを)一発もらって距離感が分かった。それでもらってやり返しました」と、西元に左フックをヒットさせられたことで距離感がつかめ、ハイキックにつながったと語った。
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▼セミファイナル(第8試合)Krushライト級 3分3R延長1R〇古宮 晴(team VASILEUS)KO 2R 1分04秒 ※右ストレート×上野空大(kickboxing gym SHINYUUKI+)
古宮は聴覚障害のハンディを持ちながらもABEMAの『格闘代理戦争』で史上初の3人抜きに成功するなど大活躍。2020年4月にプロデビューし、2021年8月にはK-1甲子園 -65kgで優勝を飾った。プロでは2戦目で初黒星を喫するも、その後は5連勝と波に乗った。2024年はDEEP☆KICKに参戦し、6月には第6代DEEP☆KICK-63kg王座を奪取。2025年2月のKrushライト級ワンデートーナメントでは準優勝となった。2026年5月には佐野天馬を破り、戦績を13勝(3KO)4敗とした。
上野空大は3歳から空手を始め、フルコンタクト空手では通算70大会で優勝を果たしている“フルコンタクト空手70冠”。K-1アマチュアを経て2023年3月にプロデビューを果たし、2024年9月にゴンナパーの対戦相手に抜擢。体重超過していたゴンナパーに3RでTKOに敗れ、初黒星を喫した。
2025年4月29日に児玉兼慎にもKOで敗れたが、2025年6月のRIZIN北海道大会でファーパヤップに勝利。しかし9月、永澤サムエル聖光と激闘の末に延長戦で判定負け。2026年2月、丸山晃毅を初回KOに破って再起すると、5月には元K-1王者の林健太をTKOで破る番狂わせ。空手仕込みの多彩な足技を得意とする。戦績は7勝(4KO)3敗。
1R、ジャブを突いて前へ出るのは古宮。上野は下がりながらもジャブを突き、右カーフを蹴る。古宮のワンツー、右ボディストレート。ボディから顔面へつなげてくる古宮に上野も右ボディストレートで応戦。上野は左ミドルを蹴るとすかさず左顔面前蹴り。
古宮の右ストレートに上野は吹っ飛ぶが、左右フックと左三日月。どんどん前に出る古宮が、ラウンド終了間際に狙いすました右ストレートをヒットさせ、上野はダウン。立ったところでゴングが鳴った。
2R、上野は左三日月を連打、古宮は距離を詰めて左ボディからの左フック、右ショートストレートからの右ボディストレート。かなり距離を詰めて打ち合う古宮は、右フックをヒットさせてダウンを追加する。左ボディからの左フック、右フック。上野の右ストレートに右ストレートのカウンターを合わせ、上野は座り込むように倒れ、古宮のKO勝ちとなった。
古宮はマイクを持つと「上野くん期待の選手だけあってプレッシャーがあったし、強かったんですけれど、おかげで僕も強くなれたので感謝しています。僕はライト級で一番強いと思っているので、タイトルマッチお願いします。まだまだ強くなるので、まだ見せてないもの一杯あるのでこれからも楽しみにしてください」とタイトルマッチをアピールした。
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▼第7試合 第10代Krushフェザー級王座決定トーナメント・準決勝 3分3R延長1R〇橋本雷汰(ALONZA ABLAZE)KO 1R 1分13秒 ※左ストレート×齊藤龍之介(ドージョー☆シャカリキ)※橋本が決勝へ進出。 橋本はK-1甲子園2022 -60kg優勝。2022年12月からKrushに参戦し、2024年9月の「第9代Krushフェザー級王座決定トーナメント決勝戦」で石田龍大に延長戦で惜敗するまで6連勝。2025年6月、Krushで初のオープンフィンガーグローブマッチに臨み水本悠我を3RでKOした。さらに9月にはHERO'Sルールに挑んだ(長野将大にTKO負け)。11月、斗麗に延長戦で判定負けも2026年5月に元K-1王者の椿原龍矢を延長戦で破る大金星。戦績は10勝(4KO)2敗2分。 齊藤は、2021年のK-1甲子園で大久保琉唯と決勝戦を争い、惜しくも準優勝に。2023年6月のK-1横浜武道館大会で当時プロ無敗の大久保琉唯と対戦して初黒星を付け、リベンジを果たした。2025年10月に保井広輝に延長戦で判定勝ちしたが、2026年2月の倉田永輝戦で判定負け。しかし、4月に永坂吏羅をKOで仕留めた。戦績は10勝(3KO)4敗。
