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【K-1】木村ミノルと対戦するバルディノッチ「色んな格闘技をミックスして今の自分の強さを作りあげた」

2019/11/22 14:11
2019年11月24日(日)神奈川・横浜アリーナ『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~よこはまつり』で、K-1 KRUSH FIGHTウェルター級王者・木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/K-1ジム五反田チームキングス)と対戦するWTKAイタリア -71kg王者ジョーダン・バルディノッチ(イタリア)が、21日(木)都内にて公開練習を行った。  バルディノッチ選手はイタリア出身・在住のファイターで、ヨーロッパを中心に世界各地で試合をこなし、WTKAイタリア-71kg王座にも輝いた。公開練習ではムエタイのベースを感じさせる鋭い蹴りを中心にバックブローやバックスピンキックなどの回転技も繰り出していった。 「日本は初めてで、インターネットでは見てきたが実際に東京という町を見て興奮している」と初来日に興奮を隠しきれない様子のバルディノッチ。今回は対戦相手変更によるスクランブル出場となったが「試合に関しても、みっちりトレーニングしてきて良い状態だ。身体に力を感じているしとてもエキサイティングしているよ」とコンディションに不安はない。  自らのファイトスタイルを“ストレンジファイトスタイル”と評したバルディノッチ。というのも、彼はムエタイやボクシングに加えカンフーのバッググラウンドもあるのだという。加えてバルディノッチはかつてK-1 WORLD MAXで活躍したジョルジオ・ペトロシアンと親交があり、ファイターとして彼から受けた影響も大きいと語る。 「自分のスタイルは凄くストレンジ(風変わりな)なファイトスタイルで、ムエタイやボクシングに加えてカンフーのバックグラウンドもあるんだ。アメリカやタイ、ヨーロッパ各国を巡ってトレーニングをし、色んな格闘技をミックスして今の自分の強さを作りあげた。今回の試合に向けても自信に満ち溢れているよ。同じイタリアのジョルジオ・ペトロシアンは友達でもあり、今はミラノで一緒にトレーニングもしているんだ。彼はK-1でも世界的にも、もちろんイタリアでも伝説のファイターだ。彼から得られるものは凄く多いし、彼のことはとても尊敬している」   今大会で対戦する木村は今年4戦4勝4KOと絶好調。バルディノッチは「彼は凄くアグレッシブなボクサータイプの選手で、とても強烈なパンチを持っている良い選手だと思う」と木村の実力を評価した上で「でも自分のスタイルはストレンジだから、彼にとって簡単な試合にはならない。自分は常に対戦相手を尊敬しているが恐れることはない。自分もこの試合を楽しみにしているし、自分もアグレッシブな試合運びをするつもりだ」と木村の強打は全く恐れていないと断言する。 「木村は凄くパンチの強い選手だし、力のあるファイターだと思うが、自分自身も身長もリーチもあって彼にとって簡単な相手にはならないだろうし、自分のテクニックを活かせば試合に勝つ自信もある。もちろん彼のパンチには気をつけなければいけないし、それに対してはきちんと対策を練ってきたよ。  今の段階で蹴りを多く使うかどうかなどの作戦は言えないが、蹴りもパンチも持っているテクニックを駆使して総合的に戦うことになると思う。K-1はパンチだけのスポーツではないのでそこは試合当日の楽しみにしてほしいね。自分のストレンジなテクニック、スタイルを楽しんでもらえることは間違いないと思う」  最後に「今回日本に来れてとても興奮しているし、木村と戦えることにもとても興奮している。日本のファンの皆さんも僕の試合を楽しみにしておいてほしい。必ず盛り上がる良い試合をお見せしたい」と試合への意気込みを語ったバルディノッチ。  様々な格闘技がミックスされた独自のファイトスタイルを駆使して木村の強打を空転させてしまうのか?
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