「入場から試合後のガッツポーズ、そしてマイクパフォーマンスまで」見て欲しいと山田(C)SHOOTBOXING
2026年8月22日(土)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2026 act.4』(U-NEXT配信)のダブルメインイベントIIでファーモンコン・ジョウクリニック(タイ)と対戦するSB日本フェザー級王者・山田彪太朗(シーザージム)のインタビューが主催者を通じて届いた。
2026年の初陣となった今年4月のシリーズ第2戦では魁斗から3RTKO勝ちを収めた彪太朗は難敵ファーモンコンをどう攻略するか。
ムエタイにはないSB流の首相撲と蹴り

――前回4月の魁斗戦は3RTKO勝ちと良い勝ち方でしたが、今振り返ってどうでしたか。
「自分のやりたいことができたと思っていて、最終的に3R目で倒せたので非常に満足しています」
――倒し切るイメージはできあがっていたんですか?
「そうですね。自分の理想では1R目は自分のペースで試合を進めたかったんですけど、相手のテクニックが上手くて手こずったなという感じでした。2R目から戦い方を変えて、それもプランに入れていたので巧く修正できたかなと思います」
――弟の虎矢太選手は魁斗選手を1RTKO勝利を収めていましたが何か話されましたか?
「虎矢太は『俺の方が1Rで派手なKOをしたけど?』と言ってきたんですけど、僕はそこで勝負してないんで。一発のパワーは虎矢太に勝てないですが、この前の僕の戦い方は虎矢太にはできないんで、まあ言わせとけって感じですね(笑)。1RKOというのは運みたいなところがあり、逆に言えばフルラウンド通して相手をしっかり削って、ラストラウンドにフィニッシュしたので僕の完成度の方が高いです(笑)」
――4月に完勝し、6月のシリーズ第三戦に連戦するかと思ったら試合間隔が4カ月空いての参戦になりましたね。
「そうですね。4月は全然怪我もなく終わったので6月大会にも出たかったのですが、結構カードが決まっていたので準備期間だと思って今回8月大会に臨むことになりました」
――仕上がりはどうですか。
「めちゃめちゃいい感じですね。油断しているわけではないんですけど、めちゃめちゃ自信があります。試合が決まると、相手の戦い方に合わせた練習になるんですけど、今回は試合間隔が長かったので、自分の技を極めることができたかなと思います」
――対陣するファーモンコンについてはどういう印象がありますか。
「映像を見たところ、一番の印象としては蹴りが強いのと、結構アグレッシブだなと。タイ人選手はゆっくりなペースの選手が多いんですけど、割と3R通して行く印象も受けました」
――戦績を見ると、タイ人選手を相手にここ3戦でKOできていないですけど、何か要因はありますか。
「タイ人の得意な首相撲を警戒し過ぎてしまいましたね。首相撲を避けて戦おうと思ったり、蹴りに対して付き合わないように戦おうと思っていたら相手に勢いを与えてしまい、最後まで倒せない展開になっていました。最近は自分の考えを改めて、首相撲にはしっかり首相撲で迎え撃つ、蹴られたらそれ以上に強い蹴りで蹴り返すと多分もうタイ人に苦戦することはないかなと思います」
――あえて相手の土俵で戦うわけですね。
「そうです。それが新・山田彪太朗です」

――タイ人選手は小さい時から首相撲の練習をやっていて経験豊富ですが、それでも問題ないと?
「もちろん首相撲は日々練習してますし、ちょっとムエタイにはないSB流の首相撲みたいな、そういう細かいところで勝負しようかなと。色々意識して練習をやっています」
――では、蹴りもSBのエッセンスを交えて?
「そうです。僕が今練習している蹴りはムエタイにはない蹴りなんです。だから面食らうはずです。蹴り一発でKOもワンチャンあります。僕はパンチのファイターなんですけど、意外と蹴り方を変えれば蹴りも悪くないなと気づいて、いろんな選手と今スパーしてるんですけど『これはヤバい』と結構言われているので、その蹴りに自信を持っていきたいですね」
――それはいつくらいから意識して練習しているものなんですか?
「去年の8月にタイ人選手とやって、『この蹴りは使えるな』と自分の中で意識はあったんです。ただ、試合ではまだ自分のものにはできていませんでした。4月の魁斗戦でも若干出せたけど、もっと上手く使えるようになるために、しっかり練習を積み重ねていて、今結構いい感じですね。蹴りももちろんそうなんですけど、他にも新しい武器がめっちゃ増えてます。その蹴りを身に付けたことによって、今までに自分ができなかった展開もできているので、結構変わってきたと思います。今の山田彪太朗はどういう試合ができるんだろうと自分でも楽しくて仕方ないです」
――リベンジの機会を狙っていた安本晴翔選手に向けてもいい感じですか?
「もちろん安本選手は強いですけど、今の僕は勝てます。そのための練習もしています。昨年11月のS-cupで負けたという悔しさは消えちゃいけないと思ってますし、全然消えないです。今やれば、という気持ちは大事かなと思いますね」
――次の試合で勝ってその先はどういう展開を考えていますか?
「今回の試合でしっかり勝って、他団体でも勝負してみたいですね。僕はSBとRISEの合同イベントには出たことはあるんですけど、今まで29戦していて1度も他団体で試合をしたことがないので、他団体でSB王者の強さを見せていきたいと思いますね。一度、KNOCK OUTで龍聖戦が決まってましたけど、怪我をして自分で飛ばしちゃったので(苦笑)。でも試合はできなかったんですけど、他団体ならではのSBとは違う空気感も初めて経験で良い緊張感を持てましたし、他団体での試合は自分にプラスになると思っています。他団体にはその団体だけのファンっているじゃないですか。僕が試合をすることで、そういうファンを全員かっさらっていきたいですね。僕の入場から最後のマイクパフォーマンスまで魅せる自信があります」
――ちなみにパフォーマンスがいつも独特ですが、参考にしている人はいるんですか?
「参考にはできていないですけど、須藤元気さんが現役時代の入場シーンを見ると華があって、試合以外でも注目を浴びることは大事だなと思いました。ただ、須藤さんはちゃんとダンスが巧いからカッコいいのは当然なんですが、僕が同じ人数を引き連れて同じことをやってもカッコよくないので違う路線で行こうと思います。前回はダンサーを引き連れてやったんですけど、反省点もいろいろあり、今回もダンサーの方を引き連れて入場するのでまた違った感じで入場したいと思います。なので、今回も入場から試合後のガッツポーズ、そしてマイクパフォーマンスまで楽しんでいただきたいです。ダブルメインのトリなんで、最後にバシッと締めたいですね。試合で評価を上げて、ダンスで下げていると周りからよく言われるので、今回はしっかりダンスも試合もカッコよく決めたいと思います」
――最後にファンにメッセージを。
「最近他団体での試合で、(笠原)弘希君は勝ちましたが、悔しい結果に終わることが多いので、SBの底力を僕が見せていきたいとい思います。4カ月ぶりの試合なんですけど、たった4カ月だけれども、僕にとってはすごく濃い4カ月を過ごしたので、前回からさらに進化した山田彪太朗を見せれると思うので、ぜひ楽しみに後楽園ホールに応援に来ていただきたいと思います」







