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【UFC】フィジエフが後ろ廻し蹴りでトーレスを飛ばして右フックKO! シャラ・マゴメドフがペレイラにダウン喫するも判定勝ち、フライ級アルマバエフがジョンソンをスロエフストレッチで極めて王座挑戦アピール。マゴメドフがオレクシェイチュクにヒジ効かせてギロチン、ヤキヤエフが8秒KOで6試合連続1Rフィニッシュ! ルジボエフが21個目の一本勝ち! マツモトがアルマハンに競り勝つ。ドンチェンコがUFC3連勝

2026/06/27 22:06
 2026年6月27日(土)、アゼルバイジャン・バクーのNational Gymnastics Arenaにて『UFC Fight Night: Fiziev vs. Torres』(U-NEXT/UFC Fight Pass配信)が開催された。日本時間27日22時から行われた。 ▼ライト級 5分5R〇ラファエル・フィジエフ(アゼルバイジャン)14勝5敗(UFC 8勝5敗)156lbs/70.76kg[2R 0分15秒 KO] ※右後ろ廻し蹴り→右フック×マヌエル・トーレス(メキシコ)17勝4敗(UFC 5勝2敗)156lbs/70.76kg  フィジエフはムエタイバックボーン。2023年のマテウス・ガムロット戦でヒザ前十字靭帯を断裂。長期欠場から、25年3月に代役としての緊急参戦でジャスティン・ゲイジーと対戦。判定負けで3連敗となったが、6月の地元アゼルバイジャン大会では、当時3連勝中だったイグナシオ・バーモンデスに判定勝ち。  約3年ぶりの白星を挙げた。26年1月前戦の豪州大会ではマウリシオ・ルフィの右ストレートで2R TKO負け。地元で再び再起なるか。33歳。  MMA17勝のうち16試合をフィニッシュしているトーレス。UFC5勝1敗も、フランク・カマチョ、ニコラス・モッタ、クリス・ダンカン、ドリュー・ドーバー、グラント・ドーソンをいずれも1Rでフィニッシュしている。今のところオクタゴン唯一の黒星は、24年9月にイグナシオ・バーモンデスに1R TKO負けしたもの。  対戦相手のフィジエフは直近1勝5敗だが、25年6月にそのバーモンデスを判定3-0で下しているため、そのフィジエフ相手にトーレスは真価を見せるか。31歳。  導入されたばかりのメタランキングでは13位のトーレスだが、メディアランキングではランク外。トップランカーたちと鎬を削ってきたフィジエフを下せば、両ランキングでランクインとなるか。  1R、ともにオーソドックス構え。先にフィジエフが左右ロー、そこに右を狙うトーレス。前蹴りも。トーレスの左をかわしたフィジエフはダブルレッグテイクダウン! トーレスの立ち際を潰しに行くが、立ったトーレスのヒザがローブローに。中断もすぐに再開。  右ローのフィジエフ。そこに右を合わせたトーレス。遠間から左、さらに左にフィジエフがバランスを崩すも立て直す。左ミドルのフィジエフをさばくトーレス。左ジャブのダブルで前に。ステップでかわすフィジエフだが右の蹴りは届かない。  左インローのフィジエフ。トーレスは近くになると、ワンツー。離れるフィジエフに、右ミドルのトーレス。それを掴んだフィジエフはテイクダウンもすぐに立つトーレスは右の蹴り。さらにフィジエフの入りに右前手を内側から突く! ブザー。トーレスのラウンドか。  2R、右後ろ廻し蹴りを右のガード上に突いたフィジエフ! 後方に倒れたトーレス。立ち上がりにフィジエフはラッシュ! ケージに詰めて右フックを当ててさらに左右。トーレスが崩れたところでレフェリーが間に入った。  歓喜にむせぶフィジエフは、「俺のキャリアにおける、今日、俺が手にしたものを見てよ。間違いなくまたボーナスだ。見てよ。みんな大いに盛り上がってる。俺はいますごく感情が高ぶってるんだ。すべてが上手くいって本当に嬉しい。当然だけど。彼は1ラウンドで相手を仕留めることで知られてるし。戦略は、まさに『クラシックなラファエル』を想定したものだった。  俺の目に何が起こったか。目を閉じれば、すべてが見えるんだ。