言わなきゃよかった、めんどくせえなって
「イゴール(・タナベ)と、レスリングの山口海輝先生と、ロータスの八隅孝平代表です。打撃のコーチがいないです(笑)。お前、打撃やる気ないだろって、それはセコンドからもしっかり表現していこうかなと」
――ご自身のタイトルマッチに集中されていると思うんですけど、先日欠場が決まった篠塚辰樹選手をSNSでジョリー選手がちょっといじったことに対して、鹿志村選手が言い返したのは珍しいと思ったんですけど、あの心境は?
「たまたまX見てたら出てきて。僕は篠塚選手が好きなんです。選手としてもキャラクターも好きだし。同じ茨城出身で共通点もあって。会ったら喋るし、別に一緒に練習したりとかそういうわけじゃないですけど。ただ、怪我で欠場してしまう選手っていうのは、わざとじゃない。計量失敗でもないし。対戦したい気持ちがあってなのかもしれないですけど、そういう選手に向かってああいう心ない言葉を言われるとムカつくなと思って。『お前、黙っとけよ』ってひとこと言わせてもらったつもりが凄い燃えてて(苦笑)。言わなきゃよかった、めんどくせえなって」
――それを言っちゃうのが鹿志村選手。
「そうですね。なんであそこで俺も言ったのか分からなくて。ただポンって出てきて、イラッとしたから言ったみたいな感じなんですけどね。あまり深い意味はなく。ただ、僕は篠塚選手の怪我を心配してるし、復活を待ってるから。それを楽しみにしてるから、僕も一ファンとして『お前、黙っとけよ』って言ったつもりでした」
――もし今回ベルトを獲ったら、日本人王者として初めてタトゥーが入ったチャンピオンになるんですけど、何かその辺の意識とかってあります?
「それはもう名誉ですよね。最高です。これからもいっぱいタトゥー増やしていこうかなと思います」
――勝ったらどこに何を増やすか考えてます?
「この辺(左肩)に大きいのももう一個行こうかなと思って」
――先ほどサバテロ選手のインタビューがあって、再三今回はフィニッシュに行くって言っていて。そうするとスペースが空いて、相手にチャンスを与えることになるんじゃないですか? という話をすると、とにかくやるんだと言ってました。その言葉に対して額面通りに受け止めるか、それともそうなってくれれば御の字だという気持ちもありますか?
「今回は結構来ると思ってて。バーって攻めに来ると思っています。いつもなんですけれど。ただ僕の場合、打撃を警戒されてないという部分でガッツリ来ると思うので、これは穴になるんじゃないかなと思ってるんですけれど。榊原社長の言うことをちゃんと聞こうとしてて偉いなと思います」
――それは鹿志村選手の中では?
「俺は一本取る選手なので、あまりそういう思いをされたことがないというか。勝つか負けるかどっちかはっきりしてる選手なので、どっちかっていうと。ああいう選手もやっぱりフィニッシュに急いでいるんだなというのは感じますね」
――ここまで鹿志村選手が想定を話す試合はなかなか珍しいと思います。例えばハーフだったりクローズドだったりって。それ以外の準備も頭の中には入ってるんでしょうか。
「実は打撃があるかもしれないし。MMAなので、総合格闘技の中でやらなくてもいい練習っていうのはないと思ってて。たくさんいろいろなことを吸収しながら自分のMMAを作ってきたつもりなので、それを全面的にぶつけられればいいかなと思ってます」





