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【RISE】優勝賞金1000万円の-63kg世界トーナメント開催、白鳥大珠が2階級制覇を狙う、チャド・コリンズも参戦

2019/11/25 21:11
2019年11月25日(月)都内にて記者会見が行われ、2020年4月より『RISE WORLD SERIES 2020 -63kg Tournament』が開催されることが発表された。  今年-58kg(優勝は那須川天心)と-61kgで開催された世界トーナメント『RISE WORLD SERIES』が2020年も開催される。4月中旬に大阪で開幕戦が行われ、Semi Final ROUNDが6月14日(日)神奈川・横浜のぴあアリーナMM、そして決勝戦のFinal Roundは秋に都内で開催予定。優勝賞金は1000万円、準優勝は200万円。  白鳥大珠(TEAM TEPPEN)が2階級制覇を狙って出場決定。白鳥が返上したRISEライト級王座決定戦が1月13日(月・祝)東京・後楽園ホールで開催される『RISE 136』で秀樹(新宿レフティージム)vs原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)で行われ、その勝者が出場権も得る。  さらに同大会では出場権を懸けた4人トーナメントも1DAYで行われることが決定。RISEライト級3位・北井智大(チームドラゴン)vs NKBライト級王者・高橋一眞(真門ジム)、RISEライト級4位・直樹(BRING IT ON/パラエストラAKK)vs元INNOVATIONライト級王者・山口侑馬(山口道場)の4名で出場権が争われる。  また、海外からは日本で不可思と海人を破り世界トップクラスの実力を証明したWKA豪州スーパーライト級王者チャド・コリンズ(オーストラリア)、昨年12月のKNOCK OUTアジアトーナメントで重森陽太をKOしたボルドバートル・アルタンドルグーン(モンゴル)、元ルンピニースタジアム認定スーパーフェザー級王者ヌンラーンレック・ジットムアンノン(タイ)の参戦が決定。残り2名は調整中。  ヌンラーンレックはロッタンからの推薦選手で、REBELSで梅野源治をKOしたクラップダムにKO勝ち、KNOCK OUTライト級王者ヨードレックペットにも勝利を収めた実績を持つ。伊藤隆RISE代表もその実力に注目している選手だ。  会見に出席した白鳥は「僕はライト級のベルトを返上することになりました。WSが本来の階級で開催されることで、トーナメントに向けて集中したいからです。WSで2階級制覇ができるのは僕だけなので、そこにモチベーションは行っています。また世界の強豪が集まるので今からワクワクして、僕が獲るしかないなと思っています。僕のためのトーナメントだと思っているので2階級制覇したい」と、2階級制覇へ意欲満々。 秀樹は「1月13日、タイトルマッチが決まりました。本来、白鳥選手と決着を付けたかったんですが本人が世界大会決まったとのことでいろいろ言いたいことはありますが、とりあえずは原口選手に勝ってから全部述べたいと思います」と、今年2月のライト級王座決定戦にて負傷判定で敗れた白鳥への敵意をむき出しに。  チャンヒョン・リー、森井洋介と強豪を連破して波に乗る原口も「返上については言いたいことはいろいろありますが、白鳥選手とはやる運命だと思っているのでWSで覚悟して待っておけと言いたい。秀樹選手とここでやるのか、というビックリした気持ちもある。でも秀樹選手は通過点だと思っているので、WSに出られたらいいなと思います」と、こちらも白鳥への敵意を見せる。  外国人勢はビデオレターでの参加となり、コリンズは「今度RISEに参戦するため日本に行きます。ファイナルまで残り私が勝ちます。私の前に立ちはだかる人にはシャークの前に立っていることを実感させます。日本の全ての素晴らしいファンの皆さんはシャークが誰なのか知ることになるでしょう。そして世界が、世界一の選手は誰かを知ることになるでしょう。自分はムエタイの選手だが、ルールは関係ない」とのコメントを寄せた。  ボルドバートルは馬に乗って颯爽と現れる動画で会見場をざわつかせ、「RISEトーナメントでは全員倒してモンゴル人の強さをお見せします」、ヌンラーンレックは「来年の世界トーナメントではチャンピオンになって、私が賞金をタイへ持ち帰ります」と、それぞれ優勝宣言。  全員から狙われる立場となった白鳥は「自分としては63kgの方が動きやすい、減量が61kgほど多くないので。61kgはきつい部分もあったので僕のベストは63kgだと思っています。パワーもフィジカルトレーニングで身体を大きくしていて、よりパワーを持ったパンチとキックを出してKO率も上がっていくと思います」と、今年よりも強い姿を見せられると言い放つ。 「僕はまだまだ挑戦ですし、コリンズとか有名な選手も出るので」と、自分は挑戦者との気持ちで臨むという。  また、秀樹とのタイトルマッチでの再戦がなくなったことについては「秀樹選手とやると言ったのは自分なので申し訳ないです。でも、秀樹選手の試合を見ても、僕も1年間でタイトルマッチ以降心境の変化で初防衛戦をやる気持ちには乗っからなかった。僕は世界の強豪を見ていますね」と、目が国内には向いてないとした。
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