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【UFC】ホワイトハウス大会近隣公園で8万5千人規模の「無料」パブリックビューイングを実施。6カード発表で「ジョン・ジョーンズは引退したと言っていい」

2026/03/19 17:03

ダナ代表「ケイラは緊急の首の手術が必要だった」

(『UFC 326』終了後に行われた記者会見から)

──『UFC 326』のメインでは、チャールズ・オリベイラが圧倒的な強さを見せましたが、観客が期待していた展開とは少し違ったかもしれません。メインイベントの試合運びについてどう思いましたか?

「あんな展開を予想していた人がいたかな。私は思っていなかった。ボディロックからのテイクダウンがあれほど簡単で、グラウンドで完全に圧倒するとはね。もっとスタンドでの攻防があると思っていたし、マックス(ホロウェイ)がもっとテイクダウンを防ぐか、倒されても立ち上がれると思っていたが、完全な支配だった」

──格闘技の目的は勝つことですが、BMFタイトルの試合となると、スタンドのウォーズ(激戦)にすべきだという「暗黙のルール」があるように感じます。グラップリング主体の戦い方については?

「そういう考えの選手もいるだろうが、結局のところ、すべての試合の目的は勝つことだ。彼は勝つために必要なことを正確にやった。マックスに聞くべきだが、キャンプでは当然チャールズが打ち合ってくることも想定していただろう。チャールズは打ち合いを恐れない男だが、今夜はグラウンドに連れて行けば勝てると確信していたんだろう」

──『UFC 326』はCBSでも放送されました。地上波放送に戻ったことは、UFCにとって重要なマイルストーン(節目)ですか?

「ああ、巨大なことだ。我々は今、2つのペイウォール(有料の壁)から解放されている。CBSでの放送は大きいし、Paramount(パラマウント)との提携もそうだ。以前のPPV1回分の料金で、1年間すべてのUFCが見られるんだからね。ビジネスへの影響はすでに感じているし、Paramountも満足している。彼らの期待を上回る数の視聴者が流入しているよ。ホワイトハウスでの大会は、それをさらに凌駕するだろう」

──ホワイトハウス大会のメインイベントとして、イリア・トプリア対ジャスティン・ゲイジーを発表しましたが、どのように決めたのですか?

「マッチメーカーたちが動いて、あらゆる可能性のある試合をリストアップした。彼らが私のところへ持ってきて、私がこのカードを選んだんだ」

──「ヘビー級暫定王座決定戦」としてアレックス・ペレイラ対シリル・ガヌが決まりましたが、トム・アスピナルについては何かアップデートがありますか?

「トムはホワイトハウス大会には間に合わない。だから暫定王座戦なんだ」

──消滅した(組めなかった)試合が何だったのか、教えてもらえますか?

「重要じゃない。教えないよ」

──またもやマイケル・ジョンソンとドリュー・ドーバーの試合で賭博の不正疑惑が報じられましたが、信憑性はありますか?

「ゼロだ。ゼロ、ゼロ、ゼロ。子供が誘拐されただのクレイジーな投稿があったようだが、すべてデタラメだ」

──消滅した試合について、世間では「ジョン・ジョーンズではないか」と推測されていますが。

「違う。10万回言ったが、ジョン・ジョーンズをホワイトハウスで戦わせることなんて、私の頭の中に1ミリもなかった。絶対にない」

──ジョン・ジョーンズはもう引退したのでしょうか? 股関節の状態が悪いという噂もありますが。

「彼は股関節に問題を抱えているようだ。メタ・グラス(Meta glasses)をかけた男が、ジョーンズが『股関節がボロボロだ』と話しているのを撮影していたが、見たか? フラッグフットボールの試合でも、彼はまともに走れていなかった。医師からは股関節置換術が必要だと言われているらしい。だから、私が彼を試合に出さない理由に加えて、物理的にも無理なんだ。彼が『ホワイトハウス大会の交渉中だ』と言っていたのはクレイジーだ。私はすでに彼の弁護士に『絶対にありえない』とメールを送っていたんだからね。ジョン・ジョーンズは引退したと言っていい。彼の時代は終わった」

──ホワイトハウス大会の放送形態はどうなりますか?

「物流面(ロジスティクス)の多くは完了した。大統領とそのチームにプレゼンも済ませたよ。詳細はこれから詰めるが、制作責任者のクレイグ・ボサリオは今、その仕事しかしていないよ」

──ジョー・ローガンとの会話で「このカードを作るのは思っていたより簡単ではなかった」と言っていましたが。

「このビジネスでカードを作るのは毎日が大変だ。まるで昼メロ(Soap opera)のように毎日何かが起きる。でも、今回のカード作りは楽しかったよ」

──ボクシングの話ですが、ジャー・パターがIBFタイトルを剥奪されたという報道について。

「それはボクシングの会見で話す。だが、君たちはメディアだ、どう思う? 4年間タイトルを守り、承認料も払ってきた。それなのに承認団体のスーパーバイザーがやってきて「演台はどこだ?」と言い、無ければそのまま飛行機で帰ってプレスリリースを出す。彼らが全力を尽くした結果がこれか? 承認料は返金するのか? 明日また話そう。今夜はUFCの話をしよう」

──コナー・マクレガーが「チャールズ(オリベイラ)を叩きのめす」とツイートしていましたが、彼の復帰時期について進展は?

