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インタビュー

【RIZIN】神龍誠、世代交代へ「これからの時代、僕が引っ張っていくよっていう姿勢を見せたい」平良達郎に刺激「俺も負けてらんねえなっていう気持ちになった」

2026/06/04 20:06
 2026年6月6日(土)宮城・ゼビオアリーナ仙台『RIZIN LANDMARK 14 in SENDAI』に出場する選手の個別インタビューが、4日(木)仙台市内にて行われた。  RIZINフライ級(57.0kg)タイトルマッチ 5分3Rで、王者・扇久保博正(THE BLACKBELT JAPAN)に挑戦する神龍誠(神龍ワールドジム/ATT)が意気込みを語った。 最高峰の打・倒・極が見られるんじゃないかな ――今回の大会に向けてたくさんプロモーションをしてきました。始球式、セレモニアルピッチ、投げた感想を教えてください。 「試合以上にドキドキしましたね」 ――でもノーバウンドで。 「はい」 ――キャッチャーのミットに届いたのはすごいことだと思います。 「格闘技やってなかったら野球やってたかもしれない(笑)。冗談ですけど」 ――改めて今の心境を教えてください。 「やることはしっかりやり切れたので、あとは2日後チャンピオンになれるなっていう自分を想像したら、すごいワクワクします」 ――大久保選手は改めてどんなファイターか教えていただけますか? 「やっぱり上手いんじゃないですか。ベテランで経験値もたくさん積んできて。戦うのが上手いなって思います」 ――今回、再戦ということになりますが、どんな試合の展開になるとイメージしていますか? 「本当に全ての面で戦おうと思ってるので、最高峰の打・倒・極が見られるんじゃないかなって思います」 ――メインインベンターとしてプロモーション活動の中で感じたこと、印象的な出来事があったら教えてください。 「元々そんなに喋るのは得意じゃないので、テレビに出る人たちって、自分のターンに持って来るというか。凄いなと思いました。僕はできないなって」 ――当日の応援団は何人で、どんな人たちが来るんでしょうか? 「結構来るんじゃないですかね。僕の知ってる範囲で100~200人。それ以外に僕を応援してくれてるファンの方というか。基本、僕はチケットは身内だけにやってるので、僕が受けたのはそれだけですけれど、断ってる分で考えたら多分相当いるんじゃないかな。僕のスタッフが全部管理してるんですけど、基本身内でチケットは取るようにしてたので、それ以外でもたくさん問い合わせが来てたみたいで。申し訳ないですけど、すごい応援たくさん来てくれるんだなって思ってます。来てくれる人というと、僕の家族、おばあちゃん、親戚。あとは小学校の時レスリングをこっちでやっていたので、その時の友達だったりが来てくれます」 ――扇久保選手が出たTUFのシリーズに出ている選手は、すでに神龍選手はズールーを倒しているので、一人破っていることになるんですけど、そのほかにもパントージャとか、あるいはブランド・モレノとかも今負け始めています。神龍選手にとっては、扇久保選手を倒すことによって世代交代をしたいっていう気持ちもありますか? 「そうですね。相手も若い選手たちが出てきてる中で、僕もその若い選手の一人なので、これからの時代、僕が引っ張っていくよっていう姿勢を見せたいですね」 ――今回の試合は前回の試合のような感情とは少し異なる部分もありますか? 「前回はまだ未熟だったなっていうのもあるし、試合に感情移入してしまったんです、あの時は。絶対コイツにだけは負けたくねえっていうので、消極的な勝ちにいきすぎたというか。ポイントで勝ちに行こうとしちゃったんですよね。それが良くなかったです。そこはやっぱり試合と感情は切り離して戦わないといけないなって改めて思ってます、今」 ――東北出身の選手にお伺いしたいんですけど、初めてのRIZINの東北大会になります。それで震災から15年経って、2011年当時、神龍選手はどんな状況でしたか? ファイターになろうって気持ちは当時からあったんでしょうか。 「その当時は僕はレスリングを習ってました。小学4年生くらい。当時、僕は風邪引いて学校を休んでて家にいました。で、震災があって。家族で道路の方に出て、家が倒れる可能性があったので。家族一人ずつ電柱が倒れてきたら危ないから一人ずつ見ようっていうのをやってた記憶があります」 ――それから上京したのは何年ですか? 「その年ですね」 ――格闘技の道場に通い始めたのは? 「MMAは関東の方に出てきて、小学4年生からアライアンスに行きました。そこでキックボクシング、柔術、レスリング…総合の部分に触れたという感じです」 ――扇久保選手が、神龍選手の一番成長してる部分はメンタルの強さと言っていたんですけども、それは言われて納得の部分ですか? 「そうじゃないですかね。