追加のボディーブローになるようなカード発表を
──AJ・マッキー選手とシェイドゥラエフ選手の試合は世界的にも注目されるところで、ペイパービューも含めて、北米とかにどれぐらい影響があるとお考えですか。
「すごい期待をしていますね。僕らはUFC の牙城に、UFCの視界に入れるところまで行くには、やっぱり北米マーケットでRIZINのプレゼンスを高めない限りは、やっぱりそこの売り上げをしっかり確保していかないと勝ち目はないっていうか、勝ちようがないと思うんですね。そういうことで言えば、RIZINという今の僕らの大会をそのままアメリカ大会とか開催するっていうことでも違うと思うんで。今は“軒先借りて母屋を取る”じゃないけど、ずっと言ってるように、そういうPFLとか、すでに少なからずアメリカの中で認知されてる団体と絡むことで、今回の9月のRIZINのペイパービューの数字を上げたいと思うし、RIZINの試合の映像もPFLのチャネルを使って積極的に北米で擦りたいと思ってます」
──今回、配信の仕方を今までとちょっと変わるんですか?
「変わる可能性はあると思うんですけど、ただ、『RIZIN.TV』っていうアプリを世界的に普及させようと思ってはいるので、どういう形で今回のカードを含めてアメリカに届けていくかっていうのは、PFLとも協議しながら調整をしたいなと思ってます」
──初めての平日開催ということで、リアルチケットの券売とペイパービューの割合のどちらも注目されると思うんですけど、その比点の置き方っていうのは?
「あまり変わらないと思いますね。まだこの先長い、これが最後で終わりなわけではないので。京セラドーム大阪は、平日で午後5時半開始ぐらいかなと思ってます。だから全9試合、10試合は組めないと思うんですよね。それでも(終了は)10時。だから平日のこの夜の深い時間でペイパービューってやったことないんですよね。それがどう反応が出るのかは、ちょっとそこは実験的な側面もあるし、でも配信プラットフォームさんと話したりする中では『チャンスがあるんじゃないか』と。週末にいろんなコンテンツが重なる中で、スポーツコンテンツの強いものが重なるし、格闘技もいっぱい重なる中にぶつけるよりも、意外に数字が伸びるんじゃないかっていう説もあるんで。チケットもカード編成次第で、野球で言えば平日でもパンパンに入っているし、音楽イベントだってトップどころのアーティストは平日でも平気でドームクラスを4万、5万って埋めてくるわけですから。本当にRIZINが通常のハードコアなファン、コアなファンの人たち以外の、もう少し遠い、外のカジュアルなファンに届けられるようなプロモーションとか、人間ドラマとかをこの先きちっと届けられれば、チケットにおいても僕らはチャンスあるんじゃないかなと思ってはいるんで、どっちも両方注視して、いつもの同じような形でペイパービューに特化して宣伝かけてってことではなく、いきたいなと思ってます」
――7試合が追加発表され、RENAvs.ナタリア・クジュティナも含めて8試合。まだ追加はありますか。
「はい、これだけインパクトのあるカードを僕ら的には並べられたと思っても、これだけまとめて発表しちゃうと、9月10日まで言ってもまだ2カ月近くあるんで、みんな忘れちゃうじゃないですか。だからそうならないように、途中で追加のボディーブローになるようなカード発表をしたり、もう一回リマインドしてもらえるようなことをしたり、このそれぞれ今出てる8つのカードをしっかりブラッシュアップして、それぞれの魅力、見どころ、何を届けたいのかっていうところを、選手と共に、9月10日までみんながハラハラドキドキワクワクしてもらえるように磨き上げたいなと思っています」

【写真】『ゴング格闘技』2026年9月号(No.345)より。
──皇治選手が「今までで1番ヤバい奴と試合のオファーきた」とポストしていましたが?
「何なんでしょう。俺たちはオファーしてないですよ(笑)。話はいろいろしてるけどね。でもまあ僕らの方ではないってことですね、はい。だから“匂わせ野郎”ですから(苦笑)。まあでもせっかく大阪だし、また本当にこれだけそれぞれにテーマのある熱のあるカードを並べることが出来て、選手との調整も整ったし、他団体との調整も整って、僕からすると“まあよくできたな”っていう感じではあるんで、ここに皇治のカードまで引く必要があるかどうか、それに見合うだけの対戦相手が見つけられるかどうかは、もうちょっと考えてみたいと思いますけど」






