キックボクシング
レポート

【DEEP☆KICK】吉岡龍輝が初回KOで圧巻のV2「ONEに借りを返したい」、堀井海飛が戦闘員1号を退治して王座奪取、16歳の泰生が初回TKO勝ちで新王者に

2026/06/12 18:06

▼セミファイナル DEEP☆KICK-51kg王座決定トーナメント決勝 3分3R延長1R
〇泰生(STRING FIGHT LAB)
TKO 1R 2分38秒 ※セコンドからのタオル投入
×林ジャッカル裕人(心将塾)
※泰生が-51kg第6代王者に。


「どんなときも支えてくれたお母さんとお父さんのおかげで、これだけ強くなることができました。ホンマいつもありがとう」


 DEEP☆KICK-51㎏王座決定トーナメント決勝は戦慄の結末が待ち受けていた。1R2分38秒、泰生が林をキャンバスに這わせたのだ。


 泰生はまだ16歳。高校を辞め、現在は父親の塗装業を手伝いながら、キックボクシングに懸けている。その情熱はキャリア6戦目での戴冠へと導いた。


 1R開始早々、泰生は力強い右ボディフックをクリーンヒットさせ、場内をどよめかせる。お返しにジャッカルが右ハイを打つと、ヒラリと避ける。その後も右ローで削りながら、強いプレスをかけ続け、左をクリーンヒット。この時点でジャッカルの鼻は真っ赤だった。そして相手を青コーナーに押し込むと、痛烈なパンチの連打で先制のダウンを奪う。


 ダウンカウントが進む中、カウント8でファイティングポーズをとったジャッカルだが、明らかに効いている。とどめとばかりに泰生がヒザ蹴りを打ち込むと、ジャッカルは大の字になった。倒れた直後のサッカーボールキックは余計だったが、泰生の圧勝だった。


 試合後のマイクでは「これが僕なので。これからもっと上のステージに行って強い人をいっぱい倒していくので、僕についてきてください」と力強くアピールした。


 その後、個別に話を聞くと、新王者は「このベルトを獲ったら、階級を上げようと思っていた」と明かした。「僕は上の大会、RIZINとかに出たいので、すぐにでも僕の試合を組んでほしい。MMAでもいいので出たい」


 母親がダイエットキックを始めた影響で保育園のときからキックを始めたというから泰生の格闘技キャリアは10年を超える。


「16年生きてきて、今日が一番いい日だった」


 200名を超える大応援団からのゲキを背に、次戦ではもっといい日がやってくるか。

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