かつてのK-1ヘビー級の帝王ピーター・アーツ(右)もマナートを祝福
2019年11月24日(日)神奈川・横浜アリーナで開催された『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~よこはまつり~』の一夜明け会見が、25日(月)都内にて行われた。
K-1 WORLD GPヘビー級タイトルマッチで、サム・グレコ推薦選手のクリス・ブラッドフォード(オーストラリア)を1R2分19秒、KOで仕留めて初防衛に成功したロエル・マナート(オランダ)が出席。試合を振り返った。
「試合に勝てたことは率直に嬉しいし、チームのみんなで喜びを分かち合ったよ。試合前は2Rぐらいで終わるかなと予想をしていたが、結果的に1RでKO勝ちすることが出来て本当に嬉しく思っている」
2018年3月にアントニオ・プラチバットを破り、王座を奪取して以来1年8カ月ぶりの日本での試合。「怪我から復帰して、こうして無事にリングに戻ることが出来て本当に嬉しく思っているし、自分自身の強さも戻ってきていると感じている。それはファンの皆さんにも昨日の試合で見てもらえたと思う」と、復活に手応えを感じたようだ。
「こうしてベルトを守ることが出来たので、来年はこのベルトを防衛するためにももっともっと日本で戦いたい。日本は素敵な国だしファンも素晴らしい。日本で戦えることはいつも自分の中で楽しみにしている」と、積極的に日本で戦いたいというマナート。
今後戦いたい相手については「もちろん世界中にはいろいろな戦いたいと思える選手もいるが、自分はK-1チャンピオンなので誰と戦いたいとチャレンジをするというよりは、ドンと構えて周りからどんどんチャレンジしてこいというスタンスだね」と、誰の挑戦でも受けるからかかってこいとの構え。
そして「もちろん出来る限り長くベルトを守り続けたいし、このベルトは自分のものなのでずっと守り続けるつもりだ。そしてこのベルトを奪いに来る敵はみんなKOする」と、長期政権を築くと宣言した。