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2026年4月11日(土)東京・ニューピアホールにて『Gooner Presents HEAT58』が開催された。
▼HEAT MMAバンタム級王座決定戦 5分5R
〇川北晏生(TRIBE TOKYO MMA)14勝6敗3分 修斗環太平洋王者、同世界5位
[判定3-0] ※48-47×3
×中桐涼輔(13GYM/トイカツ道場)6勝2敗1分 Fighting NEXUS同級王者
※ユン・テスンは負傷欠場
川北は、23年9月のGLADIATOR以降、4連勝をマークした川北は、24年12月のBreakthrough Combat 2で吉野光に判定負け。25年3月の修斗で杉野光星に判定負けで2連敗を喫したが、25年10月のホームの修斗に戻り、ジェイク ムラタに判定勝ち。26年1月の前戦・修斗でダイキライトイヤーに2R KO勝ちで2連勝中。現修斗環太平洋王者で修斗世界同級5位。
中桐涼輔は、MMA6勝1敗1分。器械体操出身でミルコに憧れてトイカツ道場のキッククラス入門、スイッチヒッターとなり、齊藤曜、寒河江寿泰らから寝技を学び、石司晃一らと練習。25年には米国シンジケートMMAで出稽古も積んでいる。
2019年12月に修斗でプロデビュー。21年からFighting NEXUSに参戦し、23年の森永ユキト戦のノーコンテストを挟み4連勝中で、25年11月の前戦で下田凛太郎に判定勝ちでFighting NEXUSバンタム級王座についた。当初は元同級王者のユン・テスンと王座決定戦を行う予定だったが、ユン・テスンがバイク事故で負傷欠場。急遽、川北と5分5Rの王者対決に臨むことになった。
1R、ともにオーソドックス構え。中桐が右カーフを当てると川北もそこに左ジャブをヒット。さらに右カーフの中桐に組みに行く川北を突き放す中桐。さらに右ロー、左ストレートとリズム良く攻める。川北のクリンチを剥がす中桐。
中桐のジャブにワンツーで詰める川北をかわす中桐。右ローをヒット。川北も右ローを返す。左のダブルを突いてケージまでドライブして組んだ川北。
シングルレッグで中桐の左足を両足で挟み、右で腰抱き押し込んで、左でパンチ。ケージ背に片足立ちの中桐の脇を潜り、バッククリンチ。右足をかける川北に正対した中桐。
ケージ背に右ヒザの中桐は右で差して体を入れ替え離れる。右ローを突く中桐に右ローを返す川北。
ワンツーの右をヒットさせた川北! 詰めてシングルレッグも差し上げる中桐の左足を挟んで左クリンチからバッククリンチ。背後からパンチ。右足を対角に差し込み、ヘンゾロックから背中に乗る。ボディトライアングルの川北を背負う中桐に、川北は右腕でリアネイキドチョークで後方に引き込み!
後ろ手を剥がした中桐。川北は背後から鉄槌に切り替え。残り20秒を中桐は凌ぐ。川北のラウンドに。
2R、開始早々、中央に出る川北に中桐は右ロー。しかし詰めてシングルレッグからケージまでドライブしてバッククリンチの川北。ここはすぐに正対した中桐は離れて右ローをヒット。川北のシングルレッグに右ヒザを当てるが、構わず組んで尻を着かせる川北。
ケージ背に座る中桐はハーフでネルソンから差し上げてスイープ! 川北もスクランブルで互いに立ち上がる。右ヒザを突く川北。
中桐は左ジャブ、右オーバーハンド。しかし組んだ川北はシングルレッグ。ニンジャ狙いの中桐から首を組ませず右を突く川北。
離れてスタンド。強い左ミドルを当てる中桐! 川北はシングルレッグ・ケージ背に片足立ちながら首を抱えて着地した中桐。首相撲ヒザ。突き放す。
左ジャブの刺し合いで当てた中桐。川北はワンツーの飛び込みからシングルレッグ。みたび左足を股間に挟み、バックテイクを狙う。離れる中桐は右後ろ廻し蹴りを腹に。さらに左ジャブを届かせる。右ローには川北も右オーバーハンド狙い。
左ジャブのダブルで前に出る川北に、中桐も右を振り、川北はシングルレッグで組んで尻を着かせたところでゴング。拮抗しているが中桐のラウンドか。
3R、中央に出る川北は右オーバーハンド。さらに前進しての右を中桐は被弾。そのままシングルレッグでドライブして押し込む川北。首を抱える中桐は頭を下げて足を手繰る川北にパンチ、ヒジ。川北は右足をかけてバッククリンチ。
