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【PANCRASE】ラジャボフが木下尚祐を3R 三角絞めで落としてフェザー級暫定王者に! 神谷大智が粕谷優介をパウンドTKO、眞藤が谷村をニンジャ極める、氏原と寺岡は熱戦ドロー、ボンサイ柔術・畠山が復帰の亀井と死闘TKO勝ち、武者が元プロボクサー萱沼をTKO

2026/06/28 12:06
 2026年6月28日(日)東京・ニューピアホールにて『PANCRASE 363』(U-NEXT配信)が開催された。  メインの「PANCRASEフェザー級暫定王座決定戦」(5分5R)は、オタベク・ラジャボフ(タジキスタン/TAJMMAF GYM)が木下尚祐(リバーサルジム横浜グランドスラム)を3R、三角絞めに極めて暫定王座についた。試合後、ラジャボフは正規王者・栁川唯人とフェイスオフ。フェザー級王座統一戦を約束した。 ▼PANCRASEフェザー級暫定王座決定戦 5分5R〇オタベク・ラジャボフ(タジキスタン/TAJMMAF GYM)1位 6勝 65.6kg ※インタビュー[3R 2分45秒 三角絞め]×木下尚祐(リバーサルジム横浜グランドスラム)2位 13勝7敗1分 65.65kg ※インタビュー  正規王者・栁川唯人の「ROAD TO UFC」参戦に伴い、パンクラス無敗ランカー同士による暫定王者決定戦が実現。  PANCARSE参戦以来、バンタム級での高城光弘戦、フェザー級での遠藤来生戦、Ryo戦と、全てをフィニッシュで飾り、圧倒的な存在感を示してきたラジャボフ。  対する木下は、スクランブルの強さに加え、ハイレベルな打撃と寝技を武器に、小森真誉、遠藤来生、敢流、シン・ジェヨンを相手にPANCRASE4連勝をマーク。  破壊的な攻撃力を持つラジャボフが、そのままベルト強奪に突き進むのか。それとも木下が得意の競り合いに持ち込み、激闘の末に王座戴冠を果たすか。  前日計量でラジャボフは「明日は自分のベストを尽くします」と意気込み。木下は、「ラジャボフ選手、まずは日本へようこそ。リスペクトを持っています。明日はいい試合にしましょう。俺は格闘技を始めて、明日ラジャボフ選手に勝てれば、このキャリア終わってもいいと思って準備をしてきました。明日は日本もグランドスラムも地元も背負って戦います」と決意を示した。  1R、両者オーソドックス。お互い右を打ち込む。ジャブを突くラジャボフ。圧を掛けてケージまで下がらせたラジャボフがパンチから組んでボディロック。  ヘンゾロックから足を掛けて倒すと両足をフックしてバックマウント。木下が反転して上を取った。ラジャボフのガードに。パスを狙う木下。  ラジャボフは木下の右腕を両腕で掴んで立ち上がる。ケージに押し込んだ木下がシングルレッグからテイクダウンを狙っていく。入れ替えたラジャボフ。テイクダウンを狙うと、こらえた木下からスタンドバックの体勢に。バックからヒザを入れたラジャボフ。1R終了。  2R、ジャブ・前蹴りで出るラジャボフ。木下も右を打ち返す。ラジャボフがジャブからタックルにつなげてテイクダウン。すぐに立ち上がった木下のスタンドバックにつく。後方に倒れ込んだラジャボフが四の字ロックに捕らえた。リアネイキドチョークを狙うラジャボフ。ディフェンスしている木下だが、足のロックが外れずラジャボフのバックキープが続く。バックからパンチを入れながらチョークを入れるチャンスを伺っているラジャボフ。残りわずかで反転した木下だが、その瞬間に2R終了。  3R、ジャブをついて出るラジャボフ。木下がタックルに入る。逆にスタンドバックに回った。  正対したラジャボフが逆にバックに回った。