でも目を開けるとすべてが二重に見える、わかるだろ? で、2R目にステップを踏み出した時、“何だこりゃ?”って思ったよ。マジで。(次は誰と戦いたい?)俺のベルトはどこだ?」と語った。 [nextpage] ▼ミドル級 5分3R〇シャラ・マゴメドフ(ロシア)17勝1敗(UFC 6勝1敗)186lbs/84.37kg[判定3-0] ※29-28×3×ミシェル・ペレイラ(ブラジル)32勝15敗(UFC 10勝6敗)185.5lbs/84.14kg  隻眼のマゴメドフは、コミッションの問題で北米以外を主戦場に。UFC4連勝でランキング入りも、2月の前戦でマイケル・ヴェノム・ペイジに判定負けでキャリア初黒星。25年7月にマルク・アンドレ・ベリオーに判定3-0で再起を飾った。32歳。  かって日本のHEATに参戦し、日本でも暮らしていたペレイラは、2019年のUFC参戦から一時は8連勝をマークも、24年10月にアンソニー・ヘルナンデスにTKO負けすると、アブス・マゴメドフに判定負け、カイル・ドーカスに1R KO負けと3連敗を喫した。2026年2月の前戦でザカリ―・リーズにスプリット判定勝ちで連敗を止めている。32歳。  1R、ともにオーソドックス構え。グローブタッチ無し。両手を上下に回すマゴメドフ。ペレイラは左ジャブで飛び込み。さばくマゴメドフは右カーフを2発。しかし、さらに右ローを蹴りに行くマゴメドフにペレイラはカウンターの右でダウンを奪うとパウンド! 下から蹴り上げるマゴメドフ。  中腰で足をさばきにいくペレイラに下のマゴメドフは髪を引っ張り注意。同じ体勢で再開。フルガードにしたマゴメドフにペレイラはインサイドガードからパウンド。下のマゴメドフもヒジを打つが、足をさばいたぺれがバックに片足をかけたペレイラだが、下に落としたマゴメドフが残り20秒で上に。立って下のペレイラの足を蹴ってブザー。マゴメドフは鼻血。ペレイラのラウンドに。  2R、「髪を3度掴んだ」とマゴメドフに注意して開始。右ローを蹴るマゴメドフに回って避けるペレイラはケージを蹴って右のスーパーマンパンチ。かわしながらマゴメドフは右を当てる。左ハイはガードのペレイラに左の関越蹴りも。右で飛び込むペレイラをかわして右の蹴りのダブルのマゴメドフ。さらに左ローも。前蹴り。  ペレイラは手数が足りない。右が交錯。マゴメドフのバックフィストはかわしたペレイラ。マゴメドフの入りに右のカウンターを狙う。さらに前進には、マゴメドフがカウンターの右を狙う。  右サイドキックのペレイラは右回り。追うマゴメドフはスピンキック。その打ち終わりにペレイラは右を振る。残り5秒でペレイラは胴廻し回転蹴りもマゴメドフはかわして拍手を見せる。マゴメドフのラウンド。  3R、サイドキックのマゴメドフが圧力。ともに中央の取り合いからペレイラはワンツーの右の跳び込み。バックステップでかわしたマゴメドフが圧力。サークリングのペレイラに左ロー、前蹴りと蹴り分けるマゴメドフ。  マゴメドフの右に、ダブルレッグに入るペレイラ。切るマゴメドフはペレイラの立ち際に指を向けてアイポークとなる。 開。右ローのペレイラ。マゴメドフは圧力をかけるとペレイラは右にサークリング。残り2分で左右で前に出てマゴメドフの打ち返しや左ミドルに反応するマゴメドフ。ダブルレッグで飛び込むペレイラに跳びヒザを合わせたマゴメドフ! 崩れたペレイラだが足を手繰り首相撲に。両脇を上げて押し込むが、ヒザを打って突き放したマゴメドフが前に。互いの右が交錯してブザー。  判定3-0(29-28×3)でマゴメドフが勝利。   試合後、マゴメドフは「これはまさに、対戦相手に予想されていた展開です。私たちもその準備はしていました。あの右パンチを待っていたのですが、どういうわけか、たまたま外してしまいました。でも大丈夫です。私はめげませんでした。バックの状態からでも戦い続けました。相手のアゴを狙っていたのですが、もしかしたら少し狙いすぎてしまったかもしれません。ポイントを狙っていたら、彼を仕留めることができたかもしれない。でも、彼は本当にタフな相手だ。彼には敬意を表したい。そしてね、みんな、ありがとう。応援してくれてありがとう。私たちは前進し続ける。もっと大きく、もっと素晴らしいものへと進んでいく。この地へまた戻ってきます。私はこのベルトを手に入れます」と語った。 [nextpage] ▼ライト級 5分3R〇マテウス・カミロ(ブラジル)11勝3敗(UFC 2勝1敗)156lbs/70.76kg[1R 1分31秒 TKO] ※右ストレート→パウンド×ナジム・サディコフ(アゼルバイジャン)11勝3敗1分(UFC 4勝2敗1分)156lbs/70.76kg  1R、サウスポー構えのサディコフにオーソのカミロ。スイッチを見せながら右ジャブから左ボディを狙う。カミロはインロー。大コールの中、ワンツーで詰めるサディコフ。  しかし、右ジャブでの入りにカミロは右ストレート! ダウンしたサディコフは頭を抱えると鉄槌連打。レフェリーが間に入った。地元の大歓声から一転、バクーの会場が静まり返った。  マイケル・ビスピンのケージインタビューで「“あのストップは早すぎた”と主張する人たちに、あなたなら何と言いますか?」と問われたカミロは、「クリーンな一撃だったと思う。彼はもう……動かないで、ストップの判断は非常に良かったと思う。そして、何でもないことに対して本当にありがとうと言いたい。彼は素晴らしい戦士だ」と語った。 [nextpage] ▼フライ級 5分3R〇アスー・アルマバエフ(カザフスタン)24勝3敗(UFC 7勝1敗)126lbs/57.15kg[3R 3分33秒 スロエフストレッチ]×チャールズ・ジョンソン(米国)19勝9敗(UFC 8勝7敗)125.5lbs/56.93kg  カザフスタンのアルマバエフは、UFCデビューから4連勝で、25年3月にマネル・ケイプと対戦。テイクダウンを切られて、3RにTKO負け。7月にホセ・オチョアに判定勝ちで再起を遂げると、11月の前戦でアレックス・ペレスと対戦。ペレスの組みに跳びついてのギロチンチョークで一本勝ちしている。32歳。  ジョンソンは、現UFC世界フライ級王者のジョシュア・ヴァンにオクタゴンで唯一の黒星をつけた男。23年に3連敗から、24年にアザト・マクスム、ジェイク・ハドリーに判定勝ちすると、ジョシュア・ヴァンを3R 右アッパーでKO。その後もス・ムダルジを判定で下して4連勝をマークも、25年3月に元RIZINのラマザン・テミロフに判定負け。25年8月にロニー・カヴァナを2R KOに下して再起も、26年1月にアレックス・ペレスに1R 左フックでTKO負けを喫した。3月の前戦ではブルーノ・シウバにスプリット判定で勝利している。35歳。  星条旗を肩に入場のジョンソンにブーイング。カザフスタン国旗とともに入場のアルマバエフには大歓声。  1R、オーソで詰めるアルマバエフに、足を入れ替え右ローのジョンソンは右カーフ。左から右オーバーハンドのアルマバエフをかわす。右蹴り上げから左フックのジョンソンに、アルマバエフは距離を詰めて右を振って、ジョンソンの蹴り返しの足を掴んでテイクダウン。  下のジョンソンはダブルアンダーでフックガードからスイープ狙い。残してトップからパウンドで飛び込むアルマバエフ。しかし、ここもジョンソンはバタフライガードから跳ね上げ。ケージ際で上体を立てたジョンソンに首を抱えてギロチンのプレッシャーはアルマバエフ。  レッスルアップのジョンソンに大内刈からシングルレッグでテイクダウンのアルマバエフ! ジョンソンも巧みなガードワークを見せるが立てず。アルマバエフのラウンド。  2R、スイッチしてのジクザグステップで左右を突くジョンソンだが、アルマバエフは圧力、右のスピンキックも。右カーフのジョンソンがサウスポー構えになると、アルマバエフは右インロー! ジョンソンも右カーフで前に。プレッシャーをかけ直すジョンソンの右ローをすかして崩したアルマバエフ。ジョンソンはすぐに立つと、アルマバエフは後ろ蹴りもローブローに。  再開。いきなり右後ろ廻し蹴りを側頭部に当てたアルマバエフ! さらに右オーバーハンドからダブルレッグテイクダウン! すぐに立つジョンソンはここで左右ノラッシュも回るアルマハンはさばいて両手を広げると、ダブルレッグテイクダウン!  