「コナーとは話しているが、スケジュールは決まっていない。近くもない」

──ホワイトハウス大会の週にワシントンDCでファン向けのイベントを計画しているそうですが。

「ホワイトハウス内の試合にチケットは無いが、向かいのエリプス広場に8万5千人を収容できるスペースを作る。巨大スクリーンを設置し、ファンのためのアクティベーション(体験ブース)も用意する。RAM(ラム)がトラックをプレゼントしたり、クールなことがたくさん起きる。チケットが無くてもDCに来るべきだ。記者会見はリンカーン記念堂でやる。楽しみだよ」

──Paramountでの放送によって、新規ファンは増えていますか?

「正確な数字はまだだが、Paramountの期待は大幅に上回っている。2つのペイウォールの外に出たことは大きい。『UFC 326』のCBS放送も素晴らしかった」

──ライト級について、チャールズがBMFを獲り、ホワイトハウスでトプリアとゲイジーが戦います。アルマン・ツァルキヤンについてはどう見ていますか?

「彼の先週末の騒動(RAFでの乱闘など)は好きじゃない。あの夜、それは誰か他の人の問題であって私の問題ではなかったが、好ましくはないね。ライト級は盛り上がっているし、組みたい試合はたくさんある。アルマンについてもこれから考えるよ」

──ブノワ・サン・ドニはホワイトハウス大会でマイケル・チャンドラーと戦う予定だったのですか? フランス語圏の選手が3人入る予定だったのは意図的ですか?

「最高の選手、最高の試合を組もうとした結果だ。フランス語を話すから入れたわけじゃない。サン・ドニは怪我をしたんだと思う」

──アルマン・ツァルキャンがトプリアやゲイジー、あるいはBMFの勝者(オリベイラ)と戦うという話については?

「今のところ、アルマンにはあまり感心していない。公になっていないことも含めて、いろいろな理由がある。これ以上は言わない」

──アルマンの騒動によって、グラップラー(レスラー)を試合に出すのを躊躇したりしますか?

「いや、それはない。レスラーでも礼儀正しい奴はたくさんいる。火のないところに煙は立たない。アルマンは最近、煙を出しすぎだ」

──エディ・ハーン(プロモーター)とボクシングをするという話は本気ですか?

「本気半分、ジョーク半分だ。私は56歳だぞ、ボクシングなんてするべきじゃない。最後に出ようとしたのはティト(・オーティズ)戦で、38歳の時だったが、あれは悪夢だった。それにエディ・ハーンは意気地なし(Pussy)だ、誰ともボクシングなんてできないよ」

──エディ・ハーンは「お前をKOする」と言っていますが。

「ならここへ飛んでこい。Apexへ行こうじゃないか。カラム・ウォルシュ(アイルランドのWBCコンチネンタルアメリカスーパーウェルター級王者)が『パワー・スラップに出るべきだ、俺がアンダーカードで戦う』なんて言っていたが、我々のような下手くそが出るならプレリムの第1試合だ。本物の格闘家に失礼だからな。恥ずかしいよ」

──今夜、会場の照明が一瞬消えるトラブルがあったようですが。

「ダライティング・グリッド(照明機材)の故障か。昨日のパワー・スラップでも停電があったんだ。誰かが呪われているのかもな。散々な週末だよ」

──ホワイトハウス大会のメインをトプリア対ゲイジーにしたのは、最初からの希望でしたか?

「15から20くらいの候補があった。最初は7試合組んでいたが、一つ流れて6試合になった。いろいろな組み合わせを検討した結果、このカードを選んだんだ」

──RDR(ライン・デ・リダー)が2敗目を喫しましたが、階級変更などのプランは?

「今夜の彼は戦いたいように見えなかった。以前の彼とは別人だ。キャンプが悪かったのか何なのか、私にはわからない。彼がここに来たら聞いてみてくれ」

──ホワイトハウス大会は「インターナショナル・ファイト・ウィーク」の一部ですか?

「違う。インターナショナル・ファイト・ウィークは7月に別で開催する」

──ケイラ・ハリソンがカードに入ると予想されていましたが、緊急の手術を受けたと聞きました。

「ああ、24時間か48時間以内に緊急の首の手術が必要だと分かったんだ。今は回復しているようだが、首の手術をした直後にアマンダ・ヌネスに顔を殴られたり、首を絞められたりしたい奴はいないだろう。彼女が癒えるまで十分な時間を与えるよ」

──アレックス・ペレイラのヘビー級転向について、なぜ今が適切だと判断したのですか?

「ペレイラは毎週でも戦いたいと言う非常にユニークな男だ。彼が望むなら、その価値がある。三階級制覇という前人未到の挑戦は、この試合の大きな見どころになる。シリル・ガヌは他のヘビー級とは動きが違うので、非常に面白い試合になるだろう」

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