両足をフックしてグラウンドに持ち込むとまた四の字ロックに。反転した木下だが、ラジャボフは糸通し。手首外して正対した木下はパウンドも、その瞬間に三角!クラッチして絞める。耐えていた木下だが落ちた!  3R2分45秒、三角絞めでラジャボフがフェザー級暫定王者に。失神から覚めた木下は号泣。ケージを降りても進めず。  解説席の正王者・栁川は「オタベクがグラウンドに行くイメージがなかったので、それを選ばざるを得なかった木下選手の打撃が良かったのかもしれないと思いますし、胸を張るべきだと思います。木下選手は良かったし、それに勝ったラジャボフも良かった。いい試合でした。」とコメント。  試合後にラジャボフは「ジャパン、こんにちは。勝利であれ敗北であれ、最後まで戦おうと決めていました。サポートしてくれたコーチやチームメイト、ファイトキャンプをしたモスクワのチーム、学校で最初に格闘技を教えてくれたトレーナーにも感謝したい。このような機会をいただけて感謝しています」とコメント。  解説席にいた栁川がケージインすると「オタベク、おめでとう。でも、フェザー級にベルトは2本もいらないから、どっちが強いか勝負しよう」とコメント。オタベクは「オフコース、オフコース、I see you next time」とコメントし、栁川と拳を合わせた。 [nextpage] ▼ライト級次期挑戦者決定戦 5分3R ※インタビュー×粕谷優介(CROWN)3位 16勝10敗2分 70.5kg[2R 3分39秒 TKO] ※マウントからパウンド〇神谷大智(BRAVE)5位 9勝1敗1NC 70.5kg  25年3月大会では、現王者・ラファエル・バルボーザ相手に不運な反則膝蹴りのダメージもあり、ダースチョークで敗れた粕谷。  12月大会では、元二階級王者ISAOをリアネイキドチョークで下し、再起を果たした。  一方、神谷はデビュー以来連勝街道を突き進むも、25年5月の『Road To UFC』でキム・サンウクにキャリア初黒星を喫する。  再起を賭けた12月大会では、柔道仕込みの強烈な投げで松岡嵩志の腕を破壊。26年3月大会では葛西和希をスプリット判定で下し、勢いを取り戻している。  打撃、寝技ともに隙のないバルボーザへの挑戦権を賭けた一戦に勝利し、チャンピオンシップに駒を進めるのはどちらだ。 粕谷「明日はおじさんの強さを見せたいと思います」 神谷「明日は、若い力を使って勝ちたいと思います。お願いします」  1R、両者オーソドックス。圧を掛ける神谷に、ケージ際まで下がる粕谷。カーフキック、左右のパンチを入れる神谷。粕谷もカーフを蹴り返す。右フックから三日月蹴りを入れた粕谷。腹が効いた神谷が前かがみになる。  距離を詰めた粕谷がパンチを入れると、膝をついた神谷の腹にヒザを打ち込む。神谷がボディロックで組むとテイクダウン。バックから殴る神谷。スクランブルで逃れようとした粕谷だが、神谷がバッククリンチでコントロールしながらパウンドを打ち込んでいく。1R終了。  2R、また三日月蹴りを入れた粕谷。神谷はケージに詰めてダブルレッグでテイクダウン。立ち上がろうとした粕谷だが、再び倒した神谷がバックを狙う。神谷の腕を脇に挟んで巻き込んだ粕谷が上を取る。  ハーフからヒジを入れる粕谷。神谷は下から足関を狙う。回転してディフェンスした粕谷だが、背中を向けた粕谷のバックについた神谷が上を取り返す。下になった粕谷が横三角を仕掛けるとスイープして上に。  神谷が起き上がろうとしたところにリアネイキドチョーク。しかし神谷は反転して上を取った。  三角を狙った粕谷の足をサバいた神谷。パスしてバックからパウンド連打。マウント!パウンドラッシュからヒジの連打! 