修斗修斗
MMA
ニュース

【ROAD FC】「バンタム級暫定王座戦」ヤン・ジヨンvs.キム・ヒョンウ。日本から三上ヘンリー大智、せりなこと和田静里奈が参戦「あのときの朝倉未来さんと同じ歳で参戦するのが嬉しい、恩返ししたい」=8月29日(土)韓国

2026/07/08 21:07
 2026年8月29日(土)韓国・ソウルのチャンチュンアリーナで開催される『ROAD FC 78』にて「ROAD FCバンタム級暫定王座戦」ヤン・ジヨンvs.キム・ヒョンウのほか、日本から三上ヘンリー大智、和田静里奈(せりな)の参戦が発表された。 ▼ROAD FCバンタム級(61.5kg)暫定王座戦 5分3R+延長1Rヤン・ジヨン(韓国)10勝5敗キム・ヒョンウ(韓国)5勝3敗  正規王者のキム・スーチョルが長期欠場のため、「ROAD FCバンタム級(61.5kg)暫定王座戦」が組まれた。  ヤン・ジヨンとキム・ヒョンウは22年5月の『ROAD FC 60』以来、4年3カ月ぶりの再戦。  当時はジヨンが3R ギロチンチョークで一本勝ち。23年6月にラジャブアリ・シェイドゥラエフに敗れるまで無敗記録を更新していた。  ヒョンウはジヨンに敗北後、すぐに軍隊入り。2年後にMMA復帰し、4勝2敗。  ジヨンはその後、RIZIN3勝2敗。ROAD FCは通算7勝3敗1NCで、今回は再起戦。25年5月のRIZIN韓国大会で金太郎に3R TKO勝ち後、7月の『超RIZIN.4』で安藤達也にリアネイキドチョーク(RNC)で一本負け。26年3月にキム・スーチョルとの再戦で判定負けで2連敗中。  ヒョンウは、軍隊から復帰後、キム・ジンガクにRNC、ルーカス・ペレイラに三角絞めで一本勝ち。24年10月にスーチョルに判定負けも、25年3月に黒井海成にギロチンチョークで一本勝ち。6月にキルギス無敗のエルデュカルディ・ドゥイシェフに判定負け。26年3月の前戦で中国のチャン・イエシャンに1R 左ボディを効かされTKO負け、ジヨン同様に再起戦となる。  スーチョルとの王座統一戦に進むのはジヨンかヒョンウか。 [nextpage] 対K-MMA2連敗の三上、18歳で2連勝のチェ・スンビンと対戦 ▼87kg契約 5分3Rチェ・スンビン(韓国)2勝0敗三上ヘンリー大智(日本)5勝3敗  今回もミドル級より3kg重い87kg契約で、三上ヘンリー大智が、チェ・スンビンと対戦する。  三上は、剣道からシュートボクシングに参戦。22年4月の『POUNDSTORM』でMMAデビューし、岩﨑大河に判定負けも、22年8月の『EXFIGHT.5』から24年2月の『GLADIATOR CHALLENGER SERIES 01』まで怒涛の5連勝。  25年1月にフランス『Hexagone MMA 23』に参戦し、コンテンダーシリーズに出場したマテウス・デュクロとHXMMAミドル級タイトルマッチ(5分5R)で対戦。13kgの水抜きを行い、試合に臨むもコンディション調整に苦しみ、デュクロの打撃から組みのシフトに5R判定負け。負傷により、8カ月ほど苦しい時期が続いたが、25年6月22日の『POUNDOUT02』のメインで因縁のイ・イサクとの試合が決定。しかし、イ・イサクが体調不良により来日できずみたび流れた。  25年8月10日の『GRACHAN75』では、韓国の元ROAD FCミドル級暫定王者イム・ドンファンと対戦。1Rから左ミドルを効かせて左右カーフ、首相撲ヒザで崩してパウンドアウト、再起を遂げた。25年9月の『HAET 57』でついにイ・イサクと対戦。ボディロックテイクダウンで下になった三上は3R 残り1秒、リアネイキドチョークで一本負けを喫した。  前戦は5月30日の『ROAD FC 77』。88kg契約で、ROAD FC2連勝中のチョ・スンギと対戦。1Rと2Rは三上がトップを奪取し、パウンド&ヒジを落とすも、3Rになって失速。リアネイキドチョークでタップし、キャリア初の2連敗となっている。30歳。 (C)domvs_official  対するチェ・スンビンは、プロ2戦2勝。2007年9月生まれの18歳。柔道ベースの182cm、87kgのオーソドックス構え。25年大晦日に開催された『DOMVS 1』で97kg契約でアン・サンイルに2R 判定2-0で勝利すると、26年4月の前戦『DOMVS 8』で4連敗中のコ・ギョンジンを相手に、ワンツーの右でダウン奪い、詰めて跳びヒザ。右から左ボディの対角線攻撃で2R TKO勝ちを収めている。  サウスポー構えから左の上下の打撃、スイッチしての右カーフも蹴れる三上に対し、スンビンはオーソからの打撃も初戦は動かない頭を打ち終わりに狙われていたが、2戦目には修正し、左ジャブ、右ショート、右ハイなどの武器を増やし、相手のパンチにスウェイでのディフェンスを見せている。三上はこの上体の上がりに組みも含めたどんな動きを見せるか。一方で後半の組みの課題を柔道ベースというスンビンを相手にどう克服するか、注目だ。  スンビンは4月大会でTKO勝ち後、「ヘビー級でもROAD FCでもどこでもいい。新しい時代が到来しているので、あと1年待ってもらえれば、全員に一つずつ敗北記録を積み重ねさせる」と、10代の自身の成長の手応えを語っている。 [nextpage] せりなとジョン・ミンジ、ともにプロデビュー戦勝利後の日韓成長対決 ▼女子アトム級(48kg)ジョン・ミンジ(韓国)1勝0敗和田静里奈[せりな](日本)※アマチュアMMA1勝3敗  DEEPで戦ってきたせりなこと和田静里奈は、空手ベースで、2017年KWFヨーロッパ極真空手道選手権大会、14~15歳女子50kg級優勝、18年&19年JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会 高校女子48kg未満の部・優勝、2019年全国少年少女選抜テコンドー選手権大会優勝などの実績を残して、BreakingDownに出場。  JTTに所属し、2024年3月の『DEEP JEWELS 44』のキックルールで島村優花を相手にDEEPデビュー戦を判定勝ち。25年3月『DEEP JEWELS 48』でアマチュアルールでMMAデビュー。あきぴにリアネイキドチョークで一本負けすると、9月の50回大会で横江明日香に判定負け。11月の51で和智美音に判定負けと、組み技の課題を突かれて3連敗。しかし、26年2月の山岸佳音戦で初回にテイクダウンされながらも下からの仕掛け、2Rに右サイドキックで尻餅を着かせると、バックを奪い、リアネイキドチョークを狙い判定勝ち。アマチュアルールながら組みの成長を見せたMMAで初勝利を挙げていた。  今回、韓国ROAD FCデビューに向け、せりなはSNSで、「このたび、韓国を代表するトップクラスのMMA団体であるROAD FCと契約することになりました! 私はテコンドーと空手をバックボーンとして競技を続けてきたこともあり、これまで韓国の文化に触れる機会がたくさんありました。その中で韓国という国が大好きになり、大好きな韓国で試合ができることを本当に嬉しく思っています。そして、朝倉未来さんが出場されていた大会の舞台で、自分も戦えることをとても嬉しく思っています」と、韓国格闘技がバックボーンのひとつであること、JTTの朝倉未来、朝倉海がRIZIN前に参戦していたROAD FCに自身も参戦する喜びを記した。  さらに「いつも応援してくださるファンの皆さん、そして韓国の皆さん、ぜひ私の試合を楽しみにしていてください。日本でも韓国でも試合ができることを本当に嬉しく思っています。一戦一戦、全力で戦います!! このような素晴らしい機会をくださったROAD FC様、DEEP様、本当にありがとうございます。これからも応援よろしくお願いします!」と、ROADとDEEPの名前を挙げ、日韓両国で戦うとした。  また、自身のYouTubeでは、「未来さんが多分初めて出た時の歳と同じ歳と知って、めっちゃ嬉しくなって。海さんも出ていたし、その大会に出るっていうのはめっちゃ嬉しい。