またも背中に乗ってボディトライアングル。背負ってケージ際で立つ川霧のバックからパンチ。首も狙い、背後に引き込み。上体を起こした中桐を引き寄せ、ワンハンドでリアネイキドチョーク狙い
首を守る中桐は中腰で横に落とそうとするが、真後ろに戻った川北はリアネイキドチョーク狙い。ゴングに中桐はすぐに立って自陣コーナーに。川北のラウンド。
4R、中央に走り出た川北は右ミドルからシングルレッグでケージまで押し込み。徹底して組んでバック狙い。ハイクラッチから中桐の左足をまたぐと、足を戻した中桐はケージ背にヒザ蹴り。その打ち終わりに右足へのシングルレッグからバッククリンチでつく川北。
右足をかけるが、「早めに対処」の声にスクランブルで正対する中桐。ついていく川北に正対はするが、押し込むのは川北。四つから差し返して離れる中桐。追う川北は右ハイ。かわす中桐も右ハイ。ガードの川北に左ジャブ&右ローの中桐。さらに左ジャブ。右ローに川北がバランス崩す。
右ローから詰めた川北に今度は中桐から組んで脇潜りバッククリンチ。右手で首巻く川北をボディロックから持ち上げテイクダウンの中桐! すぐに立つ川北のバッククリンチからヒザを突く中桐に、川北は離れる。
左ジャブの中桐、ワンツーの川北の内側を突き、右ストレートで飛び込む。川北の右ローに強い右ローを蹴り返す中桐。川北の左ミドルを掴んで左フックを当てる。
中桐の右ローをチェックした川北。中桐は左前蹴り、左ジャブから右ストレートを届かせる。互いに左ミドル、ローででゴング。中桐のラウンド。
ここまで2-2のイーブンか。
勝負の最終5R。走って中央に出た川北。左のダブルで前に。左ジャブ、右前蹴りの中桐。川北は右を振ってダブルレッグ。差し上げながら右ヒザを突く中桐だが、押し込む川北は左足にシングルレッグ。中桐は川北の首を左手で抱えてケージ背に。
ハイクロッチに変える川北に、足を戻す中桐。川北の背中に右ヒジを細かく連打。これまで通り、片足を手繰る川北に、中桐は左足を川北の左ヒザ裏にあてて片足立ちでバランスを保つ。
シングルレッグのまま、いったん左ヒザをマットに着いて下に引きとして崩してから脇を潜った川北! バッククリンチから右足をかけると、中桐は正対して突き放す!
サウスポー構えにスイッチした中桐は左ミドル! しかしその蹴り足を掴んだ川北がケージまでドライブして押し込み。右足を外からかけて左ヒザをマットに着いて落としてクラッチを狙うが、川北はハイクロッチに移行。
片足立ちのままの中桐に、再び体を入れ替えた川北がヒザ着きになってところで、中桐も左で細かいパンチ。
川北はダブルレッグには移行できず。しかし中桐もケージ背にディフェンスの展開で殴りたい。ケージづたいに横にずれようとする中桐を押し込む川北。左足を引き出して崩しにかかるもケージ背に戻る中桐。川北のシングルレッグの顔に左のパンチを細かく突いて離れる!
追う川北。スタンド、右ローを当てる中桐。左前蹴りも。互いにジャブの刺し合い。中桐は左後ろ廻し蹴りもかわした川北は左ミドル、右ミドル。
右ハイをガード上に返した中桐。川北が蹴りで詰め直してゴング。組みで攻め続けた川北。中桐は細かいパンチを突いたがケージ背に押し込まれる展開だった。両手を挙げた中桐に、川北も右手を挙げる。
自陣コーナーに戻り「取った」と語りかける中桐。
判定は48-47×3の1ポイント差で川北が勝利。HEAT MMAバンタム級のベルトを腰巻いた川北は、「中桐選手のように強くて紳士的な選手と戦えてよかったです。ありがとうございました」と語り、修斗環太平洋のベルトも右肩にかける。
「自分もこうしてベルト2つ。修斗環太平洋バンタム級チャンピオン、そしてHEATバンタム級チャンピオンの川北晏生です。自分もこうして二冠王になることができました。次は、もっともっと刺激的な相手、海外の超刺激なんかも味わってみたいです。最後にTRIBEの選手の試合が連続であります。皆さんTRIBEの応援もよろしくお願いします。川北晏生とTRIBEはますます驀進します」と語った。


















