立とうとするジョンソンにがぶり狙いからバック狙いのアルマバエフ。仰向けになるジョンソンにハーフに。ジョンソンはニーシールドから亀で立ち上がり。そこにバックにつこうとするアルマバエフに、ジョンソンは亀に。両足を入れてブザー。ノンストップのアルマバエフのラウンド。  3R、開始前に観客を煽るアルマハン。右ハイのアルマバエフ。ダブルレッグに三角にとらえたジョンソンだが、またいで首を外したアルマバエフが上に、背中を見せながらエスケープのジョンソンにボディトライアングルのアルマバエフ。ジョンソンの動きに合わせて肩固めも狙う。中腰になって前に落とそうとするジョンソンにアルマバエフはジョンソンの左足を掴んで前転して足首を抱えて伸ばしてスロエフストレッチ! タップを奪った。  試合後、アルマバエフは「応援ありがとう。同胞のこんな素晴らしい応援があれば負けるわけにはいかない。わかるだろ? そしてジョシュア(ヴァン)よ。戦おう。お前を倒しに行くぞ。あのさ、朝倉というゲストにチャンスを与えたんだぞ。俺はこれだけの勝利を積み重ねてここにいる。タイトル挑戦権は当然だ。(もし次がタイトル戦じゃないなら、誰と戦いたい?)わからないな。他に推薦できる相手もいないし。それに俺たちはもうやり遂げた。もちろん、パントージャは堂々の挑戦者だ。でも、僕のファンたちは、もう待ちきれないんだ。カザフスタン、私の試合でのパフォーマンスを見ただろう? カザフスタンでの私のパフォーマンスを想像してみてくれ。俺は男だから、すぐにでも」と、王座挑戦をアピールした。 [nextpage] ▼ミドル級 5分3R〇イクラム・アリスケロフ(ロシア)18勝2敗(UFC 5勝1敗)186lbs/84.37kg[判定3-0)※30-27×3ブルンノ・フェヘイラ(ブラジル)15勝4敗(UFC 6勝4敗)185lbs/83.91kg  1R、ともにオーソドックス構え。先にジャブで詰めるアリスケロフ。アリスケロは、ジャブ&ローからフェヘイラの入りにカウンターでダブルレッグテイクダウン!立つフェヘイラ。アリスケロフの前蹴りがローブローに。中断。  再開。左ハイのアリスケロフに右オーバーハンドのフェヘイラ。アリスケロフは圧力をかけるとと左ヒザから右ストレートでフェヘイラをケージに詰めて跳びヒザ! さらにダブルレッグテイクダウン。インサイドガードから細かいパウンドを打つ。フェヘイラは腰を切って立ち上がり。  2R、中央を取り前蹴りのアリスケロフ。フェヘイラはワンツー。アリスケロフのワンツーからヒザ蹴りにフェヘイラは後退も、ダブルレッグテイクダウン。足をさばくと、フェヘイラは左右のオーバーハンド。アリスケロフのトップでブザー。  3R、ジャブの刺し合い。サウスポー構えから左ハイを打つフェヘイラに左を狙うアリスケロフが前に。アリスケロフはシングルレッグでテイクダウン! トップからバックマウント。4の字ロックに。半身になるフェヘイラをニアマウントからパウンドで細かいパウンド、バックマウントから鉄槌連打でブザー。  判定3-0(30-27×3)のフルマークでアリスケロフが勝利。 [nextpage] ▼ミドル級 5分3R〇アブス・マゴメドフ(ドイツ)29勝7敗1分(UFC 5勝3敗)185.5lbs/84.14kg[1R 3分25秒 ギロチンチョーク]×ミハル・オレクシェイチュク(ポーランド)22勝10敗(UFC 10勝8敗)※UFC3連勝でストップ 186lbs/84.37kg  ファイティングナーズに移籍し、UFC3連勝中のオレクシェイチュク。対するマゴメドフは、25年10月にジョー・パイファーにRNCで一本負けでUFC連勝が3でストップ。今回はプーケットでシャラ・マゴメドフと練習してきた。  1R、サウスポー構えのオレクシェイチュク。オーソのマゴメドフが右の蹴り、左から右ボディを突く。オレクシェイチュクは左インロー。マゴメドフは右ハイ。ブリッキングのオレクシェイチュクは左で詰めるが、マゴメドフは左回りでかわして右インロー。  