K-1K-1
K-1
ニュース

【K-1】衝撃的な“ジャイキリ”を再現するべく愛鷹亮がタワーミットで2メートル王者対策「K-1と言ったら重量級」

2019/11/15 22:11
【K-1】衝撃的な“ジャイキリ”を再現するべく愛鷹亮がタワーミットで2メートル王者対策「K-1と言ったら重量級」

2メートルの王者対策としてタワーミット打ちを披露した愛鷹

2019年11月24日(日)神奈川・横浜アリーナ『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~よこはまつり~』に出場する、愛鷹亮(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が所属ジムにて公開練習を行った。

 愛鷹は8月のK-1大阪大会で、K-1 WORLD GPクルーザー級王者シナ・カリミアン(WSRフェアテックス・イラン)とノンタイトル戦で激突。愛鷹が3R57秒、右フック一発でカリミアンをマットに沈め“ジャイアントキリング”を起こして話題となった。


 今回、タイトルマッチとしてのダイレクトリマッチに臨む愛鷹は、再び身長2メートルの王者をKOするべく“タワーミット打ち”の特訓を披露。これは同門の桝本翔也と山下和希が肩車で“仮想カリミアン”となり、山下に肩車された桝本のミットをめがけて愛鷹が右フックをフルスイング。前回KOしたパンチの精度をより高めて衝撃のKO劇を再現するつもりだ。

 8月の対戦では愛鷹のKO勝利に終わったものの、1・2Rはカリミアンが左ジャブと前蹴りで距離を取り、愛鷹を苦しめた。カリミアンにとってリベンジとベルトがかかった今回は、その戦い方を徹底してくることも考えられる。

 それに対して愛鷹は「特別何かを変えて今回も戦うっていうわけじゃない。戦法的には前回の試合と同じ運びになると思います。そこを強引に入っていくための耐久性やフィジカルを高村塾で重点的に強化してきたので、そこがどれだけレベルアップ出来てるのかなって試せるのが楽しみですね」と鍛え上げたフィジカルでカリミアンの防壁を突破してみせると戦い方に迷いはない。


「前回は本当にイメージの掴めない大きな相手にぶつかってくっていうガムシャラな気持ちだったんですけど、今回は前回の試合でイメージもしっかり掴めてますし、自分のやってきたことは間違ってなかったんだなっていう自信も持てました。そういう自信が力にもつながってきているんじゃないかなと自分でも感じます」と未知の領域だった200cmのチャンピオンを倒しきったことで不安も克服し、更なる自信につながっている。

 また「前回の試合では練習していて出せていない技もあった。ああいうスイングフック一辺倒にならないで次はもうちょっと技を散らしていけたらなと思ってます。自分的には右フックでKOしたいなって気持ちはあるんですけど、そこだけにこだわり過ぎないで戦おう、と。倒せる技は他にもあります」とカリミアンを倒す技・パターンは複数用意している。

 前回の劇的なKOと試合後のカリミアンの激昂ぶりや会見での発言で、愛鷹を師事する声も大きくなっている今回のタイトルマッチ。愛鷹は「自分はどっちが悪者とかそういうのはないと思ってます。お互い一生懸命練習して試合に向かって努力してる選手同士ですから。そこに関してはあんまり気にしない。お互い全力をぶつけ合って、自分がベルト獲ることになると思うんですけど良い試合を見せれたらなと思います」と男気溢れるコメントを残した。


 横浜アリーナといえば旧K-1のヘビー級のイメージが強い。愛鷹は「新しいK-1になって重量級はプレリミナリーファイトであったり1試合目であったりとか、まだレベルがそこまで高くないということもあったので注目度が低い階級だったと思う」と現在のK-1での重量級を振り返り「でもやっぱりK-1と言ったら重量級がバチバチにリングで殴り合ってお客さんがバーン! と盛り上がるもの。そんなK-1に自分も憧れてましたし、今のK-1もそんな舞台にしていきたいと思ってます。そして自分ならそれを体現出来るという自信もあります」と“K-1重量級の復権”を誓った。

 最後に愛鷹は「日本人には無理だと言われた重量級ですけど、その固定概念をぶっ壊すのが仕事だと思ってます。次の横浜アリーナ大会では必ずクルーザー級のベルトを獲ります。応援よろしくお願いします!」と力強いメッセージをファンに送った。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント