キックボクシング
ニュース

【KNOCK OUT】久井大夢がスーパーライト級に転向、RED王者デンサヤームに挑戦で3階級制覇を狙う。BLACK王者の鈴木千裕とも「ぜひやりたい」

2026/05/21 22:05
【KNOCK OUT】久井大夢がスーパーライト級に転向、RED王者デンサヤームに挑戦で3階級制覇を狙う。BLACK王者の鈴木千裕とも「ぜひやりたい」

3階級制覇に挑む久井

 2026年6月21日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館『REMY presents KNOCK OUT.65~THE KNOCK OUT 2026~』(U-NEXT配信)の追加対戦カードが、5月21日(木)都内にて行われた記者会見にて発表された。

 KNOCK OUT-REDスーパーライト級タイトルマッチ3分3Rで、王者デンサヤーム・ウィラサクレック(ウィラサクレックフェアテックスジム)に久井大夢(TEAM TAIMU)が挑戦する。


 デンサヤームは84勝(10KO)28敗3分の戦績を持つムエタイの猛者。175cmの長身サウスポーで、ロングリーチを活かして蹴り技を得意とする。2019年『True 4U』のバンタム級トーナメントで優勝。2020年3月の『K'FESTA.3』でK-1初参戦を果たし、判定負けも武居由樹を長い手足から繰り出すパンチと蹴りで苦しめた。2022年から日本に移住し、K-1を主戦場にするも連敗。

 2023年11月にKNOCK OUTのオープンフィンガーグローブ戦に臨み不可思に判定で勝利すると、12月のKrushでは町田光にも判定勝ち。2024年2月のKNOCK OUTではマルコス・リオスをヒジでTKOに破って3連勝も9月にエイ・マムリンプートングに延長RでKO負けを喫した。12月のKNOCK OUT-REDスーパーライト級王座決定戦で良太郎を2RにTKOし、王座に就いた。2025年7月にエイとの再戦で初防衛戦が決まっていたが怪我により欠場。今回が復帰戦となる。


 久井は2022年4月にプロデビュー後、12月に3戦目にしてKNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座を獲得。2023年9月にBLACKライト級王座に就き17歳にして2階級制覇、2024年6月に龍聖とBLACKスーパーフェザー級王座決定戦を争い、17戦無敗だった龍聖に初黒星を付けて三冠を達成。2024年12月の「KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定トーナメント」で優勝し、再び同王座にも就いた。

 2025年2月にはIPCC世界-60kg王座をカンボジアで獲得。6月に龍聖との再戦を制してBLACKスーパーフェザー級王座の初防衛に成功すると7月にライト級転向第一戦でロムイーサンとの再戦で判定負け。9月に『ONE Friday Fights』初参戦を果たすとONEムエタイで完封勝利。10月には古村匡平にKO勝ち。12月にゴンナパーに判定勝ちでKNOCK OUT-REDライト級王座を奪取し、2月のダイレクトリマッチではドローで初防衛に成功した。しかし、4月のONE SAMURAIで秋元皓貴に判定2-1で惜敗。戦績は19勝(6KO)6敗1分。


 山口元気KNOCK OUT代表は「デンサヤーム選手は本当にしばらくぶりなんですけれども、ちょっと調子が悪いということでお休みしていたんですが、またやりたいと言われて。このタイミングで久井選手がスーパーライトに上げるということで、ずっと防衛戦が棚上げになっていたので、防衛戦をやってもらう形になりました。

 65kgという階級に関して、久井選手がどのくらい合わせていけるのか。まだ僕の中では65kgはちょっと大きいのかなという感覚があるんですけれども、本人とお父さんの感覚で65kgでいけるということなので、久井選手がどのくらいの力を発揮できるのかという点で僕は非常に興味がある」と経緯を説明。

 1年半ぶりの復帰戦となるデンサヤームからは「すっかりご無沙汰しております。しばらく離れている間に私は父親になりました。子供にみっともない姿は見せられないので、気持ちも新たに今練習しております。必ず防衛したいと思っておりますので、応援をお願いいたします」とのコメントが読み上げられた。


 KNOCK OUT-REDライト級王座を返上し、3階級制覇に臨む久井は「あと 1カ月ぐらいしっかり仕上げて、自分が圧倒的に勝って必ずベルトを獲ります」との意気込み。

 久井は通常体重を聞かれると「70kgを超えてきてますね」と言い、「ちょっと無理したら落ちるんですけれど、無理な減量をしたくないので。(62.5kgの)ベルトを両方(BLACKとRED)持ったので上げようかなっていう感じです」と、身体がかなり大きくなったことで階級を上げることにしたという。

 デンサヤームの印象は「ヒジとか首相撲が上手いなっていう印象ですね」とし、首相撲に関して「自分はもっと成長しているので、首相撲でもフィジカルでもスキルでも、どういう展開になっても自分は絶対勝つので見ててください」と、全く問題なしとする。

 スーパーライト級での目標を聞かれると「特にはないですけれど、とりあえずスーパーライト級初戦でタイトルマッチを組んでもらったので、しっかり獲らなアカンなという思いです」と今は目の前の試合に集中している。

 BLACKには鈴木千裕が王座に君臨しているが、「ぜひやりたいですね」と鈴木への挑戦に意欲を示した。



 階級を上げてパワー負けする不安はないかと聞かれると「前回のONEでも65.7kgでやったんですけれど、フィジカル差みたいなのは別に感じなかったので、問題ないかなと思います」と、パワーのある秋元と戦ってもフィジカル差は感じなかったとする。

 秋本戦は3度のトライで体重はクリアーするもハイドレーションテストをクリア出来ず、最終的にハイドレーションはクリアしたが体重超過でペナルティを払っての試合実施となった。秋元戦の感想を求められると「勝てなかったなっていう。ミドルキックの印象だったり、自分の印象のいい攻撃であったり、明確なダウンだったりとかを取れなかったので、そこが負けにつながったのかなと思います」と振り返った。

 その部分を次の試合では克服してくる自信はあるか、との問いには「自分からしっかり倒しに行って完封します」ときっぱり。スーパーライト級で自分のどんな部分が活かせると考えているか、との質問には「僕は階級を上げてもスピードが落ちないっていうところを試合でも見せていくし、そういうところです」と、階級を上げても持ち前のスピードは変わらないところを見せたいとする。

 デンサヤームの警戒するものは「首相撲ですね。その中でのヒジやったりとかが上手い印象です」とし、特に怖いものはないかと聞かれると「そこでの一発のヒジで斬ったりもしているので、そういうところは警戒する点かなと思います」と首相撲&ヒジを警戒すると話した。

 そして「スーパーライト級初戦、自分が必ずベルトを巻くので、ぜひ会場まで応援に来てください。お願いします」と、必勝を誓った。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.343
2026年3月23日発売
4.29『ONE SAMURAI』でロッタン相手に引退試合に臨む「最強最後の武尊」。現役18年の軌跡に迫る永久保存版。日本人初UFC世界王者へ「平良達郎vs.ヴァン」徹底解説、秋元強真の強さとは何か?
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント