日本でもお馴染みのアナン(左)とスアキムが激突(C)ONE Championship
2026年8月7日(金)タイ・ルンピニースタジアム『ONE Friday Fights 165 & The Inner Circle 25』(U-NEXT配信)の追加対戦カードが発表された。
元ONEバンタム級(-65.8kg)ムエタイ世界王者ナビル・アナン(アルジェリア/タイ/Team Mehdi Zatout)とスアキム・ソー・ジョー・トンプラジン(タイ/Sor Jor Thongprajin)の対戦が決定。ONEバンタム級ムエタイ3分3Rで対戦する。

アナンはテコンドー、空手(いずれも黒帯)を経てムエタイを始め、パタヤの地方スタジアムで経験を積んで2017年からルンピニーとラジャダムナンのメジャースタジアムに進出。2022年5月にはWBCムエタイ世界フェザー級王座に就いた。『RWS』出場を経て、2023年6月にONE初出場にしてスーパーレックと対戦したが初回KOで敗れている。
しかし、9月にはナックロップを右クロスでKO、12月には元ルンピニースタジアム認定ライトフライ級王者の“エルボーゾンビ”ことムアンタイを判定で破り、2024年7月にはクラップダムをヒザ蹴りでKOしてみせるなど5連勝を飾り、2025年1月にはニコ・カリロに初回TKO勝ちで暫定バンタム級ムエタイ世界王座を獲得。
3月の日本大会で正規王者のスーパーレックと王座統一戦を行うはずだったが、スーパーレックが体重超過で王座はく奪、ノンタイトル戦でアナンがリベンジを果たした(その後、アナンが正規王者に昇格)。その後はキックボクシングルールに挑み、イリアス・エナッシとは無効試合となったものの、2025年11月の日本大会ではフェザー級(-70.3kg)で元K-1王者の和島大海に判定勝ちした。しかし、2026年3月にランボーレックに敗れ王座を奪われた。ONEバンタム級で195㎝という規格外の長身で、戦績は39勝6敗1分1無効試合。

スアキムはルンピニースタジアムのバンタム級、スーパーバンタム級、スーパーフェザー級の三階級制覇王者で、2018年2月の『KNOCK OUT』に初来日。那須川天心への最強の刺客として大きな話題を呼んだが、那須川に5R判定負け。2019年7月には『RISE』で那須川と再戦したが、胴廻し回転蹴りで目尻を切り裂かれて流血、3R1分25秒、TKOで敗れている。
2019年12月に日本の『BOM』でチャンヒョン・リーにTKO勝ちし、BOMスーパーライト級王者になった。しかし、2020年4月に突然の引退宣言。2023年7月、ONEで現役復帰を果たして2026年4月のウラジミール・クズミン戦まで8勝(4KO)2敗。現在7連勝中(4KO)と波に乗っている。

連勝がストップしたアナンはこれが再起戦。再び王座へ近付くためには、強敵ウラジーミル・クズミン戦をもクリアしたスアキムの連勝をストップしなければならない。誰が相手でも乱戦に巻き込み、パンチとヒジの打ち合いで競り勝つスアキムとの対戦は実に興味深い一戦となった。
なお、今大会では既報通り、アブドゥラ・ダヤカエフ(ロシア/Team Mehdi Zatout)とスーパーレック・ギャットムー9(タイ/スーパーレックムエタイジム)のダイレクトリマッチも決定している。





