ロッタンが所属するジットムアンノンジムにてONEとロッタン側が協議、記者会見が行われた(C)ONE Championship
2026年4月19日(日)、ロッタン・ジットムアンノン(タイ)とONE Championshipは、ノンタブリー県のロッタンが所属するジットムアンノンジムにて協議を行った。

その場でロッタンは、4月29日(水・祝)東京・有明アリーナ『ONE SAMURAI 1』(U-NEXT配信)にて、武尊(team VASILEUS)とのONEフライ級(-61.2kg)キックボクシング暫定世界王座決定戦3分5Rに“100%”臨むことを確約。
しかし、一部のタイメディアがロッタンとONEの間で起きている契約問題について「すでに合意に達した」と報じたことで混乱が生じたが、関係者はこれを否定している。現時点において、双方は和解に至っていない。

ONE Championshipからのロッタンへの要求は「虚偽の発言に対する公開謝罪および完全な撤回」、「今後における虚偽の申し立ての禁止」、「和解合意に至るまで、既存の契約条件の完全な遵守」の3つ。
一方、ロッタンからONEへの要求は「すべての訴訟の取り下げ」、「4月29日の武尊戦後、フリーエージェントとしての解放」の2つ。

本誌がONE Championshipに確認したところ、ONEは現時点でロッタン側のいずれの要求にも同意していない。まずロッタンが公開謝罪を行うことが先決であり、その後に初めて訴訟の取り下げを検討するとしている。

今回の騒動は、ロッタンが自身の契約はすでに終了しており、他団体からのオファーを受ける意思があると公言したことに端を発する。ONE側はロッタンが現在12カ月のマッチング期間中であり、依然として契約下にあると主張。

通常「マッチング期間」は、契約満了後、他団体からのオファーに対し、既存団体が同条件を提示することで選手を残留させることができる優先交渉権の期間を指す。この期間中、選手は他団体と自由に契約することはできない。
ロッタンは署名の偽造を訴えて警察に届け出るなど、事態は訴訟および双方による声明の応酬へと発展した。
現在も双方は引き続き協議を続けており、今後の動向が注目される。



