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【KNOCK OUT】小林愛理奈の対戦相手はラジャダムナン8位の16歳「大人と子供の差が出るんちゃうかな。ポキって折れちゃうと思います」「ヒジで効かせる」

2026/03/26 22:03
【KNOCK OUT】小林愛理奈の対戦相手はラジャダムナン8位の16歳「大人と子供の差が出るんちゃうかな。ポキって折れちゃうと思います」「ヒジで効かせる」

OFGムエタイ初戦の相手は現役ラジャダムナンランカーに決定した小林

 2026年5月15日(金)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT.64』(U-NEXT配信)の対戦カード発表記者会見が、3月26日(木)都内にて行われた。


 会見には3月14日の『MAROOMS presents KNOCK OUT.62』(U-NEXT配信)で電撃参戦が発表された、第3代RISE QUEENミニフライ級王者・小林愛理奈(FELLOW GYM)が出席。KNOCK OUT-RED女子ライトフライ級3分3Rでラジャダムナンスタジアム認定ミニマム級8位プードゥアン・コマンドジム(タイ/サックチャムニジム)との対戦が発表された。

 プードゥアンは身長153cm、16歳。戦績は51勝(7KO)8敗。今回が初来日。「今回私自身初めての海外遠征試合となり、とても緊張しています。対戦相手の試合を見ましたが、とてもパンチの強い選手だという印象です。私はキックに自信があるので、パンチvs.キックの戦いになると思います。日本で自分の力を100%発揮するために、毎日厳しい練習をこなしています。お互いの技をリングでぶつけ合いましょう。リングで対峙することを楽しみにしています」とのコメントを寄せた。


 小林は「対戦相手が決まって、めちゃくちゃ若くて。いきなりムエタイがしっかり出来る選手やなって思ってるので、ここは自分が試されてるなって凄く感じているので、内容は変わらずしっかり差を見せつけて勝ちたいと思います」との意気込み。

 続いての質疑応答で、参戦表明からどのような反響があったかを聞かれると「自分が思ってた以上にあって、めちゃくちゃ嬉しかったですね。オープンフィンガーで楽しみっていう、合ってるやろなみたいな声と、その反面やっぱり首相撲で身長が高い選手に飲まれる姿を見たくない、みたいな声もありましたね」と反響の大きさを話す。

 首相撲で苦戦するのでは、との声に対してどう思っているかと聞かれると「見とけよ、と思います」と強気だ。


 オープンフィンガーグローブ着用ムエタイに挑戦するために、KNOCK OUT参戦を決めた理由については「前の試合で負けてから凄く時間があったんですけれど、その時に格闘技人生長くないし、何しようかなって。やりたいことやりたいなって思った時に、OFGムエタイで。その理由がONEでやりたい選手がいるんですけれど、その選手がOFGムエタイがめちゃくちゃ強くて。その選手とやるためにも自分が早い段階でこのルールに適応していかないとなって思ったので、もうすぐにやりましたね」と、ONEにOFGムエタイで戦いたい相手がいるため、経験を積みたいからと説明。

 今回対戦するプードゥアンについては「打撃のイメージは全くなくて、首相撲っていう感じで。グローブで首相撲って難しいのにしっかり出来てる選手やし、蹴りもめっちゃ綺麗な選手で。威力はそんなにないかなと思うんですけれど」と、首相撲の選手で蹴りが得意と評する。


「だけど、やっぱり16歳なので、大人と子どもの試合になりそうやなって思います」とし、それはフィジカルの差があるということかと聞かれると「フィジカルは外国人選手だし、タイ人とは試合したことがないけれどバランスが良かったりとかがあるので、フィジカルはそんだけ試合してきてたらあるんちゃうかなって思っています。だからそこではなく気持ちの面とかに、その大人と子供の差が出るんちゃうかなって思いますね。ポキって折れちゃうと思います」と、気持ちの面で差があるとした。

 蹴りの相手に得意のパンチで攻めて行くつもりか、と問われると「そうですね。もちろんムエタイはちゃんとやるんですけれど、自分の良さを絶対に消したら弱くなっちゃうと思うので。自分の良さってパンチで倒すところと勢いやったりとかなので、自分らしさ全開で生物的に強い選手になりたいなと思ってます」と答える。