右を突いて四つに組んだマゴメドフは打点高い右ヒザをオレクシェイチュクに突く。サウスポー構え。左ボディのオレクシェイチュクにマゴメドフは右ヒジをヒット! 崩れたオレクシェイチュクに右フックをダブルで効かせてダウンを奪うとノーアームのギロチンチョーク! マウントで絞めてタップを奪った。  試合後、マゴメドフは「プラン通りだった。上手くいったよ。あいつのタフなところを知ってたんだ。あいつは(ヒジで)こめかみを打たれた。もう眠るだろう。俺にも一つある。ビッグな試合を組んでくれるといいな。イスラエル・アデサニヤと戦いたいんだ。今や、ほぼ同じレベルまで来ている。このパフォーマンスの後、試合が決まることを願っている。もちろん、ボーナスももらえるといいな。あいつはずっと挑発し続けてきた。もう一つ言いたいのは、チーム全員に感謝したい」と語った。 [nextpage] ▼ミドル級 5分3R〇ファーマン・ハサノフ(アゼルバイジャン)6勝0敗(UFC 2勝0敗)170.5lbs/77.34kg[判定3-0] ※30-27×3×エリック・ノーラン(米国)8勝6敗(UFC 0勝3敗)170.5lbs/77.34kg  1R、ともにオーソドックス構え。大歓声のなか、ノーランの打撃を潜ってダブルレッグテイクダウンのハサノフ。すぐにバッククリンチから崩し。立つノーランをコントロールして崩してパンチ。その都度ケージで立つノーランをボディロックテイクダウンでマット中央側に倒したハサノフ。ノーランはケージまで移動して立ち上がり。  ハサノフはなおもボディロックテイクダウン。すぐに立つノーランに左足をかけて引き出し、鉄槌。右ヒジ。ノーランはフルガードに戻して抱え込む。  2R、早々にハサノフはシングルレッグでテイクダウン。背中を向けて立ちに行くノーランの足を刈ってテイクダウン、ノーランはキムラで回して立ち上がり。スイッチからがぶり。頭を上げたハサノフだが疲労が見える。しかしハサノフはすぐにダブルレッグテイクダウン。下のノーランはキムラ狙いからパウンドをもらいながら立ち上がり。ハサノフのシングルレッグを切る。  前に出て左ハイのノーランは左ジャブで前に! ワンツー。頭が下がるハサノフだがダブルレッグテイクダウン。ケージ背に立とうとするノーランは右目周辺から出血。立ち上がるノーランにシングルレッグのハサノフは中央にダブルレッグテイクダウン。右手首を持つノーランにハサノフはヒジでブザー。  3R、右オーバーハンドで前に出るハサノフ。ノーランは左ジャブで詰めて右オーバーハンドを強振。かわしたハサノフは組んでケージまでドライブも。突き放したノーラン。しかし、ここでダブルレッグから両足を持ち上げ払ってテイクダウンのハサノフ! ノーランは亀で這ってケージに。仰向けにさせたハサノフはサイドで押さえ込み。  ノーランは再び亀になってケージ際まで動くが、潰して押さえ込むハサノフ。ニアマウント。亀になって立つノーランを崩す。ノーランは立ち上がるも動けず。ブザー。  判定3-0(30-27×3)で地元ハサノフが勝利。「ここアゼルバイジャンのこの観客の前でそれを成し遂げられたんだ。僕は英語が話せないから、彼に話してもらおう。気分は最高だ。自分のファンの前で勝利を収めた。僕は自分のファンを愛しているし、MMAも大好きで、だからJFCも大好きだ。だから気分は最高です。これはまだ始まりに過ぎない。一歩一歩、やっていくよ」と語った。 [nextpage] ▼ライトヘビー級マッチ 5分3R〇アブドゥルラフマン・ヤキヤエフ(トルコ)10勝0敗(UFC 3勝0敗)※全試合フィニッシュ 206lbs/93.44kg [1R 0分08秒 KO] ※右ストレート×ジュリアス・ウォーカー(米国)7勝3敗(UFC 1勝3敗)206lbs/93.44kg  ライトヘビー級。トルコのヤキヤエフはMMA9勝0敗。コンバットサンボベースで、フランスAres FCの2試合、DWCS、UFCでの2試合で5試合続けて1Rフィニッシュ中(4一本勝ち、1KO)。26年4月にブレンドソン・ヒベイロにリアネイキドチョークで一本勝ち。