1R、サウスポーの橋本に右ミドル、左フックを打つ齊藤に、橋本が左ストレートを直撃させてダウンを奪う。2度目も真っ直ぐの左ストレートを直撃させ、ダウンで即座にレフェリーがストップ。橋本のKO圧勝となった。
マイクを持った橋本は「正直最近、あまりぱっとした試合出来てなかったけれど、だいぶ強くなったでしょう。次の決勝の相手散々言っていたのにしょうもない試合をしていたので、次も1Rで倒しちゃいます」と挑発。
これにムッとした表情を見せた松本は「まずファンから教育したほうがいいですよ。めちゃめちゃさんざん言われているので、言っとけて感じなので。今日は全然ダメでしたけど、今日は勝つ試合しただけで決勝は派手に行きます。今のうち口叩いとけよ。ビビらせますよ。楽しみにしとけよ」と言い放ち、リング上では橋本が松本の胸を押すなど不穏な空気が流れた。
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▼第6試合 第10代Krushフェザー級王座決定トーナメント・準決勝 3分3R延長1R×倉田永輝(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)判定0-2 ※28-29、28-28、28-30〇松本海翔(TAD)※松本が決勝へ進出。
倉田は2025年4月『Krush.173』でスーパー・バンタム級からフェザー級に階級を上げると、水津空良を1RでKO。8月にはBigbangでフェザー級挑戦者決定戦に出場。打ち合いの激闘で竹添翔太を延長戦で振り切ると、その勢いのまま11月に宮崎勇樹を1RKOし、Bigbangフェザー級王者となった。2026年2月にK-1に出場すると齊藤龍之介に判定勝ち、4月には寺島想にも判定勝ちで5連勝中。戦績は13勝(7KO)6敗1分。
松本は第12回K-1アマチュア全日本大会チャレンジAクラス-55kg優勝、第41回K-1アマチュアチャレンジAクラス-55kg優勝で、2023年4月に『Krush-EX』でプロデビュー。5連勝で2025年5月にKrushフェザー級王者・石田龍大に挑戦したがKO負けで初黒星。その後は水津空良、永坂吏羅に連続KO勝ち。11月にアブダビで開催されたWAKO世界大会で日本人初の金メダルを獲得した。2025年2月、新美貴士に挑むも延長戦で惜敗。戦績は7勝(5KO)2敗。
倉田と松本は、当初4月のK-1で対戦するはずだったが、松本が練習中の怪我により欠場。Krushで仕切り直しの対戦となった。
1R、サウスポーの松本は右へ回り込みながらの右フック、右ロー。松本はステップを踏みながら近付いていき、右ローと右インロー。ジャブを突く松本は左三日月を蹴る。左ボディも。倉田の左サイドに動きながら左のパンチを当てていく松本だが、倉田の右インローにバランスを崩す。
松本は回り込んでのジャブ、左ストレート。倉田が右インローから左右フック連打で松本をロープ際まで下がらせ、ワンツーもヒットさせる。強打を当てた倉田のラウンドに。
2R開始と同時に左ローを蹴る松本。倉田が右ストレートで前進していくと、松本はワンツーと右フックで迎え撃つ。至近距離でパンチを交わす両者。ジャブを突いて回り込む松本と倉田の左フックが交差し、松本の左ボディからの右フックでインローを蹴ろうとした倉田がダウン。立ち上がった倉田は右カーフを蹴って右ストレート。左フック。
松本も左ストレートで応戦。強い左ローを蹴る松本に倉田も右インロー。ジャブを打って回り込む松本は、倉田が打ちに来ると右フック、左ストレートで迎え撃つ。松本が連続ヒットを奪い、倉田が前へ出てくるとステップで回り込んでかわす松本。