未来さんがあの時選んでくれた恩返しをそろそろしたいんで。ちょっと近づけてきたかなと思っています」と、未来と同じ24歳でROAD FCに参戦し、活躍することで自身を見出した未来に恩返しをしたいと意気込み。  対戦相手のミンジについて、「ファイトスタイルはもうガンガン前に来る感じ。食らってもバーンってくる感じなんね。ウチも打たれるのは結構強いからね。空手もやってるし、テコンドーもやってるから。面白い試合をします。そして絶対に勝ちます。ここはね、もう本当にチャンスなんで掴みに行こうと思います」と、国際舞台での勝利を誓った。  対するジョン・ミンジは、ROAD FCの企画番組『Matchmaker Series XX』を通じて発掘された選手。2026年3月時点では、ソウル観光高校の観光サービス科に在学中の学生。MMAトレーニング歴は試合の時点で半年。  26年3月15日に開催された『ROAD FC 076』で、同じくMatchmaker Seriesから選出された因縁のキム・スヨンとアマチュアルールで戦い、グローブタッチに左右で殴りかかるなど気の強さを見せ、荒削りながらも果敢に打ち合い。粘り強いダブルレッグテイクダウンで尻を着かせるなど健闘したが、有効打の差で判定0-2で惜敗。  続く『ROAD FC 077』では、26年2月の『DEEP JEWELS 52』で万智に58秒、ギロチンチョークで一本負けしたキム・ダンビと対戦。リーチのあるダンビにオーソから細かいステップで組みを混ぜてのワンツー。スイッチしての左ストレート、左ミドルなど、回転の速い打撃で判定3-0で勝利。打撃の進化を見せてプロMMAを白星デビューで飾っている。18歳。  身長は同じ158cm。蹴りも混ぜた打撃の技術ではせりなに分があるが、パンチの距離に持ち込む前進力はジョン・ミンジ。そしてケージレスリングからのテイクダウンのミンジに、テイクダウンディフェンスからの切り返しのせりな、と間合いの勝負と互いの伸びしろが勝敗を分ける「48kg」のアトム級戦となる。 [nextpage] 『ROAD FC 78』決定13カード ▼ROAD FCバンタム級(61.5kg)暫定王座戦 5分3R+延長1Rヤン・ジヨン(韓国)10勝5敗キム・ヒョンウ(韓国)5勝3敗 ▼ライト級(70kg)5分3Rシン・ドンガク(韓国)7勝7敗パク・ヒョンビン(韓国)5勝2敗 ▼ライト級(70kg)5分3Rソン・ジンホ(韓国)2勝2敗キム・サン(韓国)4勝1敗 ▼87kg契約 5分3Rチェ・スンビン(韓国)2勝0敗三上ヘンリー大智(日本)5勝3敗 ▼フライ級(57kg)コ・ドンヒョク(韓国)1勝1敗サルドール[Sardor Abdumanabov](ウズベキスタン)1勝1敗 ▼バンタム級(61.5kg)チェ・ヤンチャン(韓国)5勝6敗パク・ミンス(韓国)3勝1敗 ▼バンタム級(61.5kg)ユン・ミンガク(韓国)2勝0敗ソ・ドンソ(韓国)2勝6敗 ▼63kg契約 5分3Rウ・キムヨン(韓国)1勝1敗パク・ジェソン(韓国)6勝5敗 ▼女子アトム級(48kg)ジョン・ミンジ(韓国)1勝0敗和田静里奈(日本)アマチュア1勝3敗 ▼67kg契約チュン・センム(韓国)2勝2敗ヤン・ジホ(韓国)1勝1敗 ▼女子ストロー級(52kg)キム・ダンビ(韓国)2勝3敗イ・ユンジュン(韓国)3勝6敗 ▼60kg契約イ・ジュンホ(韓国)1勝0敗チャン・ヘワン(韓国)1勝0敗 ▼フライ級(57kg)ベ・ソンジン(韓国)0勝1敗チェ・ガンミン(韓国)2勝3敗
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.344
2026年5月22日発売
日本人初のUFC世界王座獲得を目指した平良の挑戦を追う。ロッタン撃破で引退の武尊特集、悲願のRIZIN王座戴冠のグスタボ、扇久保博正、鶴屋怜も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント