強気な発言を連発した挑戦者・那須川(右)と「返り討ちにする」を強調した王者・井上
2026年9月27日(日)東京・TOYOTA ARENA TOKYO『Prime Video Boxing 16』の公開記者会見が7月23日(木)東京・新宿シネシティ広場にて行われ、WBC世界バンタム王者・井上拓真(大橋ジム)vs.挑戦者・同級1位の那須川天心(帝拳ジム)の再戦が発表された。

2人は車に乗って登場し、駆けつけたファンからの声援に包まれながら、ブルーカーペットを歩いてステージに登場。

再戦が決まった時の心境を聞かれた王者・井上は「天心選手は挑戦者決定戦をしっかりクリアしているので、自分もこの対戦を受け入れ、またしっかり返り討ちにしようと思います」と返り討ちを宣言。「第一戦のように、隙なくしっかり自分のボクシングをして、また倒すだけです」と意気込んだ。

挑戦者の那須川は「今はあまり緊張感ないですね。ナメんじゃねえよっていうか、顔じゃねえなっていうのはありますが。しっかりと2戦目、再戦決まりました。これは本当にちゃんと僕が自分の拳で勝ち取った挑戦権なので、前回とはまた違った姿を必ず見せますし、いろいろ考えたんですけれど、どういう感情とか今までにない自分の…多分この世の言葉では表せないような感情なので、それを言葉にすると安っぽくなってしまうので、コメントは特にないですね」と、言葉では言い表せない感情があるとする。

井上は、那須川が4月に行ったWBC世界バンタム級1位フアン・フランシスコ・エストラーダ戦の感想を聞かれると「前回の試合からは結構期間が空いているので、今の心の変化というのはちょっと思いつかないですけど、またこれからしっかり見直して研究して、しっかり対策します。スタイルチェンジも多少あったかなというのは思いました」と話す。

那須川は、井上が5月に行った井岡一翔との試合について「試合は見ました。僕が戦った時よりも凄く自信に満ちあふれていて、成長しているなっていう姿はこの間の試合で思いました。僕の前の試合から1年経ってないですけれど、1年でどれだけ差が縮まるのかと言われると思うんですけれど、誰だと思ってるんだと。俺は那須川天心なんだよと。この1年間本当にやってきました。この後2カ月ちょいありますけれど、みんなが思う1年間と自分の1年間は本当に違うものなので、しっかりと成長した姿を、みんなに見せるというか、自分自身にですね。自分自身に見せたらみんなに伝わると思うので、そこまでしっかりと仕上げていきたいと思います」と、井上も成長しているが自分はもっと成長しているとした。

最後に、ファンへのメッセージを求められた井上は「9月27日はより強い井上拓真をお見せします。そして、返り討ちにしたいと思います。応援よろしくお願いします」と“返り討ち”を強調。

那須川は「ボクシングに来て、初めて負けました。負けて預けたものはかなりデカいと思っています。あまり貸し借りは良くないですからね。しっかりと預けたもん、利子をたくさんつけて持ち帰りたいと思います。皆さん、試合に来て欲しいとはあまり思わないですけれど、来たいと思ったら来て下さい。俺は最高のものを見せますので」と、那須川らしい独特な表現。

また、撮影後に再びコメントを求められた井上は「暑い中待っていただき、本当にありがとうございます。9月27日また会場でお会いしましょう。しっかり返り討ちにします」と挨拶。

那須川は「これで会見終わり? これ外でやった意味あります? 記者の方も来た意味なくないですか? 囲みがある? 見てくれてる人いるわけですから。みんなの前で発表したかったですし。すげえグダグダじゃないですか。イベントじゃねえし、俺ら本気でやるし、ガチなんだからガチでやってくれよと思います」と、公開記者会見への不満をぶちまける。

気を取り直して「しっかりと今回ね、リベンジ戦が決まったんですけれど、拓真選手にリベンジするっていう形にはなりますけれど、本当、自分自身にですね、しっかりリベンジしなきゃいけないと思っています。初めて負けましたし、たくさんの人が見てくれた中で負けっていう形を皆さんに与えてしまったので、必ず勝ってですね、みんなの喜ぶ顔をしっかり見せますので、本当にいいものを見せます。絶対勝てます。絶対KOします」と、KOでリベンジすると宣言した。





