キックボクシング
インタビュー

【KNOCK OUT】初参戦&リベンジマッチに挑む福田海斗「タイ一本でずっと駆け抜けてきましたけど、そろそろ『死に場所』を見つける時なのかな」

2026/05/07 21:05
 2026年5月10日(日)福島・KNOCK OUT常葉アリーナ『KNOCK OUT REBELS SERIES.10』にてKNOCK OUT-REDフェザー級3分3Rでスラサック・クルーダームジム(タイ)との再戦に臨む福田海斗(キングムエ)のインタビューが主催者を通じて届いた。  KNOCK OUTに初参戦、そして昨年12月に『RWS』でKO負けしたスラサックとの再戦という状況に、タイで数多くのタイトルを獲得してきたムエタイの実力者はどう臨もうとしているのか? 自分のペースで相手を翻弄できたら ──今回初参戦となりますが、KNOCK OUTについてはどういう印象がありますか? 「選手ファーストというか、すごく選手に寄り添ってくれている団体だなという印象があります。現実的にファイトマネーだったりもそうですし(笑)、今回のKNOCK OUT常葉アリーナも、施設の中に食堂も宿泊施設も全部備わっていて、食事も好きなタイミングで取っていいですよという話なので、そういうのはすごく選手としてはありがたいなと思います」 ──注目していたり、気になっていたりする選手はいますか? 「同じ階級の古村光選手とは以前に一度闘っていますし、10年前ぐらいにはタイで3~4カ月ぐらい一緒に練習していたことがあるんですよ。そういう意味でも注目していて、2月のスラサック・クルーダームジム戦も楽しみにしていました。古村選手が負けたのは残念でしたが、やっぱりスラサックが一枚上手だったなという印象でしたね」 ──福田選手自身は昨年12月にタイのRWSでスラサック選手と対戦して、1RKO負けでした。その時のスラサック選手の印象はどう感じましたか? 「今思い出しても、強かったなと思いますね。単純に体の作り込みがすごくて、圧も強かったです。ただ、あの試合に関しては、自分の中では半分事故みたいなものだったと思っているので。そういうところをうまく修正して、次はしっかり結果を残したいなと思います」 ──では今回の再戦では、どう勝ちたいと思っていますか? 「前回の対戦から期間がけっこう空いていて、僕もそこから試合をしていなかった分時間があったので、いろんな武器を用意してきました。それを使いつつ、自分のペースで相手を翻弄できたらなと思います」 ──前回のようなことにはならない? 「そうですね。結果は逆になると思っています」 ──リベンジに成功したら、その先はどうしたいですか? 「僕も今年28歳になるんですよ。これまではタイ一本でずっと駆け抜けてきましたけど、そろそろ『死に場所』というか…それを見つける時なのかなという気持ちではいますね。その中でKNOCK OUTには定期的に参戦して、いろんな選手と闘っていけたらと思います。同じ階級の日本人選手には全く負ける気がしないので」 【写真】昨年12月のRWSでスラサックと対戦、まさかの1RKO負けを喫した(C)RWS──日本人選手との対戦もOKなんですね。 「僕的には全然問題ないです」 ──ただ、「死に場所」と聞くと、「まだ早いのでは?」と思ってしまうんですが…。 「本当ですか。やっぱり前回のKO負けが、自分の中でもいろいろ考えるきっかけの一つではあったんですよね。今すぐに引退どうこうという話ではなくて、『先』をもうそろそろ見据えてもいいのかな、という気もしなくもないな、ぐらいの感じです。『最終章に突入』みたいな感じというか」 ──そこで日本を中心にしていくというのは? 「もともと僕が思い描いていた道として、タイでやり切れるところまでやって、最後は日本に戻って闘うというのが一つの理想としてあったんです。その意味で、これから定期的にKNOCK OUTに参戦できるのであれば、うれしいと思っています」 ──日本人との対戦もというのは、KNOCK OUTのタイトルも見据えてのことですか? 「そうですね、機会があれば。ただ…選手としてこういうことを言うのはどうかと思いますけど、タイトルどうこうというのにあんまりこだわりがないんです。タイでももちろんタイトルを目標にはしていましたけど、『強くなる』とか『強いヤツとやる』ということの、目に見える形の一環ぐらいな感じで、決して本質ではないような気がして。そういう意味では、『どうしても欲しい』というのとはちょっと違うというか。僕の選手としての生き方がそういう感じなんですよね。もちろん、闘っていてそういう流れになれば、タイトルに絡んでいくこともあるだろうとは思います」 ──では最後に、当日の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう? 「僕には、もう16~17年、ずっとタイでムエタイ一本でやってきたというバックボーンがあるので、それを生き様としてリングの上で見ていただけたらいいなと思います」
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.343
2026年3月23日発売
4.29『ONE SAMURAI』でロッタン相手に引退試合に臨む「最強最後の武尊」。現役18年の軌跡に迫る永久保存版。日本人初UFC世界王者へ「平良達郎vs.ヴァン」徹底解説、秋元強真の強さとは何か?
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント