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【RISE】世界トーナメント出場権を懸けて秀樹vs原口健飛、4人トーナメントも開催

2019/11/25 22:11
【RISE】世界トーナメント出場権を懸けて秀樹vs原口健飛、4人トーナメントも開催

白鳥が返上したRISEライト級王座を原口(左)と秀樹(右)が争い、勝者はWORLD SERIESにも出場

2019年11月25日(月)都内にて記者会見が行われ、2020年4月より『RISE WORLD SERIES 2020 -63kg Tournament』が開催されることが発表された。

『RISE WORLD SERIES 2019』の-61kgトーナメントで優勝した白鳥大珠(TEAM TEPPEN)、日本で不可思と海人を破り世界トップクラスの実力を証明したWKA豪州スーパーライト級王者チャド・コリンズ(オーストラリア)、昨年12月のKNOCK OUTアジアトーナメントで重森陽太をKOしたボルドバートル・アルタンドルグーン(モンゴル)、元ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王者ヌンラーンレック・ジットムアンノン(タイ)の出場が決定。


 白鳥が返上したRISEライト級王座決定戦が2020年1月13日(月・祝)東京・後楽園ホールで開催される『RISE 136』で秀樹(新宿レフティージム)vs原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)で行われ、その勝者が出場権も得る。

 会見に出席した秀樹は「僕は彼の最初に見た試合がDOAトーナメント(2017年開催=原口はデビュー3戦目で出場し、1回戦で内藤大樹に延長戦で敗れた)。そこからスキルアップして勝ち続けているので、タイトルマッチにふさわしく強い、不足ない相手だと思っています」と原口を評する。

 原口は「秀樹さんはDOAの時から上位にいるので凄いことだと思う。自分はそこから強くなって2位になってやれるところまで来たので、タイトルマッチができるのは光栄だと思います。いつかさん(秀樹の妻)とペアだと思って倒すつもりで頑張ります」と、鬼嫁キャラで知られるいつかも含めて倒すとコメント。

 さらに同大会では出場権を懸けた4人トーナメントも1DAYで行われることが決定。RISEライト級3位・北井智大(チームドラゴン)vs NKBライト級王者・高橋一眞(真門ジム)、RISEライト級4位・直樹(BRING IT ON/パラエストラAKK)vs元INNOVATIONライト級王者・山口侑馬(山口道場)の4名で出場権が争われる。


(左から)山口、高橋、北井、直樹

 北井は「WSに出たいのでここはしっかり勝ってWSに出たいと思います。高橋選手はKNOCK OUTで見て、怒突き合いなんとかってニックネームがありましたね。ド突き合いしましょう。ド突き合いで僕が勝ちます」と、ド突き合い宣言。

 対する高橋は「RISEに出るのは2回目ですが、大きなチャンスいただいたので何としてでも生き残ります。さっき裏で北井選手のインタビューを聞いていたんですが、マジで怖い。格闘技をやっているのは人をド突いても逮捕されないからって(笑)。もう勝ち残りたいのでビビってますよ。でも何としても勝ち残るので北井選手、面白い試合をやりましょう」と、それに応えた。

 直樹は「本当はタイトルマッチをやりたかったんですが、このトーナメントで優勝してWSで白鳥選手も新チャンピオンもみんな倒して優勝すれば全て持っていける。2試合ともKOして優勝します。山口選手は話も面白いし、試合も面白い、髪型も面白い、凄く面白い選手と思いました。初めてお会いしましたが、見た目で優勝だと思いました」と、2試合ともKOで出場者決定トーナメントを制すると話す。

 山口は「WS出たいですね。頑張ります。(直樹とは)仲良くなれそうですね。面白いし、くだけた感じで僕が好きなタイプです」と、試合が終わったら友だちになれそうだと笑った。


 また、関西からの選手が3人いることで、関東へのライバル意識があるかと聞くと、山口は「僕はあんまりないですね。関西にベルトを持って帰るとかそういう気持ちはないです。僕がよかったらいいかなって感じです。関西はどうでもいいです」と個人主義だったのに対し、原口は「めちゃくちゃありますよ。ベルトを持って帰らないと関西人に怒られます。関東に最強のチャンピオンがいるので、これがラストチャンスだと思っているので持って帰ります」、高橋も「対抗意識はめっちゃあります。それがあるから大阪在住なんです。vs関東、vs世界で頑張ります」と、関東のヤツらには負けないと意欲を燃やしていた。


 なお、会見では伊藤隆RISE代表に、前日に行われたK-1で武尊が「みんなが望んでいる試合、来年、オリンピックイヤーに実現させたいと思っています」と那須川天心戦について語ったと思われるマイクアピールについての質問が飛び、伊藤代表は「選手のアピールはいいと思っています。決まる決まらないは別として、発信の仕方はいいと思います。ただここで整理しておきたいのは、今年は武尊選手からずっと天心とやりたいとの発言があって、9月の天心のマイクはそれを受けて答えた。それ以上でもそれ以下でもないです。なので先方の関係者とは意見が食い違っています。天心は来年4月、6月、秋と試合が決まっていて海外も決まっているので、そこを考慮していただいた上でいろいろなことを話し合えば決まると思います」と答えた。

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