2020年1月19日(日)東京・竹芝のニューピアホールにて、リングで開催される「HEAT46」の追加カードが発表された。
すでに出場が発表されていた石井慧の対戦相手(CRO COP TEAM)がブラジルのクレベル・ソウザに決定した。同試合は石井が持つHEAT総合ルール ヘビー級王座を賭けたタイトルマッチとなる。
ソウザはMMA19勝8敗。2018年3月に「Angel's Fighting 6」でウェルター級で強豪のペ・ミョンホに2R TKO負け以降、5連勝中と勢いに乗っている。しかし、キャリアの初期はライトヘビー級からミドル級で戦っていたものの、ここ3試合は170ポンド(77kg)のウェルター級で戦っており、ヘビー級でのパフォーマンスが気になるところだ。
13KO、3つの一本勝ち(ギロチン・RNC・三角絞め)とスタンドを得意としており、ミョンホ戦ではサウスポー構えから右の前手を触覚がわりに伸ばし、左ミドル、左ストレートを軸に戦っている。また前手の右もパワフルで警戒が必要だ。
また、近年の試合では自らダブルレッグを仕掛けて金網まで押し込みケージレスリングを仕掛けてテイクダウン。相手のラバーガードをリフトし鉄槌・パウンドの連打でTKO勝利するなど、組み技においても力強さを見せている。
石井は、2019年3月の「HEAT 44」名古屋大会でカルリ・ギブレインにアメリカーナで一本勝ちし、HEAT総合ルール ヘビー級王者となったが、前戦2019年10月のPFLヘビー級準々決勝ではデニス・ゴルゾフに2R判定負けしており、今回が再起戦となる。
果たして日本で、曲者ソウザ相手にベルトを守ることができるか。