▼セミファイナル DEEP☆KICK-51kg王座決定トーナメント決勝 3分3R延長1R
〇泰生(STRING FIGHT LAB)
TKO 1R 2分38秒 ※セコンドからのタオル投入
×林ジャッカル裕人(心将塾)
※泰生が-51kg第6代王者に。

「どんなときも支えてくれたお母さんとお父さんのおかげで、これだけ強くなることができました。ホンマいつもありがとう」

DEEP☆KICK-51㎏王座決定トーナメント決勝は戦慄の結末が待ち受けていた。1R2分38秒、泰生が林をキャンバスに這わせたのだ。

泰生はまだ16歳。高校を辞め、現在は父親の塗装業を手伝いながら、キックボクシングに懸けている。その情熱はキャリア6戦目での戴冠へと導いた。

1R開始早々、泰生は力強い右ボディフックをクリーンヒットさせ、場内をどよめかせる。お返しにジャッカルが右ハイを打つと、ヒラリと避ける。その後も右ローで削りながら、強いプレスをかけ続け、左をクリーンヒット。この時点でジャッカルの鼻は真っ赤だった。そして相手を青コーナーに押し込むと、痛烈なパンチの連打で先制のダウンを奪う。

ダウンカウントが進む中、カウント8でファイティングポーズをとったジャッカルだが、明らかに効いている。とどめとばかりに泰生がヒザ蹴りを打ち込むと、ジャッカルは大の字になった。倒れた直後のサッカーボールキックは余計だったが、泰生の圧勝だった。

試合後のマイクでは「これが僕なので。これからもっと上のステージに行って強い人をいっぱい倒していくので、僕についてきてください」と力強くアピールした。

その後、個別に話を聞くと、新王者は「このベルトを獲ったら、階級を上げようと思っていた」と明かした。「僕は上の大会、RIZINとかに出たいので、すぐにでも僕の試合を組んでほしい。MMAでもいいので出たい」





