ウィッセに左アッパーを見舞うクワジ(左)(C)GLORY
GLORY 107
2026年4月26日(日)オランダ・RTM Stage
2026年4月25日(土・現地時間)オランダ・ロッテルダムのRTMステージで開催された『GLORY 107』のメインイベントで、歴史的な快挙が達成された。

GLORY世界ウェルター級王者であるチコ・クワジ(オランダ)が階級を上げて、パウンド・フォー・パウンド最強の呼び声も高く6度の防衛に成功してきたGLORY世界ミドル級王者ドノバン・ウィッセ(スリナム)と対戦し、最終ラウンドまで持ち込まれた接戦の末、見事勝利を収めてミドル級王座を奪取。28歳のクワジは、アレックス・ペレイラに続き、GLORY史上2人目の同時2階級制覇王者となった。

コ・メインイベントでは、タリク・“クッキー”・オサロ(ナイジェリア)がライバルのニコ・“ビッグ”・セクシー・ホルタ(カーボベルデ/オランダ)を圧倒的な強さで下し、1Rに稲妻のようなアッパーカットでダウンを奪い、勝利への道に戻った。
ライトヘビー級の「実力証明」を懸けた試合では、セム・カセレス(トルコ)、モハメド・タチャッシー(オランダ/モロッコ)、 ステファン・ラテスク(ルーマニア)、モハメッド・ハムディ(モロッコ)、ルイス・タバレス(オランダ)、そしてアルバート・ウグリンチッチ(ボスニア)が、それぞれの試合で勝利を収めた。
彼らは6月13日に開催されるGLORYライトヘビー級世界王座決定戦(空位)を懸けた『COLLISION 9』8人制ライトヘビー級グランプリへの出場権獲得に向けて、その実力をアピールした。
メインカードのその他の試合では、ヘビー級のナビル・ハチャブ(モロッコ)がベテランのエロール・コニング(オランダ)を接戦の末判定で下し、モハメド・ブタザ(オランダ/モロッコ)はプロモーションデビュー戦でセドリック・ドゥ(フランス)を破り、印象的な勝利を収めた。
『GLORY 107』のSuperfight Seriesでは、セルビアを代表するヘビー級選手ラーデ・オパチッチ(セルビア)が、コリン・ジョージ(スリナム)に判定勝ちを収め、勝利への道を歩み始めた。デニス・デミルカプ(トルコ)はモハメド・ハマミ(オランダ)にTKO勝ち。また、イタリアの有望株マイケル・サンペリ(イタリア)はGLORYデビュー戦で、年間ベストKO候補となる一撃を放った。
▼メインイベント(第14試合)GLORY世界ミドル級タイトルマッチ 3分5R
×ドノバン・ウィッセ(スリナム/王者)=84.7kg
判定1-4 ※45-50、47-48×3、48-47
〇チコ・クワジ(オランダ/GLORY世界ウェルター級王者/挑戦者)
※クワジが新王座に就く。ウィッセは7度目の防衛に失敗。
▼コー・メインイベント(第13試合)ヘビー級 3分3R
〇タリク・“クッキー”・オサロ(ナイジェリア/同級世界2位)=132.5kg
判定5-0
×ニコ・“ビッグ”・セクシー・ホルタ(カーボベルデ/オランダ)=137.4kg
▼第12試合 ライトヘビー級GPセレクションマッチ 3分3R
〇セム・カセレス(トルコ)=94.7kg
判定5-0
×セバスチャン・ルタニウク(ルーマニア)=94.4kg
▼第11試合 ライトヘビー級GPセレクションマッチ 3分3R
〇モハメド・タチャッシー(オランダ/モロッコ)=94.8kg
判定5-0
×ジミー・リヴィナス(オランダ)=94.3kg
▼第10試合 ライトヘビー級GPセレクションマッチ 3分3R
〇ステファン・ラテスク(ルーマニア)
判定5-0
×ユーリ・フェルナンデス(ポルトガル)=93.7kg
▼第9試合 ヘビー級 3分3R
〇ナビル・ハチャブ(モロッコ)=163.3kg
延長R 判定
×エロール・コニング(オランダ)=104kg
▼第8試合 ライトヘビー級GPセレクションマッチ 3分3R
×アリン・ネチタ(ルーマニア)=93.9kg
判定0-5
〇モハメッド・ハムディ(モロッコ)=94.8kg
▼第7試合 ライトヘビー級GPセレクションマッチ 3分3R
〇ルイス・タバレス(オランダ/Enfusion2階級制覇)=93.0kg
判定5-0
×モハメド・アミネ(モロッコ)=95.0kg
▼第6試合 ウェルター級 3分3R
×セドリック・ドゥ(フランス)=76.4kg
判定0-5
〇モハメド・ブタザ(オランダ/モロッコ)=77.0kg
GLORY 107 Superfight Series
▼第5試合 ヘビー級 3分3R
〇ラーデ・オパチッチ(セルビア)=113.9kg
判定5-0
×コリン・ジョージ(スリナム)=125.2kg
▼第4試合 フェザー級 3分3R
〇デニス・デミルカプ(トルコ/同級世界10位)=64.8kg
KO 2R 1分45秒
×モハメド・ハマミ(オランダ)=64.6kg
▼第3試合 ライトヘビー級GPセレクションマッチ 3分3R
×クレイトン・レイヴン(アルバ)=94.6kg
判定0-5
〇アルバート・ウグリンチッチ(ボスニア)=94.7kg
▼第2試合 ウェルター級 3分3R
×アントニオ・クライノヴィッチ(クロアチア/同級世界4位)=76.7kg
判定0-5
〇ヴァレンティン・クナウ(ドイツ)=76.6kg
▼第1試合 ウェルター級 3分3R
〇マイケル・サンペリ(イタリア)=76.3kg
KO 2R 0分42秒
×サイド・カビル(モロッコ)=77.0kg