動けず腕でブロックするのみの粕谷を見てレフェリーストップ!  2R3分39秒、TKOで神谷勝利。  勝った神谷は「(1Rに前蹴りで効かされた)腹がきついっス。でも、前の試合に比べたら、成長できたかなと。劣勢の状態からも、逆転勝ちできるというところを見せられたなと思います。粕谷選手にはMMAの難しさを教えていただきました。本当にリスペクトを持って、感謝したいです」とコメント。  王者バルボーザに対しては、「バルボーザ、俺はグラウンド状態のヒザをやってから勝ったんじゃなくて、しっかりルールに則って勝ったから、お前は震えて眠っとけ。ガンバッテー!」と、粕谷に反則のヒザから勝利したバルボーザを挑発した。 [nextpage] ▼フライ級 5分3R×谷村泰嘉(空手道禅道会総本部・パラエストラ八王子TEAM TIGER)6位 5勝3敗 56.7kg[3R 4分25秒 ニンジャチョーク]〇眞藤源太(ボンサイ柔術)8位 8勝5敗 56.85kg  2026年3月横浜大会、シャープな打撃からタックルへ繋ぎ、電光石火のニンジャチョークで菅歩夢を絞め落とし、ベスト一本賞にも選出された谷村。トータルファイターとしての実力を強烈に印象づけた。  対する眞藤は、ブラジルの血が入っているクォーターで、その血を活かして高校までサッカーしていた。21歳からMMAを始める。26年から所属をボンサイ柔術に移した。25年から現在は同門となったラファエル・リベイロ、先月王座決定戦で対戦した時田隆成と岸田宙大に持ち味を発揮できず一本負け。3連敗中。  現在3連敗と苦しい状況が続くが、この一戦で巻き返しを狙う。互いにアグレッシブに相手を仕留めにいく攻撃型ファイター。フライ級ならではのスピード感溢れる攻防が期待される。 谷村「明日は誰が見ても強いと思ってもらえる試合を必ずします。そして、亀井さんと一緒に必ず勝って、盛り上げます。応援よろしくお願いします」 眞藤「明日は15分、地獄を見せます。お願いします」  1R、両者オーソドックス。ステップする谷村に眞藤が飛びヒザ。キャッチしてシングルレッグを狙った谷村だが、こらえた眞藤が四つに組んでケージに押し込む。  眞藤のカカト蹴りをキャッチした谷村がテイクダウン。下になった眞藤はすぐに三角の体勢に。クラッチして絞める。谷村はパウンドで抵抗する。眞藤が腕十字に切り替えた瞬間に起き上がった谷村が上を取る。ハーフ。下からホールドする眞藤にヒジ・パウンドを入れる谷村。1R終了。  2R、ステップするが手が出ない谷村。眞藤がパンチで出たところにタックルに入る。テイクダウン。ガードを取った眞藤。脇腹にパンチを入れる谷村。  眞藤の右腕を背中越しに固定して殴るが、動きがないと見なされてブレイクがかかる。谷村のパウンドが後頭部に入ったとして口頭注意が入り再開。残り1分。眞藤の右がヒットし一瞬膝をついた谷村。詰めた眞藤が右ボディを入れるが、谷村が四つに組んでケージに押し込む。肩パンチを入れた谷村。2R終了。  3R、ステップする谷村をケージに詰めた眞藤。タックルに入る谷村を四つで組み止めるとケージに押し込んだ。膠着と見なされてブレイクがかかる。谷村はパンチからシングルレッグに入るが、受け止めた眞藤。  ケージに押し込んでヒザを入れる。谷村が大外刈りを狙ったが、倒せず離れたパンチをヒットさせた眞藤。谷村がシングルレッグに入る。ケージに押し込む谷村だが、眞藤が腹にヒザを打ち込んだ。  入れ替えて逆に押し込んだ眞藤。離れた。残り1分。水面蹴りを見せた谷村だが空振り。残り40秒でタックルに入る谷村だが、眞藤はそこにニンジャチョーク! 谷村タップ!  3R4分25秒、ニンジャチョークで眞藤が一本勝ち。 [nextpage] ▼ストロー級 5分3R△氏原魁星(ボンサイ柔術)4位/2025年NBT同級優勝 5勝4敗1分 52.45kg[判定0-0] ※28-28×3△寺岡拓永(ROAD MMA GYM)6位/2023年NBT同級優勝 4勝4敗1分 52.15kg  氏原は、2025年のNBTを制しランキング入りを果たした21歳の若手注目株。ボンサイ柔術で磨き上げた極めの強さを武器に、5勝のうち4つの一本勝利。近年は打撃強化が組みに繋がっている。  5月3日大会で野田遼介と対戦予定も、野田が体重超過で棄権、試合は「中止」となっていた。  一方、25年6月の飯野タテオ戦以来約1年ぶりの試合に臨む寺岡。両者は2024年4月に一度対戦。1R、氏原が三角絞め、腕十字固めで寺岡をフィニッシュ寸前に追い込む。しかし2R以降、寺岡が打撃で盛り返し、判定勝利を収めた。  その後、寺岡は髙島俊哉、船田電池、飯野にいずれも判定負けで3連敗中。氏原は森田祥平、日向優希、渋井宏行を相手に現在3連勝中と勢いに乗る。再戦を制するのはリベンジを狙う氏原か、それとも3連敗からの復活を懸ける寺岡か。 氏原「世間はワールドカップで盛り上がっていますが、ワールドカップよりぶち上がる試合をして盛り上げようと思います。あ、もちろんサッカーボールキックとかはしないです」 寺岡「PANCRASE 363、頑張ります。よろしくお願いします」  1R、パンチの連打で出る藤原。寺岡がタックルに入るとギロチンで引き込んだ。首を抜いて外した寺岡だが、すぐに腕十字に切り替える氏原。ディフェンスする寺岡。一度三角に切り替えてからまた腕十字に。ヒジを伸ばされたが、耐えた寺岡。氏原はハイガードから三角を狙っていく。  上にいる寺岡だが防戦一方の展開が続く。氏原は四角でクラッチして下からパンチ・ヒジを入れていく。残り1分。寺岡もガードの中からパウンドを出しているが、ヒットしていない。  下から氏原が蹴り上げたが、両膝をついたグラウンド状態の寺岡の顔面に蹴りが入っために反則となり、タイムストップがかかる。蹴りが入った右目が赤くなっている寺岡。氏原に減点1で再開。同じ体勢からの再開となる。またハイガードを狙う氏原。1R終了。  2R、氏原が距離を詰めるとボディロックからテイクダウン。寺岡の体をまたいでマウントに。寺岡の背中越しにハンドカフで腕を固定すると左のパウンドを連打する。背中を向けた寺岡からバックマウント。氏原は四の字ロックでリアネイキドチョーク。アゴの上で耐えている寺岡。  一度放してバックからパンチを入れる氏原。四の字ロックが外れずに逃げられない寺岡。パームトゥパームチョークを仕掛けた氏原だが、またアゴの上で耐える寺岡。残り20秒で腕十字に移行した氏原だが、寺岡はクラッチで耐える。2R終了。  3R、寺岡がケージに詰めてボディブローを打ち込む。氏原が強引に首投げを狙ったが、スッポ抜けて下になった。ガードを取る氏原にパウンドを打ち込む寺岡。蹴って離して立った氏原だが、寺岡が四つから足を掛けてテイクダウン。氏原が下から足で離して立つ。スタンドでケージに詰めてパンチを入れた寺岡。  氏原がまた組んで投げを狙うが、逆に大外刈りで倒した寺岡。パウンドを入れる。氏原がガードから腕十字を狙うが、ディフェンスしながらヒジを打ち込んでいく寺岡。  1Rほど下からの攻めのプレッシャーがない氏原。残り30秒で寺岡が右のパウンドを連打すると、氏原は寺岡の左腕に腕十字! 左腕を反らせながらもパウンドを入れる寺岡。タイムアップ。  判定は三者とも28-28のユナニマスドロー。氏原に反則減点があり、3Rを取り返した寺岡がドローに持ち込んだ。 [nextpage] ▼フェザー級 5分3R ※インタビュー×亀井晨佑(パラエストラ八王子)2025年NBT同級優勝 5勝5敗 65.85kg[3R 3分50秒 TKO]〇畠山祐輔(ボンサイ柔術)7勝5敗 65.95kg  透暉鷹とフェザー級暫定王座を争うなど、PANCRASEフェザー級戦線で数々の激闘を繰り広げてきた亀井が、2023年12月の平田直樹戦後、首のヘルニアの治療のために長期欠場になり、今回が2年半ぶりの復帰戦となる。  対するは、今回PANCRASE初参戦となる畠山。主戦場としていたDEEPでは、ボンサイ柔術への移籍後に一本勝ちを量産してきたが、25年3月のDEEPフェザー級GPリザーブファイトで狩野優に2R KO負けで連勝が3でストップしていた。  チャンピオンシップ経験者の亀井。朝倉未来1年チャレンジ出身として注目を集めるも、ボンサイ柔術に移籍し積み上げてきた畠山。実力者がひしめくフェザー級ランキング戦線に、新たに名乗りを上げる両雄。この一戦の結果はもちろん、その先に待つ展開にも大きな注目が集まる。 亀井「2年半ぶりの試合で、今ワクワクしてるんですけど、そのワクワクが皆さんに伝わるような試合をしたいと思います。勝って(谷村)泰嘉くんに繋げたいと思います」 畠山「明日はPANCRASEデビュー戦ということで、しっかりインパクトの残るような試合をしたいと思います。自分も後ろに(氏原)魁星とか(眞藤)源太くんが続いてくれるんで、ボンサイ柔術一発目としてしっかり繋いでいけるようなインパクトある試合をしたいと思います」  1R、オーソの亀井にサウスポーの畠山。タックルに入った畠山だが、ケージでこらえた亀井。離れる。またタックルに入る畠山だが、切られると引き込んでガードを取る。亀井がガードから体を起こさずパウンドを入れるが、展開がなくブレイクがかかる。  ケージに詰めてタックルに入った畠山。亀井はケージでこらえながら側頭部にヒジを入れる。さらにヒザ。動きがなく、またレフェリーはブレイク。亀井が逆に圧を掛けると右ハイ。しかし蹴りをかいくぐった畠山がテイクダウンに成功。ハーフで押さえ込んだ畠山。バックマウントに。  亀井の体を伸ばしてパウンドを入れる畠山。亀井は効いていないとアピールするが、動けずパウンドをもらい続ける。しかし時間がない。1R終了。  2R、亀井が詰めて右ストレートを打ち込む。畠山がタックルに入る。シングルレッグからケージに押し込んだ。ダブルレッグに切り替えたが、脇を差して防いだ亀井。入れ替えるとヒジから左右のパンチのラッシュ。ブロッキングで凌いだ畠山。タックルに入るとテイクダウン。  座った体勢の亀井の両足をホールドする。背中を向けて立とうとする亀井だが、畠山はバックから両足をフック。またバックマウントで亀井の体を伸ばしてパウンドを入れる。  亀井が向き直るがマウントに。体を起こしてパウンドを入れる畠山。残り45秒で鉄槌・パウンドをラッシュする畠山。亀井はケージを蹴って反転して逃れた。2R終了。  3R、2R終盤のラッシュで消耗が見える畠山。亀井がパンチで出るが、タックルに入った畠山がテイクダウン。ハーフで押さえ込んだ。押さえ込みながらマウントに移行する。  ブリッジで返そうとする亀井だが、返すだけの体力が残っていない。体を起こした畠山がパウンド連打。畠山は亀井の右腕を取って首に巻きつけながらパウンドを打ち込む。レフェリーストップ!  3R3分50秒、TKOで畠山がパンクラスデビュー戦で勝利。  勝った畠山は「初めてのパンクラスは無茶苦茶楽しかったです。対戦相手の亀井選手は、すごくいい男で、打撃も何回も良いのをもらったし、なかなかフィニッシュまで行かせてもらえなかったですけど、パンクラスデビューに向けて、いつも以上に気合いを入れていたので、その気合いで上回ることができたと思います。