25歳。  米国のウォーカーは、25年2月に欠場選手の代役でUFCデビュー。アロンゾ・メニフィールドにスプリット判定負け後、8月にハファエル・セフケイラに判定勝ちでオクタゴン初勝利。26年2月の前戦ではダスティン・ジャコビーに2R KO負け。  1R、グローブタッチ。ともにオーソドックス構え。ウォーカーの左ジャブの入りに、ヤキヤエフは右! アゴを打ち抜かれたウォーカーがダウンし、ヤキヤエフは鉄槌。レフェリーが間に入った。  ヤキヤエフは6試合連続1Rフィニッシュ。8秒KO勝利はライトヘビー級史上2位。試合後、ケージの中で「みんな、俺はここに来て記録を打ち立てるんだ。だから、これは初めての記録じゃない。これからもさらに多くの偉業を成し遂げていくよ。(8秒KOは)実は、距離を置いて戦うつもりだったんだ。でもチャンスが見えた瞬間、そのチャンスを掴んだ。まさに一瞬のことだった。さっき言った通りさ。わかるだろ? (将来はどうなると思う?)準備はできてる」と語った。 [nextpage] ▼ミドル級 5分3R〇ヌルスルトン・ルジボエフ(ウズベキスタン)37勝9敗2分(UFC 5勝1敗)186lbs/84.37kg[1R 3分58秒 リアネイキドチョーク]×アンドレイ・プリャエフ(ロシア)10勝5敗(UFC 1勝3敗)186lbs/84.37kg  1R、オーソのルジボエフに、サウスポー構えのプリャエフ。先に圧力をかけるルジボエフは左から右。さらにプリャエフのローを掴んでシングルレッグからバッククリンチ。  背後からヒザを突くルジボエフケージから剥がして両手を着かせて背中に。両足をフックし、背後からパウンド。おたつロックからリアネイキドチョークを狙う。右腕を喉下に差し込み、フェイスクランクで横に向かせてリアネイキドチョークで絞めると、プリャエフが失神!  ルジボエフはミドル級では負け無しの5連勝に。試合後、「僕がスタンドでの戦いが得意なのは、みんな知ってるよね。それに、今や僕の戦績には21回のサブミッション勝利もあるんだ。(次は誰と戦いたい?)以前は断り方が分からなかったんだ。だから、ずっと戦い続けてきた。そして、この機会を与えてくれたマネージャーたちに感謝している。今、僕を見てよ。ここ、UFCミドル級で5勝0敗。だから、誰とでも戦える準備はできてる。私はトップランキングに名を連ねる相手と戦いたい」と語った。 [nextpage] ▼フェザー級 5分3R〇カーン・オフリ(トルコ)14勝4敗1分(UFC 3勝2敗)146lbs/66.22kg[1R 4分16秒 肩固め]×ハヴィエル・レイエス(コロンビア)23勝6敗(UFC 1勝1敗)145.5lbs/66.00kg  1R、ともにオーソドックス構え。右カーフのオフリに、インローを返すレイエス。左ボディから入るレイエスにオフリが右を当てる。  右フックのレイエスをかわして右を当てるオフリ。グラついたレイエスだが前に。左ジャブの連打から詰めるとオフリは左回り。左ダブルから右オーバーハンドのレイエスをかわすオフリ。  右カーフ、アッパーのオフリは左をボディについてから右オーバーハンド! ダウンを奪うと、マウントでパウンド、最後は肩固めに極めた。  柔術黒帯対決を打撃から極めで制したオフリ。ゲームプランの転換について、「僕は1Rでのサブミッションによるフィニッシュを8回も記録しており、グラウンドでの危険性は誰もが知っている。しかし、今回は自分の打撃のスキルを見せつけたかった」と語った。 [nextpage] ▼ウェルター級 5分3R〇ダニール・ドンチェンコ(ウクライナ)14勝2敗(UFC 3勝0敗)170.5lbs/77.34kg[2R 1分35秒 TKO]×ティオドル・ベリグレン(スウェーデン)8勝4敗(UFC 0勝1敗)171lbs/77.56kg  ウクライナのドンチェンコはキックベース。2024年1月のTOP BRIGHTSで勝利すると、Naiza FC王者となり、25年のTUFウェルター級で優勝。UFCデビュー戦で初回KO勝ちすると、26年2月にアレックス・モロノに判定勝ち。24歳。  