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【ONE FF】TEAM TEPPENの羅司が初出場で初回KO勝ち&ボーナス、イーヤン・シェンがヒジ打ちでBigbang王者・竹添翔太をTKO、バンルーロックがソンチャイノーイに完封勝利で吉成名高との再戦をアピール、山﨑一央がロングスタッフに3度ダウン奪われ初回TKO負け

2026/08/21 20:08
ONE Friday Fights 167 & The Inner Circle 272026年8月21日(金)タイ・ルンピニースタジアム※U-NEXTにてLIVE配信(第8試合のジェイソン・セドーvs.川崎ごうるは川崎がメディカルチェックに不合格となり、代役が時間内に見つからなかったため中止となった) ▼第7試合 ONEストロー級(-56.7kg)キックボクシング 3分3R×ヴサル・アリエフ(アゼルバイジャン)KO 1R 2分16秒 ※右フック〇羅司(TEAM TEPPEN)※アリエフは規定体重(122ポンド=55.3kg)を800グラムオーバーでクリアできなかったため、羅司に補償金を支払うことで両選手は試合を行うことに同意した。 羅司は2022年5月にRISEでプロデビュー。伊東龍也にKO負けの苦いデビュー戦となったが、その後は2KOを含む3連勝。2023年10月に遠山翔太に判定で敗れ、2024年5月は相沢晟と引き分け。その後は怪我でブランクが開いたが、2025年7月と12月にKROSS×OVERで2連勝を飾った。アリエフはONE初参戦。  1R、左へ回り込みながらワンツー、右ローのアリエフに羅司は右ロー。羅司が右フックをヒットさせるとアリエフはムキになってクロールのような左右フックで打ち合い、羅司もボディを混ぜた左右の連打で応戦。羅司が右ミドルに合わせた右フックでダウンを奪う。  羅司が右フックを狙い撃ちにし、右三日月も蹴る。前に出て左右ボディ、左ロー、右フック。アリエフを追い詰めて右ボディと右ヒザ、そして左フックからの右フックでダウンを奪うとレフェリーがストップ。 「サワディカップ! 1Rから倒しに行く練習をしていて予想通りです。会長とは腹を散らしてそこから上を狙う練習をしていたんですけれど、フックも練習していたので出来ました」と勝利者インタビューに答えた羅司には、35万バーツのボーナスが贈られた。 [nextpage] ▼第6試合 ONEフライ級(-61.2kg)ムエタイ 3分3R〇イーヤン・シェン(中国/Sheng Li Ren He)TKO 1R 1分03秒 ※3ノックダウン×竹添翔太(インスパイヤードモーション/P.K. Saenchai Muay Thai Gym) 竹添は、アマチュア時代からBigbangで活躍。2024年3月に久保一馬を判定で下して第7代Bigbangフェザー級王者に。同年12月に宮﨑勇樹と対戦して王座を失った。2025年5月にはKrushで啓斗から判定勝ちを収め、フェザー級挑戦者決定戦では倉田永輝に延長判定負けも、2025年11月のBigbangスーパーフェザー級タイトルマッチで平澤優聖に延長判定勝ちで王座を奪取した。接近戦でパンチのコンビネーションを回転させ、手数が多いのが特徴。4R戦ってもその勢いは衰えない。  シェンは2025年5月にONE FF初参戦。酒寄珠璃にスプリット判定負けを喫している。その試合では至近距離での打ち合いを好み、カーフキックや前蹴りも織り交ぜていた。  両者は2026年3月にキックボクシングルールで対戦し、一進一退の譲らない戦いはスプリットデシジョンで竹添の勝利となったが、即再戦が組まれた。前回は竹添の左右ミドルvs.シェンのパンチという図式となったが、ムエタイルールで両者がどう戦法を変えてくるか。  1R、ジャブを突きながら前に出てくるシェンに竹添は右カーフと左インカーフ。早くも右ヒジを放ってくるシェン。左右の速いフックの連打で竹添をロープ際に詰め、右ヒジ、組んでのヒザを繰り出す。離れると竹添はジャブ、右ロー。右ストレートを伸ばすシェンに竹添も右を打ち返す。  竹添もワンツーで入り、組んでのヒザ。しかし、ガッチリとロックするのはシェン。左右ミドルを蹴るシェンは、ワンツーを中心に打ち抜く。シェンの攻撃が目立った。  2R、左ミドルの蹴り合いから左フックの打ち合い。互いにジャブも突く。竹添が左ヒジで入ろうとしたところに、シェンがカウンターの右縦ヒジを合わせてダウンを奪う。シェンは右ヒジを連打し、2度目のダウンを追加。すぐに詰めるシェンが右ヒジを2連打したところで竹添が3度目のダウン。  シェンがKOでリベンジを果たした。 [nextpage] ▼第5試合 ONEアトム級(-52.2kg)ムエタイ 3分3R×ソンチャイノーイ・ゲッソンリット(タイ)判定0-3〇バンルーロック・シットワチャラチャイ(タイ)  バンルーロックは2023年3月の『ONE Friday Fights 8』でONE初出場。3試合を行い、いずれもKO・TKO(1Rが2回、3Rが1回)勝ちしていたが、2025年6月にONE FF初出場となった吉成名高と対戦し、判定負けした。2026年3月には初めてのキックボクシングルールで元K-1バンタム級王者の黒田斗真に勝利。  ソンチャイノーイはS1ジュニアバンタム級王者の肩書きを引っ提げて2022年9月のNJKFに初来日すると、塚本望夢を1RでKO。2023年4月には『BOM OUROBOROS 2023』で名高に3RでKO負けを喫したが、強烈な攻撃の数々で名高を苦しめた。2023年7月の『BOM』にも来日し、重い左右ローキックで場内をどよめかせ、5Rには首相撲からのヒザ蹴りでジュライ・ウォーワンチャイ(=石井寿来)に判定2-0で勝利している。  ONEには2023年1月の『ONE Friday Fights 2』から出場し、9戦全勝(4KO)の快進撃。名高とONEアトム級世界タイトルを争う最右翼と目されていたが、2025年8月にヌンスリンに敗れた。2026年4月の日本大会で名高とタイトルマッチで念願の再戦も返り討ちに遭い、2026年6月、名高と対戦した後のヌンスリンとの再戦でも判定負け。ONE戦績を10勝3敗とした。所属するゲッソンリットジムは、K-1など日本で大活躍したチャンプアを輩出したジムだ(※チャンプアは現在同ジムのトレーナー)。  1R、両者のミドルが激突。サウスポーのバンルーロックはインローから左ハイ、ソンチャイノーイも右フックを振る。ソンチャイノーイは右インローを蹴ってからのワンツーも、バンルーロックはスウェーでかわす。左ハイを当てるバンルーロック、ソンチャイノーイのワンツーはかわされる。左右の強打で前に出るソンチャイノーイだが、バンルーロックは見事にかわす。  左ミドルハイを蹴り、ソンチャイノーイが打ち返してくるとかわすバンルーロック。どんどん前に出てパンチを出したソンチャイノーイだが、このラウンドはバンルーロックが取ったか。  2Rも前に出て右を強引に当てに行くソンチャイノーイ。バンルーロックはワンツー、左ミドルハイ。近付いてくるソンチャイノーイには左ミドル。何とかして右ストレートを当てようと繰り出していくソンチャイノーイを翻弄する。組み付くとソンチャイノーイはヒザもバンルーロックに組まれてブレイクに。  ワンツー、左ミドルを当てて離れるバンルーロック。ソンチャイノーイはミドルの蹴り足をキャッチしてパンチを打とうとするが、バンルーロックが上手く逃れる。ソンチャイノーイの強打を徹底的にかわしていくバンルーロック。  3R、バンルーロックの蹴り足をキャッチしてそのまま左右フック連打に持ち込むソンチャイノーイ。かなり距離を詰めてきたが、バンルーロックも回り込む。左フック、右ストレートで追い詰め、組んでのヒザに持ち込むソンチャイノーイ。空振りしたソンチャイノーイは勢いで転倒する。  左ミドルを蹴られてもソンチャイノーイは前に出て前に出て左フックを振る。バンルーロックは左ミドルハイ。圧倒的に攻めるソンチャイノーイだが、なかなかヒットが奪えない。逆にバンルーロックは左ストレートを当てる。ロープ際に追い詰め、ボディとアッパーを打つソンチャイノーイ。バンルーロックは左ミドルハイを蹴ってソンチャイノーイの胴を抱え込んでしまう。  判定はテクニックを駆使して巧みに戦ったバンルーロックの勝利。ソンチャイノーイはまさかの3連敗となった。  バンルーロックは勝利者インタビューで「とても嬉しい。厳しい練習を乗り越えて来た甲斐がありました。名高とのリマッチが目標です。今までの3倍厳しい練習をして準備してタイトルを獲得したいです」と、吉成名高との再戦を実現させたいと語った。 [nextpage] ▼第1試合 ONEフライ級(-61.2kg)キックボクシング 3分3R〇ベン・ロングスタッフ(英国/Fight Unit Barnsley)TKO 1R 1分44秒 ※3ノックダウン×山﨑一央(TEAM TEPPEN)  山﨑は極真空手を経て2023年9月に北海道の『BOUT』でプロデビュー。RISE、KROSS×OVERなどに出場し、2025年10月にONE FF初出場を果たすとモロッコのアブデハミド・タルビとのダウン応酬の打ち合いを制して判定勝ち。1月の2戦目ではカーボベルデのディオゴ・ミゲル・シルバに判定負け、3戦目のホン・チェンジー戦では三日月蹴りでKO勝ち、4戦目では中国のチェン・ジャーイーに判定勝ちで3勝1敗。  ロングスタッフは元KGP王者、ISKAプロ英国・欧州王者で、高い打撃技術とタフネスが武器。ONE出場を目標に掲げてMTGPなどに出場し、今回念願の初出場を果たす。戦績は20勝2敗。  1R、ジャブと右ローでどんどん前に出るロングスタッフに、山﨑は回り込みながらの右カーフ。右フックからの左ボディも繰り出す山﨑にロングスタッフが右ストレートを直撃。すぐに回り込む山﨑は左右ローと右ミドルを蹴るが、ロングスタッフは圧をかけて山﨑を追い込み左ヒザ。さらに右アッパーを突き上げてからの右フック、左ヒザでダウンを奪う。  畳みかけるロングスタッフは左ボディからの右アッパーで2度目のダウンを奪うと、再開後の左ボディ連打で3度目のダウンを奪い、ロングスタッフが圧勝を遂げた。
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