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【K-1】飛びヒザ蹴りを得意とするジャオスアヤイ「これまでタイ人が負けていたのは日本人のパンチを軽視していたから」

2019/11/13 16:11
【K-1】飛びヒザ蹴りを得意とするジャオスアヤイ「これまでタイ人が負けていたのは日本人のパンチを軽視していたから」

ミット打ちで得意の飛びヒザ蹴りを連発したジャオスアヤイ

2019年11月24日(日)神奈川・横浜アリーナ『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~よこはまつり~』に出場する、ジャオスアヤイ・アユタヤファイトジム(タイ)が13日(水)都内にて公開練習を行った。

 ジャオスアヤイは「K-1 WORLD GP第3代フェザー級王座決定トーナメント」にエントリーし、1回戦で安保璃紅(team ALL-WIN)と対戦する。


 ルンピニースタジアムで活躍する18歳で、戦績は62勝(18KO)33敗2分。BBTVスタジアム・フェザー級8位。アグレッシブでKOを狙うファイターであり、二段式の飛びヒザ蹴りやハイキックといった大技でKOすることからタイでも人気・脚光を浴びているという。2018年4月にルンピニーで志朗と対戦し、3Rに飛びヒザ蹴りで2度のダウンを奪ってTKO勝ちしている。

 公開練習でも得意の二段式飛びヒザ蹴りを連発、鋭いハイキックも繰り出した。サンドバッグでの飛びヒザ蹴りでは跳躍力を活かした打点の高い蹴りを披露。


 今回はトーナメント必勝を期して10月29日に来日。「一番は日本の気候に慣れるため。着いてすぐ風邪になっても、試合まで時間があるので早めに来ました。とても調子が良くて日本の気候にも慣れてきました」と、18歳とは思えない落ち着きぶりで話すジャオスアヤイ。


「日本人はいいパンチを持っていて日本人のスタイルを持っている。蹴りもいいですね。安保もパンチが凄く良くてスピードのある選手」だと評し、これまでムエタイ選手がK-1でKOされてきたのは「やはり日本の選手はパンチがとても上手く、それを軽視していたので負けていたと思う。でも、自分はパンチでも戦っていける選手だと思っています」と、今までの選手の二の舞にはならないとする。

 ムエタイルールとK-1ルールの違いについても「日本に来てから練習しています。ムエタイはヒジ打ちも首もつかめていろいろできるルールで、K-1ルールはそれらができないルールですがその中でも自分は上手く戦える選手だと思います。それに、元々首相撲をするスタイルではないです」と、順応する自信を見せる。


 得意の二段飛びヒザ蹴りは「サンドバッグで練習している時に試しにやってみたらいい感じだったので、実戦でやったら相手を倒せたので得意技になりました。昨年、日本の志朗に勝ったあたりからタイでも有名になってきました」と、実戦で身に着けた技だと説明。「チャンスがあればぜひ頑張ってKOしたい」と、KOも狙っていく。


「TVマッチに出場する選手はアグレッシブな選手が多い」と言い、「僕も海外で戦っていくことになると思います」とタイだけでなく世界の舞台で戦っていくつもりだという。その足掛かりとなる今回の日本での試合、「トーナメントだから僕も誰が勝ち上がってくるか分からないが、必ず勝ってタイへ帰りたい」と必勝を誓った。

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