2020年1月18日(土・現地時間)アメリカ・ラスベガスのT-Mobile Arenaにて開催される『UFC 246』で、元UFC世界フェザー&ライト級王者コナー・マクレガー(アイルランド)が復帰することが濃厚となってきた。
マクレガーはUFC史上初の二階級同時王者であり、UFC史上3人目の二階級制覇王者。2011年2月から2016年3月にネイト・ディアスに敗れるまで15連勝を飾り、MMA戦績は21勝4敗。2017年8月にはフロイド・メイウェザー・ジュニアとの世紀の一戦を実現させた。
2018年10月のUFC世界ライト級タイトルマッチ、ハビブ・ヌルマゴメドフ戦で4R3分3秒、リアネイキドチョークで敗れて以来試合を行っていないが、11月29日(金)UFCの試合を放映する米スポーツ専門局ESPNが公式サイトにて、マクレガーが契約に署名したとダナ・ホワイトUFC代表に確認、近々正式発表される見込みと報じた。
連敗中だが高い攻撃力を誇るセラーニ(右)(C)Getty Images その対戦相手に名前があがっているのはドナルド・セラーニ(アメリカ)。ムエタイ出身で、2006年にMMAプロデビュー。2007年6月には日本の『CAGE FORCE』に初来日を果たしている。UFCには2011年2月から参戦。MMA戦績は36勝13敗1無効試合。現在UFCライト級5位。
ESPNによるとこの試合はウェルター級で行われるとのこと。マクレガーは2016年8月のネイト・ディアス戦以来、セラーニはライト級からウェルター級に転向し、ライト級に戻して2勝した後は2連敗。
両者の対戦はこれまでも噂に上がり、今年5月にUFC史上最多勝利数を「23」に、さらにUFC最多ノックダウン奪取数を「20」に伸ばしたセラーニは試合後、「もしコナー・マクレガーが7月に戦いたいと言うのなら、俺はいいぞ。7月4日、やろうぜ」と、マクレガーに対戦を呼び掛けている。