今日の試合で僕の顔と名前を覚えて帰ってください。今日はポペガーできなかったんですけど、一本を取るスキルも磨いているんで、これから上位陣を一人ずつ倒していきたいと思います」とコメントした。 [nextpage] ▼ウェルター級 5分3R〇武者孝大郎(マスタージャパン東京)3勝 77.05kg[2R 2分57秒 TKO]×萱沼徹平(フリー)1敗 77.5kg  一度は25年11月大会で決定していたが、武者の怪我により中止となっていた一戦。  空道で全国大会出場経験を持つ武者。24年6月の渡邉ショーン戦、25年4月のガブリエル・レーベン戦では、バランスの取れた打撃と組みでデビュー2連勝を飾っている。  対するは、今回MMAデビュー戦に挑む元プロボクサー萱沼。2015年度全日本フェザー級新人王でプロボクシング戦績9戦8勝(5KO)1分と輝かしいレコードを誇る。2016年7月にアンドリュー・パラスに判定勝ちして以降、ボクシング戦は行っておらず、23年5月にFighting Nexusでの宇土冬真戦が怪我でキャンセルされており、MMA練習を経て、萱沼がどれだけアジャストできているか。 武者「前回、自分の怪我で試合を飛ばしてしまってすみませんでした。明日は頑張ります」 萱沼「明日は“ケージ”で見せますのでよろしくお願いします」  1R、両者オーソドックス。インローを蹴る武者。さらにミドル。ケージに詰めた萱沼。左右のパンチを打ち込んだ。前蹴りで離そうとする武者だが、圧を掛ける萱沼。武者がシングルレッグに入る。テイクダウン。  バックに回り両足をフックした武者がパウンドを打ち込む。立ち上がった武者。スタンドバックからクラッチを切った萱沼。離れるとまたパンチで出る。武者のタックルをスプロールしたが、バックに回ろうとしたところでディフェンスした武者が上を取る。バックに回った武者。バッククリンチしてヒザを入れる。ハーフバックからパウンドを連打する武者。ホーン。  2R、開始時に萱沼の右目下の腫れにドクターチェックが入るが続行。すぐに圧を掛ける萱沼。ケージを背負った武者に左フックをヒット。武者がシングルレッグを仕掛けたが、足に触らせずに切った萱沼。  スタンドに戻るとカーフキックを放つ萱沼。足が流れる武者。左ボディを入れる萱沼に武者がシングルレッグ。足を引き抜こうとして背中を向けた萱沼のバックを取った武者。  スタンドバック。正対したが、武者がダブルレッグでテイクダウン。バックに回りパウンドを入れる。レフェリーストップ!  2R2分57秒、TKOで武者が勝利。  勝った武者は試合後のインタビューで、「トップどころには届いていないと思うので、上の方とやりあえるレベルに到達したいと思っています。萱沼はボクサーと聞いていたけど、実際にやってみるとカーフキックが重くて、すごい練習をしているのがわかりました。まずはこつこつ1個ずつ勝っていってレベルアップしていきたいと思います」とコメントした。 [nextpage] 【プレリミナリーファイト】 ▼ライト級 5分3R×下山楓人(CUTE)1敗 69.95kg[2R4分13秒 TKO]〇宮本 樹(ゼロ戦クラブ)1勝 70.75kg  ライト級。両者プロデビュー戦。  CUTEの下山は26歳。高校までバスケをしており、その後に格闘技を始める。15歳年上の兄・下山大介は16年前にパンクラスでプロデビュー。パンクラスでは0勝4敗1分だったが、その後GRACHANなどに参戦していた。昨年のマーシャルワールド杯ウェルター級で優勝しプロ昇格。  ゼロ戦クラブの宮本は25歳。中学時代は野球、高校時代はラグビーで全国大会に出場し、社会人になって22歳から格闘技を始める。アマチュアでは7戦全勝。