3R、追いかける倉田を左ストレート、右フックで迎え撃つ松本。当てるとすぐに回り込んで距離をとり、倉田を追ってこさせての左ストレート、ジャブ。リングを大きく使って回り込む松本。ジャブ、ワンツーを当てては回り込み、倉田の追撃をかわす。
倉田も左フック、左ボディを当て、松本を追い詰める場面もあるが、松本は右フック、ジャブを打って回り込む。右へかわす松本に倉田は左フック、右ストレートを狙うが、松本は空振りさせる。
判定2-0で松本が接戦を制し、決勝へ駒を進めた。
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▼第5試合 -64.0kg契約 3分3R延長1R×北井智大(チームドラゴン)KO 1R 1分30秒 ※左ボディブロー〇猪瀬尚希(K-1ジム総本部チームペガサス) 北井は2011年9月から2016年6月までKrushで活躍後、チームドラゴンのニューリーダーとしてRISEで活躍。後半戦の強さを活かして勝利することが多く、パンチでの猛攻で逆転勝利を飾ってきたRISE随一の激闘派として知られる。2021年9月に初のオープンフィンガーグローブマッチに挑んでYA-MANにKO負けを喫し、以後4連敗したが2023年7月に北濱精悦をKOして復活。その後は3連敗した後、裕樹に判定勝ち。前戦は2025年10月にACHIに判定負け。戦績は25勝(10KO)23敗2分。
2016年6月以来のKrush参戦、そして前田憲作率いるチームドラゴンがKrushに帰って来ることはかなり大きなインパクト。
迎え撃つは猪瀬尚希(K-1ジム総本部チームペガサス) 。K-1甲子園2023東日本予選 -65kg優勝の実績を持ち、2026年1月にプロデビュー。左右フック連打でKO勝ちすると、4月のK-1での2戦目もボディブローでKO勝ちした。
1R、いきなり仕掛けた猪瀬の右フックで北井がダウン。強烈な左右フックと左右ボディをまとめる猪瀬が北井をロープへ釘付けに。北井も左右フックを返すが猪瀬の回転が止まらない。左ボディが決まると北井が崩れ落ち、猪瀬のKO勝ちとなった。
猪瀬はマイクを持つと「今、まだKOないと思うんですけどこれで会場盛り上がったと思うので、これから4試合も盛り上がって明日からまた頑張ってください」と話した。
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▼第4試合 Krushスーパー・バンタム級 3分3R延長1R〇白幡裕星(K-1ジム総本部チームペガサス)判定3-0 ※30-29×2、30-28×寛心(士魂村上塾)
白幡はアマチュアで多数の経験を積み、2018年10月にプロデビュー。2019年12月1日にMuayThaiOpenスーパーフライ級王座を獲得。2021年2月にはKNOCK OUT-REDスーパーフライ級王座も奪取。2022年3月、RIZINで吉成名高に挑むもTKOで敗れている。2023年2月にKrush初参戦で第6代Krushバンタム級王者・吉岡ビギンを判定で破った。2024年は「第9代Krushバンタム級王座決定トーナメント」決勝に進出するも黒川瑛斗に敗れ王座戴冠ならず。2025年7月のK-1で石井一成に惜敗、10月に大夢、2026年4月には上遠野寧吾に敗れ3連敗中。戦績は18勝(1KO)9敗1分。
寛心は2024年3月のBigbangでプロデビュー。2025年12月にKrush初参戦、藤田 和希に判定勝ちし、2026年4月のK-1では鈴木太尊にも判定勝ちで2連勝。戦績は5勝(1KO)2敗。
1R、サウスポーの白幡は左ミドルと左前蹴り、前に出る寛心も右三日月を返す。ジャブから右ストレート・右オーバーハンドを打つ寛心。白幡は右フックを打っておいてからの左ボディ。白幡の左ミドルに右ストレートを合わせ、さらに右ストレートを打つ寛心。白幡は左ミドルハイで寛心をのけ反らせる。
2R、白幡は左ロー、左ミドルを蹴り、寛心が蹴り返してくると左ストレートを合わせようとする。右ボディストレートから左フックの寛心、白幡はヒザを蹴る。白幡の強い左ミドル、さらに左ヒザ。
3R、寛心は左右フックで前へ出ていきヒザにつなげる。白幡は左ボディストレート、左ヒザ。寛心が出てくるところに上手く左ミドル、左フックを当てていく白幡。白幡のバッティングがあり、一時中断。再開後、左ストレート、左ボディ、左ヒザで攻め込む白幡。上手く当てていった白幡のラウンドか。
判定3-0で白幡が勝利した。
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▼第3試合 Krushフライ級 3分3R延長1R〇大久保世璃(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)判定3-0 ※30-29×3×金太郎(team Bonds)
大久保はK-1甲子園2024 -55kg王者。大久保琉唯の弟。2025年2月のK-1でプロデビューし、2025年8月に開幕した「第5代Krushフライ級王座決定トーナメント」では準決勝へ進出するも安尾瑠輝に敗れプロ初黒星。2026年3月、琥伯を右ストレート、左フックでKOして再起した。戦績は4勝(1KO)1敗。
金太郎は18歳(試合時には19歳)の大久保よりも若い17歳。2026年5月のKrush初参戦ではバンタム級で松谷梛と打ち合いの末に判定2-0で敗れている。今回は本来のフライ級での出場。戦績は2勝(1KO)1敗。
1R、右カーフと左ミドルの大久保に金太郎は左フック、左ボディ、右ストレートとパンチを狙う。大久保はそれでも右カーフから削っていき、左フック。右フックから左フックの大久保に金太郎は左フックを打つが、大久保はしっかりブロック。
左三日月の直後に大久保は飛び込んでの左ボディ。右ボディを打たれた大久保はすかさず右簿デイlを返す。左三日月から右フックを当てる大久保に、金太郎も左右フックで応戦。
2R、左フックを狙う金太郎に大久保は左ミドルと左ボディ、左ヒザ。左カーフを蹴る大久保に金太郎も左右フックを回転させる。大久保の右カーフにバランスを崩す金太郎。大久保は余裕が出てきたか、後ろ廻し蹴りを放って残身を決める。
3R開始と同時に金太郎が打ち合いに行く。大久保はヒザで応戦。大久保の右カウンターがヒット。ボディを打ち合い、返しの右フックを当てるのは金太郎。大久保の左三日月、左ヒザが鋭く決まったが、その後にローブローがあり試合中断。
金太郎が胴廻し回転蹴りを空振りすれば、大久保は後ろ蹴りを繰り出す。組んだ時の崩しで上手さを見せる大久保は左ヒザ、左三日月もタイミングよく当て、組まれるとすぐに相手を崩して攻撃に行く。
判定3-0で大久保が勝利を収めた。
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▼第2試合 Krush女子アトム級 3分3R延長1R〇高梨knuckle美穂(K-1ジム五反田チームキングス)判定3-0 ※30-28×2、30-27×大西日和(SHINE SPORTS CLUB)
高梨は2018年9月にプロデビューすると、2019年5月にキャリア3戦目にしてKrush女子アトム級王座に就いた。10月にパヤーフォンの挑戦を退けて王座防衛に成功するとミニマム級に転向。2020年9月にMIOを破るなどデビュー以来無傷の10連勝を飾っていたが、2022年6月に初の国際戦となるエリヴァン・バルト戦で初黒星。以後、リングから離れていたがジムを移籍して2025年1月に復帰。MOEに判定勝ちした。戦績は11勝(2KO)1敗。
大西は初代KPKB(九州プロキックボクシング)女子アトム級王者で、2024年5月のKrushでK-1グループに初参戦。これまで7勝(2KO)2敗で、2敗はいずれも末松晄に付けられたもの。2025年11月に坂田実優を延長戦で破り、初回KPKBインターナショナル女子アトム級王者となった。
1R、サウスポーの大西は高梨が入ってくると左右へ回り込む。追う高梨はワンツー、前蹴り。左フックからの右ストレート、左右連打でロープを背負わせる。