スウェーデンのベリグレンは、緊急UFCデビュー。アンドレアス・グスタフソン欠場で、3週間前にUFCデビューを決めた。8勝3敗で5KO・TKO、3一本勝ち。26歳。  1R、サウスポー構えのベリグレンは左の蹴り。ドンチェンコは右インロー、右ボディから左。右ローがローブローも、ベリグレンはすぐに再開。右で前進のドンチェンコは前蹴りも。左ハイのベリグレン。ガードのドンチェンコは頭を振って右ボディ。右フックで前に。右で差して押し込みヒザ。離れ際に右ヒジ。  歩きながらスイッチして近づくベリグレンは左ミドル右前蹴り、ジャブが伸るが、ドンチェンコは右を当てると、三日月蹴りを腹に! 下がるベリグレンにボディ打ちもベリグレンは回る。  右ボディで前に出るドンチェンコにガードが下がってきたベリグレンはクリンチ。突き放したベリグレンはワンツーの左もかわすドンチェンコは左インローをヒット。さらに左カーフ。ベリグレンのヒザに前手左フックを狙う。さらに左ロー。左右ボディをヒット。  ドンチェンコの左インローにバランスを崩すベリグレン。さらに右ローのドンチェンコ。ベリグレンの前進に左右を合わせに行く。ドンチェンコのラウンド。  2R、ベリグレンの左の蹴りの打ち終わりに右ローを当てるドンチェンコ。さらに右インロー。サウスポー構えにスイッチして左ローも。ベリグレンのジャブは手打ちに。右前蹴りを腹に突くドンチェンコ。ベリグレンの左右を上体でかわし、右ハイ!  ダウンしたベリグレンの立ち上がりに左右ラッシュにレフェリーが間に入った。ドンチェンコは7連勝。試合後、「僕は本物のアルティメット・ファイターだってわかったよ。僕はいつも戦いに挑むんだ。(次は?)リングの真ん中で俺と戦ってくれるファイターをくれ。相手が誰だって構わない。ただ、素晴らしい試合を見せたい。それが一番大事なんだ。お金を稼ぎたいし、すべてのファンにその瞬間を楽しんでもらい、僕と一緒にその瞬間を満喫してもらいたい。だから、今、僕が最高の『アルティメット・ファイター』であることを証明するためにここにいるんだ」と語った。 [nextpage] ▼バンタム級 5分3R〇ジェアン・マツモト(ブラジル)18勝2敗(UFC 4勝2敗)135.5lbs/61.46kg[判定3-0] ※29-28×3×ベクザト・アルマハン(カザフスタン)12勝4敗(UFC 1勝3敗)136lbs/61.69kg  朝倉海が初勝利を挙げた注目のバンタム級戦。  カザフスタンのアルマハンは、空手バックボーンでMMA9連勝でUFC入り。24年3月のUFCデビュー戦でいきなりウマル・ヌルマゴメドフと対戦し、初回にダウンを奪うも判定負け。25年5月の2戦目では、TUFウィナーのブラッド・カトーナから右アッパーでダウンを奪い、1R KO勝ち。11月の前戦でアレクサンドレ・トプリアに判定負け。28歳。  マツモトは、ムエタイと柔術の黒帯。DWCS2023含め、14戦無敗でUFCと契約。ダン・アルグエタに一本勝ち後、ブラッド・カトーナに判定勝ちで2連勝も、25年2月にロブ・フォントにスプリット判定負け。8月のマイルズ・ジョーンズ戦でスプリット判定勝ちで再起も、26年2月の前戦でファリド・バシャラートにスプリット判定負け。ここ3戦はいずれも判定が割れる接戦だった。  1R、ともにオーソドックス構え。中央を取るアルマハン。ベクザトコールのなか、ボディストレート。ケージ背にするマツモト。アルマハンのワンツーをかわして右を打つ。さらに右カーフ、左ハイ。左から右で前に出るアルマハン。ステップでかわしたマツモトは右カーフ。アルマハンは左から右を当てる。  ワンツーで押し戻すマツモトは右カーフをヒット。左ハイはアルマハンが右を合わせに行く。同じ左ハイに右を狙うアルマハン。右カーフのマツモトに右! ダウンしたマツモトを追うと右クロス。右アッパーから左の入りはかわしたマツモトはダブルレッグ。しかし、差し上げたアルマハン。  マツモトはワンツーで前に出てケージに詰めてのダブルレッグ。アルマハンの戻しにパウンドし、ラウンド終了間際にクラッチ持ち上げテイクダウン! サイドからヒジを打ちブザー。