昨年のマーシャルワールド杯ではライト級で優勝。プロでは階級を落とすかどうか迷っていたとのことだが、ライト級を選択した。  1R、両者オーソドックス。カーフを蹴る下山。宮本は距離を詰めて右を打ち込むと、四つに組んでテイクダウン。ハーフからヒジを入れたが、下山はガードに戻すと、足で距離を作って立ち上がった。スタンドに戻る。カーフを蹴る宮本。もう一発カーフキック。足が流れる下山。  バックブローを狙った下山が背中を見せたところで組みついた宮本。スタンドバックから右足をフックしてパンチを入れる。宮本が殴り続ける展開が続く。下山は残り30秒で前転して足関を狙ったが、上から押さえ込む宮本。最後に下山がギロチンに抱えたが1R終了。  2R、間合いを詰めた宮本が右フックを打ち込みヒット。下山も右を返した。またバックブローを見せた下山。バックを取った宮本に対し、下山はすぐに前転して膝十字を狙う。しかし足関を防いだ宮本がバックをキープする。立ち上がった下山だが、1Rと同じスタンドでのシングルバックの体勢に。  スクランブルで脱出を狙った下山だが、宮本は両足をフックしてバックマウント。四の字ロックに切り替えるとバックからパウンドを打ち込む。打たれる下山が動いて逃れようとするが、逃げられず打たれ続けるのを見てレフェリーが止めた。  2R4分13秒、TKOで宮本が勝利。プロデビュー戦対決を制した。 [nextpage] ▼バンタム級 5分3R〇千種純平(パンクラス大阪稲垣組)6勝4敗 61.2kg[1R1分12秒 リアネイキドチョーク]×鈴木勇太朗(DOBUITA)1勝2敗 60.8kg  バンタム級。パンクラス大阪稲垣組の千種は5勝4敗(3一本勝ち)の21歳。18歳でプロデビューしてから5連勝していたが、その後4連敗中。今年は2月のネオブラ一回戦でプロデビュー戦の山野邉に判定負け。  DOBUITAの鈴木は1勝1敗(1KO勝ち)の25歳。昨年5月のデビュー戦は8年間の長期ブランク明け2戦目の田中千久に1Rチョークで一本勝ちしたが、8月の2戦目はCAVEのベテラン木本に3Rテイクダウンから押さえ込まれ、サイドからのヒジ連打でKO負けした。  1R、両者オーソドックス。パンチで出た千種。右オーバーハンドから返しの左フックが入りダウン気味に倒れた鈴木。千種が上になりパウンドを入れながらマウント!体を起こす鈴木に肘を打ち込むとバックに回った。リアネイキドチョーク!タップアウト!  1R1分12秒、リアネイキドチョークで千種が一本勝ち。連敗を止めた。 [nextpage] ▼バンタム級 5分3R〇増田怜央(THE BLACKBELT JAPAN)3勝4敗 61.15kg[1R2分36秒 ニンジャチョーク]×村社泰河(CAVE)2敗 61.15kg  バンタム級。THE BLACKBELT JAPANの増田は2勝4敗(1KO勝ち)の24歳。前戦までは栃木のKING KRAFT所属だったが、TBJに所属を移して初戦となる。同じKING KRAFTの眞藤がボンサイ柔術に移籍したのがきっかけとのこと。  CAVEの村社は0勝1敗の27歳。バックボーンはキック。2月のプロデビュー戦では、柔術がバックボーンの石原健流に組みで劣勢となり、3Rに打撃で追い上げようとしたものの、スタミナ切れで逃げ切られて判定負けした。  1R、オーソドックスの増田に村杜はサウスポー。圧を掛けられてケージを背負った村杜に、増田はパンチのフェイントからタックル。組んでケージに押し込んだ。差し返して入れ替える村杜。シングルレッグを狙ったが、首が空いたところで増田がニンジャチョークを仕掛ける。外した村杜。四つからテイクダウンして上になるが、増田がスイープ。