大西は左ミドル、左インカーフを蹴るが、高梨の左フック、右ストレートが襲う。一発当たると連打をまとめる高梨。左インローを蹴る大西だが高梨の連打に攻め手を見出せず、鼻から出血。
2R、ワンツーの連打を次々とヒットさせていく高梨。大西もワンツーで対抗するが、高梨の回転の速さに追いつかない。大西はならばと左ミドル。高梨は左フック、右ストレートを当てて一気に回転を上げての連打。
高梨は左ミドル、前蹴りも混ぜる。大西は鼻血を出しながらも左ストレートで応戦するが、高梨の前蹴りに突き放される。大西が飛び込んでの左ストレートをヒットさせるが、すぐに高梨が右ストレートで逆襲。
3R、高梨は荒々しく左右フック、右ボディを打つが、大西にも左ストレートで応戦。至近距離での打ち合いになるが、大西は回り込む。前蹴りで突き放し、大西が前に出てくるところ右ストレートで迎え撃つ高梨。
大西の連打で高梨が下がり、コーナーへ詰められる。高梨は前蹴りを多用するが、ここで大西の勢いが優り高梨は下がらされる。最後は高梨も足を止めて打ち合い試合終了。
高梨が判定3-0で勝利、若手の追随を許さなかった。
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▼第1試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R×伊藤 渚(K-1ジム川口ブルードラゴン)判定0-2 ※29-29、29-30×2〇安 晟太(サクシードジム team EXCEED)
1R、安は右カーフを蹴り、左ボディからの右フック。伊藤は右を打つが安は左フックを合わせに来る。伊藤も右カーフ。右カーフを蹴って前に出てくる安に伊藤は右ストレート。至近距離で右カーフを蹴り合う両者。
安の右フックで伊藤はバランスを崩す。伊藤が右を打って来るとすかさず右フックを返す安。右のショートアッパーも打つ。
2R、伊藤が前に出て左右の連打も安も下がらず打ち合う。互いに至近距離で顔面とボディを打ち合い、右カーフを蹴る。伊藤は右のショートアッパーも。左フックの打ち合いは安が当てる。左ボディ、右アッパー、右カーフと攻撃を散らせる安に伊藤も左フックからの右ボディストレート。両者押し合って譲らない展開の中、安の右カーフが決まる。
3R、伊藤は再び押し合いを挑み、左右連打から飛びヒザ蹴り。安も下がらず至近距離で打ち合い、右カーフを蹴る。右ヒザを突き上げる伊藤は飛びヒザも放ち、右アッパーと右フックを当てる。押された安だが右アッパーからの右フック。
両者かなりの消耗を見せるが、伊藤が押し合いで前へ出ていく。安面左フックをヒット。安の右フックで伊藤が一瞬グラつく、安は笑顔を浮かべて打ち合いに。
タフな試合は安が判定2-0で制した。
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▼プレリミナリーファイト Krushフェザー級 3分3R〇岩上行統(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)判定3-0 ※30-27、30-26×2×齊藤 律(Y's glow)
1R、サウスポーの齊藤は空手のヒザから下が変化する蹴りを多用。サイドキックで岩上をのけ反らせ、岩上がパンチを打って来ると胴廻し回転蹴りを2度放つ。岩上は強い右インローを蹴り、右ストレートも強く打つ。
2R、岩上は右ストレートを打ってどんどん前へ出ていき、右ストレートと左フックを当てる。齊藤は左ストレート、サイドキック、ミドルキックと蹴りを出していくが、岩上の右ストレートを何度ももらう。しかし、ラウンド終了間際、齊藤のバックハンドブローがヒット。
3R、右ストレートで顔面とボディを狙う岩上に、齊藤はサイドキックとバックハンドブローで必死の応戦も力強さがない。胴廻し回転蹴りも空を切る。終盤、岩上の右ストレートで齊藤がダウン。岩上が追い、齊藤が蹴りでしのぐ展開で試合終了。
判定3-0で岩上の勝利となった。