ダウンを奪ったアルマハンのラウンドも終盤の組みの反撃が中盤にどう影響するか。  2R、前に出て右を当てるマツモト。アルマハンの入りにダブルレッグを合わせるマツモト。ここは切るアルマハン。マツモトはなおも右カーフ。アルマハンの左ふくらはぎが赤く腫れる。  ワンツー、左ミドルのマツモト。ガード固め詰めると右カーフ! 右アッパーの入りのアルマハンは、マツモトの動きを一瞬止めるが、マツモトは前に。ダブルレッグで押し込むと差し上げるアルマハンは離れる。左目尻から出血のマツモト。詰めて左ヒザ、左ハイ!  下がったアルマハンに左三日月蹴りも。組んでヒザ打つマツモトにヒザを返すアルマハンだが、マツモトは跳びヒザから前に。左ハイ。さらに左前蹴り。左右でマツモトが前に。ブザーにアルマハンは椅子を待たずにマットに座る。マツモトのラウンド。  3R、マツモトのカットは大きいが出血は大きくなく止血。右カーフのマツモトに、左ジャブを合わせるアルマハン。マツモトはさらに右カーフ。右ハイも。かわすアルマハンだが、左右の打ち合いで右を当てるマツモト。左ミドルハイを突くマツモト。右インローがかすめてローブローに。  再開。詰めつのはマツモト。ワンツーで前に。さらに打ち下しの右ロー。マツモトは左右をまとめる。アルマハンも左を返すが単発。詰めてダブルレッグで尻を着かせるが、すぐに立ったアルマハン。右アッパーから左右も、潜ってダブルレッグで押し込むマツモト。離れ際に左右をまとめる。  回るアルマハンはマツモトの右ローに右。マツモトはなぜか下がると左ハイにアルマハンは左を狙う。残り10秒で逃げ切り体勢のマツモトは舌を出すが、接戦の判定に。  判定3-0(29-28)でマツモトが勝利。 [nextpage] ▼ウェルター級 5分3R〇タヒル・アブドゥラエフ(アゼルバイジャン)22勝3敗(UFC 1勝0敗)170.5lbs/77.34kg[3R 4分28秒 TKO] ※パウンド×ジェファソン・ナシメント(ブラジル)13勝1敗(UFC 0勝1敗)171lbs/77.56kg※LFAライト級暫定王者・LAF6勝0敗、修斗ブラジル5勝0敗   1R、ともにオーソドックス構え。先に圧力をかけるアブドゥラエフ。サークリングするナシメントは飛び込んで右。アブドゥラエフの右に下がるナシメントだが、右オーバーハンドも。詰めるアブドゥラエフにサークリングのナシメント。追うアブドゥラエフは右を強振。組むナシメントは体を入れ替えると右ヒザもローブローに。再開。  2R、先に中央に詰めるアブドゥラエフ。右カーフを当てるナシメントは右回り。左で入るアブドゥラエフに左フックをヒット。追うアブドゥラエフは右ハイ。ナシメントの左ミドルハイにアブドゥラエフは右を合わせに行く。左フックで詰めるアブドゥラエフは右カーフ。  押し戻すナシメントは細かいステップからワンツー、かわすアブドゥラエフは追い足が初回より落ちる。詰られめたところにナシメントは左右をまとめる。詰めるアブドゥラエフは中央で待つと、ナシメントに口頭注意。アブドゥラエフの左の蹴りに右を打つナシメント。回りながらも出入りの打撃。追うアブドゥラエフはブザー後に右を打ち込む。  3R、ナシメントのヒザ蹴りを掴んでテイクダウン、パウンドのアブドゥラエフに、立って押し込むナシメント。オーソから左の蹴り。さらにボディ打ちから右オーバーハンドも、潜ったアブドゥラエフがダブルレッグテイクダウン!  ハーフから右で差して左足を挟んでスイープ狙いから立とうとするが、剥がしたアブドゥラエフはパウンド! ニーシールドのナシメントを詰めると、ナシメントはフルガードに。インサイドから鉄槌のアブドゥラエフだが単発。下から抱き寄せるナシメントに離れて左を当てたアブドゥラエフ!  左手でアゴを押さえての右のパウンド連打にナシメントは抱き寄せようとするが、レフェリーが早めのストップ。すぐに立ち上がるナシメントに、地元アブドゥラエフは大の字で歓声を受けた。
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