上になるとまたニンジャチョーク。そのまま引き込んで絞める。耐えている村杜だが、増田が絞め続けると落ちた!  1R2分36秒、ニンジャチョークで増田が移籍初戦を一本勝ちで飾る。 [nextpage] ▼バンタム級 5分3R×貫井義規(OOTA DOJO)5勝7敗3分 61.55kg[判定0-3] ※28-29×3〇近藤悠真(NO FACE GYM)1勝2敗 61.15kg  バンタム級。OOTA DOJOの貫井は5勝6敗3分の28歳。高校生の時にZSTでプロデビュー。その後、就職のため一時セミリタイアしていたが、6年のブランクを経て復帰。復帰後の3戦は0勝2敗1分だったが、そこから2連続一本勝ち。しかし、昨年9月の大谷戦では、キャリア17戦でフィニッシュ勝利のなかった大谷からヒザをもらってKO負けしている。  NO FACE GYMの近藤は0勝2敗の24歳。昨年11月に24歳でプロデビュー。初戦は一方的に攻められる展開で判定負け。今年2月のネオブラ一回戦では、2Rまではグラウンドで優勢に試合を進めていたが、3Rにパンチでアゴを撃ち抜かれてダウンし、最後はタックルを切られてバックマウントで体を伸ばされてのパウンド連打でKO負けしている。  1R。両者オーソドックス。貫井がタックルでテイクダウン。立ち上がった近藤だが、貫井はボディロックを放さずまたテイクダウンを奪う。パウンドを入れた貫井だが、近藤は立って離れた。。近藤が逆にタックルに入りテイクダウン。立ち上がろうとする貫井に飛びつき三角を仕掛けたが、首を抜けられて外れた。バックに回った貫井。テイクダウンをこらえる近藤が逆にバックに回りテイクダウン。ケージを使って立った貫井がまたボディロックから投げを狙う。倒したがすぐに立ち上がる近藤。脇をくぐってバックに回ると、立ち上がろうとする貫井に体重をかけながらパンチを打ち込む。貫井が立ち上がったところで1R終了。  2R。ミドルを蹴る貫井。近藤もミドルを返す。ワンツーで出た。さらにワンツーを打ち込みヒット。貫井のタックルを切ると、立ち際に右をヒットさせる。左目尻をカットしている貫井。パンチで圧を掛けてケージに詰めた近藤。右を打ち込むと貫井がシングルレッグに入るが、足を抜いて切った近藤。ジャブを突く。さらに右オーバーハンドをヒット。残り1分。貫井もジャブを返す。近藤が飛び込んでワンツーをヒットさせた。2R終了。  3R。ダブルレッグで飛び込んだ貫井だが、近藤はスプロールして切った。疲れが見える近藤だがタックルに入りテイクダウン。ケージ際でバックに回った近藤がリアネイキドチョーク。しかし前に乗りすぎている。腕十字に切り替えたが、ディフェンスした貫井が逆にバックに回る。正対して離した。貫井がパンチで出たところに近藤がタックル。テイクダウン。しかしすぐにスクランブルで立ち上がった。ケージに押し込む貫井。近藤が入れ替えてタックルに入るが、貫井がさらに入れ替えてボディロック。テイクダウンしたが、押さえ込ませずに立った近藤。離れる。残り1分。ジャブを突く近藤。貫井は鼻血を出している。疲れでガードが下がっているが出ていく。貫井のタックルをがぶってバックに回りリアネイキドチョーク。しかし前に落として外した貫井。パウンドを入れる貫井。タイムアップ。  判定はジャッジ三者とも29-28で近藤を支持し、3-0で近藤がプロ初勝利。 [nextpage] 【試合中止】 ▼フライ級 5分3R大野友哉(THE BLACKBELT JAPAN)5勝4敗 56.7kg前川 慧(HIDE OUT)2勝 ※前川が体調不良で計量失格、試合は中止に
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