▼ダブルメインイベント1 DEEP☆KICK-57.5kgタイトルマッチ 3分3R
×戦闘員1号(SHOCKER☆EXARES/王者)
判定0-3 ※29-30×3
◯堀井海飛(空手道柔拳/挑戦者)
※堀井が-57.5kg第7代王者に。

勝負のキーポイントは″距離″だった。王者・戦闘員1号に堀井が挑戦したDEEP☆KICK-57.5㎏タイトルマッチは3-0の判定で堀井が悪の軍団を蹴散らかした。

DEEP☆KICKでの勝利は全てKOで決めている戦闘員1号だったが、初防衛戦となるこの日は1Rから手が出ない。途中、セコンドから「早よ、行け。捕まえろ」というゲキが飛んでいたほどだ。いったいなぜ戦闘員1号は挑戦者を捕獲できなかったのか。

「いや、もう距離をめっちゃ遠くにしていたからだと思います。逆に僕が中に入ったら、ポンポンチャンピオンのパンチが降ってきたと思う。でも僕が遠い距離に設定して、そこから削っていくという感じにしたので、やりにくかったんだと思います」(堀井)

案の定、堀井は1Rから遠い間合いを保ちながら、アウトとインを散りばめながらローをコツコツと打っていく。「やっぱりリーチもたっぱも全然違うので、(身長も低く、リーチも短い)僕のワンツーなんて当たるわけがない。それで蹴りをバチバチ出していき、相手に『あっ、これは余裕やな』と思わせ、まずポイントをとっていこうと思いました」

作戦はドンピシャリはまっていた。続く2R、戦闘員1号はようやくワンツーを繰り出していくが、堀井は組んだらヒザ! そしてプッシュしたらインローのダブルなど、決してスキを与えない。時間が経つにつれ、試合の流れは堀井のものになっていった。

3R、戦闘員1号は必死に距離を詰め反撃しようとするが、一度設定された距離はなかなか解除できない。結局、このラウンドも堀井が離れてはロー、近づくとヒザ蹴りでリズムを掴んでいた。判定はいわずもがな。王者は最後まで自分のペースを掴めなかった。

「ドンピシャリ? まあどうなんですかね。僕からしたら、(試合内容には)あまり満足していないので」

今後新王者は57.5㎏とともに、古巣の55㎏にもUターンして二刀流で闘っていくことを宣言した。「正直、55㎏にも未練はあるので。K-1グループの中にもやりたい人はいっぱいいるので。意中の人? やっぱり自分が負けている村田(健悟)君ですかね。負けているからこそ一番やりたい」