アメリカに一人で行くっていうのだけでもしんどかったし、そのアメリカで孤独に耐えたっていうのは、自分の中で凄いメンタルが強くなったんじゃないかなって思います」 ――試合と感情を切り離さないといけないことが分かったと言っていましたが、それはどういうことを経て気づきがあったんでしょうか。 「それに関しては扇久保と一回試合した時に思いましたね。あの段階で感情移入しすぎっていうのは良くないんだなって」 [nextpage] もう差は埋めて超えてます 【写真】2024年7月の初対決、扇久保にテイクダウンを仕掛ける神龍――以前も言及されていたと思うんですけど、5月にUFCで平良達郎選手がタイトルマッチで死闘を繰り広げましたが、その試合を見てどう感じたかっていうのと、今回、神龍選手がタイトル戦に臨むにあたってどういう刺激を受けたかについて教えてください。 「本当にすごいなと思います。凄くリスペクトしてるし、世界で一番の人に挑めるっていうのがまず普通はできないので、そこに行けただけでもリスペクトしてるし、試合も本当に素晴らしかったです。気持ちが見えて、俺も負けてらんねえなっていう気持ちになりましたね」 ――扇久保選手との試合を突破した先にいずれ、っていうところは見据えている部分はありますか? 「世界一には挑みたいですね。まずここをしっかりクリアして防衛して、どういう形で世界の人と戦うか分からないですけれど。そこと絡みたいですね」 ――今、試合前での心境として、2年前に比べて扇久保選手のことをもっと嫌いになってますか? 「はい、嫌いです」 ――2年前の試合は敗れてしまいましたけれども、あの頃に比べて差を完全に埋めたっていう手応えはありますか? 「はい、埋めて超えてます」 ――扇久保選手と言えばは塩で、今回も塩試合になる可能性は高いと思うんですけれども、地元の神龍選手にとって塩になっても仕方ないと割り切るのか、リスクを負ってでも地元で派手な試合をしたいって考えるのか、その心境っていかがですか? 「僕は普通に面白い試合をするので、僕らしさを出せば勝手に面白くなってると思います」 ――相手が扇久保選手でも塩試合になることはないと。 「塩試合になったら僕は負けてるじゃないですか」 ――そこにもっていかせない、しっかりと自分の試合で勝つということですね。 「はい、そうです」 ――25歳で地元仙台でタイトルマッチで勝ってベルトを巻く。これは思い描いていたシナリオですか? 「うまくいき過ぎてるぐらいですね。ここでタイトルマッチっていうのは、完全にシナリオは僕の流れなんだなって思ってます。こういう時は長い目で見てる方が強いと思うし、絶対に獲ります」 ――東京からも仙台に格闘技ファンが集まると思うんですけど、仙台に着いたらおすすめのスポットとかありますか? 「仙台は僕、ずんだシェイクが大好きなんですけど、仙台駅にもあるし、ぜひ飲んでください。めっちゃ美味しいです」 ――今回は、神龍選手が積極的にプロモーションであったり、先日のバラ散歩でもプライベートなお話があって、ファン内では以前以上に神龍選手に親近感を持ったって意見をネット上で見るんですけど、ファンのリアクションって感じますか? 「感じますね。ちょっとずつ応援してくれてる人も増えてきてたなって最近思ってたんですけど、プロモーションをやる上でより応援してくれる人が増えたなって思います」 ――ある意味、神龍選手を支える新しいファンがタイトル戦を通して増えた感じだと思うんですけど、この試合に向けて気合いが入るような感じはありますか? 「僕の地元でメインイベントだし、しっかり盛り上げなきゃいけないっていうので、プロモーションもできる限り協力して、練習もしっかりやってっていうことをやってきて、本当に仙台大会でやる人の中で誰よりも気合いが入ってると思います。チャンピオンは東北大会やるのが夢だったとか言ってますけど、じゃあプロモーション断って自分の練習だけやって『お前何やってんの?』って思いますけれどね。そういう意味でも絶対に僕は負けないです」 ――今回、ご自身がメインイベンターとしての気概も、この試合では今まで以上にあるって感じですかね。 「やっぱり見てもらわなくちゃいけないので。会場も満員だし。PPVでもたくさんの人に見てもらいたい。僕ができる範囲でですけど、頑張りました」 ――そのプロモーション活動の中で、神龍選手が練習時間を削って出るっていうことが、ネガティブな感情だったなのか、それとも格闘技にあまり普段触れない方と接する中で、こういう活動も大事なんだなって思ったりとか、そういった感想はありますか? 「プロモーションをやる上で、多少は練習時間を削らなくてはいけなかったのはあるので、そこは練習もしたいなと思ったんですけど、盛り上げなければいけないので、これも仕事だと思って頑張りました。僕は呼ばれたところに行って、そのできる範囲でプロモーションはやれたかなと思うので。本当に今回の仙台大会は凄い熱があると思うので、僕がやったことが少しでも力になっているのかなって思えれば嬉しいですね」
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