 首相撲の練習は「前の試合が昨年5月で、それが終わって1カ月練習を休ませてもらって、6月ぐらいからずっとやってますね」と、早い段階で準備はしていたという。

「タイ人に教えてもらってるんですけれど、最初はなんか意味分からんぐらい投げられたりコカされたりとか(笑)。身体は自分では強いと思ってたけれど、ふにゃふにゃやったりとか。タイ人ってめっちゃバランスがいいので難しかったんですけれど、今はもう結構慣れてきた。でも、実戦で本気で自分が力んでいる時にやったことがないので、それはもう試合でやってみないと分からないって感じですね」

 今回の試合で一番見せたいところは何か、と聞かれると「ヒジです」と即答。「ヒジで効かせます」と、斬るヒジではなく倒すヒジ打ちを見せたいとした。ヒジでもダウンを量産する自信は、と聞かれると「(背が)ちっちゃいんで当たるかは分からないですけれど、威力はパンチよりあるかなって自分的には思っているので。空手で結構ヒジをやってたので、それを顔に当てるっていうだけなので。距離感はやってみないと分からないですけれど、自信はあります」ときっぱり。


 これまで46kg、49kg、52kgと幅広い階級で戦ってきた小林。ライトフライ級の49kgについては「一番やりやすい体重ですね。ほんまに適正が49kgなので一番強さが発揮できるかなと思ってるんですけれど、今回減量して 49kgで出るのが初めてなので、それも結構楽しみです」とベストの階級だとする。

 しかし、このまま49kgで落ち着くつもりはなく「徐々に上げていって、52kgが世界で強い選手が集まってるなって思うので、52kgでやっていけるような身体を徐々に作っていきたいなと思っています」と、試合経験を積みながら階級は上げていきたいとした。

 RISEでOFGマッチは経験済みだが、この期間でさらに進化した部分はあるかとの問いには「パンチ力というか、さらに倒せるパンチになってるなとは自分実感してるので。それでフルスイングで人の顔を殴るっていうのが楽しみですね(笑)」と、パンチの威力が上がっていると答えた。16歳の顔を思い切り殴ることには「ちょっとかわいそうですね」と笑った。

 KNOCK OUT初登場でどういうインパクトを残したいか、との質問には「ヤバい選手が来たな、と思ってもらいたいので。多分自分の試合を現地で見る人が結構初めての人も多いと思うので、パンチの音とかも現地で聞くと全然違うので、びっくりさせてみんなファンにしたいです」と言い放つ。

 同じくヒジ無しからヒジありに挑戦した軍司泰斗、大沢文也が苦戦していることには「彼らとは違うみたいな感じではないんですけれど、軍司選手も自分めっちゃ好きな選手で、ファイトスタイルとかよくキック時代から見させてもらってたんですけれど、その軍司選手でも負けへんやろと思って見てたムエタイがヒジで負けちゃったりとか。男子なので余計簡単にはいかないっていうのはあると思うんですけれど、自分もそれを分かってるからこそナメてないので、そうならないようにしっかり見せていきたいなと思っています」と、気を引き締める。

「そうなりたくないっていうのが一番あるんですけれど、なってしまった時のことを考えると結構怖いなって思って。勝っても負けてもなんですけれど、しょうもない試合をしてしまうのが一番怖くて。そうならないために、試合で実際そうなってしまうのは自分の弱さだと思うので、そうならないためにしっかり練習したいと思います」

 現在ヒジありルールに挑戦中のぱんちゃん璃奈との対戦に興味はあるか、との質問には「向こうがやりたいならって感じで。自分はあんま興味はないですね」とした。

 ムエタイ転向に際して、プロボクサーの兄からは「行けるやろ、みたいな感じで言われたんですけれど。あと、最近身体デカすぎて大丈夫かって言われました(笑)」という。

 また、山口元気代表は「女子のREDルールのベルトはOFGになってからないので、活性化していきたいです、外国人選手も含めて…KNOCK OUTは最近外国人のチャンピオンばっかりになってきているので、それも怖いんですけれど(苦笑)。でもそこを恐れずにどんどんやっていきたいですね」と、小林の活躍いかんでタイトルも用意したいと語った。

 最後に小林は「対戦相手も決まって、自分自身試合が久しぶりなんでめちゃくちゃ楽しみです。皆さんも楽しみに待っていてください。応援よろしくお願いします」と、ファンへメッセージを送った。

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