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【ROAD FC】バッティングで無効試合となった因縁の再戦!キム・スーチョルvs.ヤン・ジヨンが仕切り直しの決勝戦、5分3Rで決着つかず延長戦でスーチョルが勝利

2026/03/15 18:03
【ROAD FC】バッティングで無効試合となった因縁の再戦!キム・スーチョルvs.ヤン・ジヨンが仕切り直しの決勝戦、5分3Rで決着つかず延長戦でスーチョルが勝利

(C)ROAD FC

ROAD FC 076
2026年3月15日(日)韓国・ソウル チャンチュンアリーナ

▼-63kg バンタム級グローバルトーナメント決勝 5分3R延長戦あり(※ノーコンテストの再戦)
〇キム・スーチョル(韓国)24勝9敗1分1無効試合
[延長R 判定3-0]
×ヤン・ジヨン(韓国)10勝5敗1無効試合



 両者は2024年12月29日の『ROAD FC 071』にて、63kgトーナメント決勝で対戦。ジヨンがスーチョルを1R 62秒、左フックでKOに下し、優勝賞金1億ウォン(約1千万円)を獲得した。



 しかし、スーチョルがダウンしたジヨンの左フックはヒットしておらず、スロー動画では踏み込んだジヨンの頭がスーチョルの頭にバッティングしており、物議をかもしていた。



 試合後、騒動を知ったジヨンはあらためて動画をチェックし、フィニュシュがバッティングであったことを確認。自身のSNSを更新し、「故意ではなかった」こと、スーチョルに謝罪の言葉を綴り、再戦の用意があることを語っていた。

 12月31日、ROAD FCはスーチョルvs.ジヨンの試合結果を「ノーコンテスト」に変更。試合後のキム・スーチョル陣営の裁定に関する異議申し立てにより、審判委員会がビデオ判定の結果、異議を認め、試合結果が変更された。ROAD FCは2025年に改めてトーナメント決勝を行うとした。



 その後、スーチョルは2025年5月のRIZIN韓国大会で佐藤将光に判定負け。ジヨンは2025年3月に『ROAD FC 072』でムングンツォージ・ナンディンエルデンに1R KO負け、5月のRIZIN韓国大会では3Rに金太郎にTKO勝ち、7月の『超RIZIN.4』にて安藤達也に2R、リアネイキドチョークで一本負けを喫している。

 いつものように入場時に走ってケージに向かうスーチョル。

 1R、サウスポー構えのジヨンが前に。オーソのスーチョルは細かいステップからダブルレッグから上組みに。左で差して押し込んだジヨン。

 右小手のスーチョルは小手を外すが、ジヨンのローブローでで中断。再開。ローから入るスーチョル。、バックブローも防御のジヨン。

 右オーバーハンドから左右で差して組んだスーチョルはボディロックで崩すも尻を一瞬着きながら残すジヨン。スーチョルはなおも両差しで大内刈りで崩し。ここもケージ背に残すジヨン。

 ジヨンは鼻血。両差しから押し込み、シングルレッグで下の組みも狙ったスーチョルだが、差し上げたジヨン。ジヨンにドクターチェック。

 再開はスタンドから。左サイドキックを見せたスーチョル。ジヨンは前手をぐるぐる回してけん制。拍子木に詰めるジヨンの左ハイをかわしてゴング。

 2R、喧嘩四つの蹴りが交錯、怒涛の詰めで押し込むスーチョルに体を入れ替えたジヨンが押し込み。ケージ背に右ヒザを突くスーチョルが体を入れ替え右で差して首相撲ヒザ。すぐに組み手を変えて右で差して左ヒザ。小外刈を狙うも残したジヨンが体を入れ替え。

 右で差すジヨンに大外刈を狙うスーチョル。離れ際にジヨンはバックエルボー! ずらしたスーチョルに、すぐにジヨンは押し込むがブレーク。

 中央はスーチョル。右ミドルハイ。ブロックのジヨンに右インローも。右前手で前に出たジヨンを押し戻して右で詰めたスーチョル。すぐに左で差して体を入れ替えたジヨン。スーチョルも入れ替えるが回したジヨンが押し込み。

 大内刈を狙うスーチョルが押し込んだままゴング。

 3R、オーソで詰めるスーチョルに左ミドルを打つジヨンだが、スーチョルも右の蹴りを返すと詰めて組み。しかし左右で突き放したジヨン。スーチョルは前がかりとなりバランスを崩すがすぐに立て直して四つ組み。

 押し返し体を入れ替えたスーチョルの入りに左ヒザ、テンカオを入れたジヨン! スーチョルはも左右を回転させるが、組むジヨンは体を入れ替える。四つで互いに体の入れ替えでブレーク。

 スーチョルの入りに前蹴りのジヨンだが、ボディロックはスーチョル。ケージ背にするジヨンにボディ打ちのスーチョル。ジヨンも体を入れ替えるが、スーチョルは四つから首相撲で細かいヒザもブレーク。

 ジヨンの左ハイをかわしたスーチョルがボディロックテイクダウンもすぐにシングルレッグでレッスルアップしたジヨンが押し込み、拍子木に離れてスタンドで左右で前進! 打ち合いに応じるスーチョル。本戦の判定はドローとなり、延長戦へ突入。

 延長1R、組むスーチョルに体を入れ替え合いもスーチョルが右で差して両差し、ボディロックテイクで崩すもすぐに立つジヨンのバッククリンチに! 背後からヒザを突くスーチョルは、ジヨンの足を後ろから押して支え釣り込みのように崩すが、すぐに戻すジヨン。ブレーク。

 詰めて怒涛の前進はスーチョル。体を入れ替えたジヨンが四つに。ブレーク。右ストレートのスーチョルに左ヒザを突くジヨン。組んで回したジヨンが押し込み、しかし押し戻したスーチョルが左右で前に、後ろ廻し蹴り、右ミドルは当ててバックブローを見せたところでゴング。

 延長判定は、前に出て攻め続けたスーチョルが勝利。涙の戴冠となった。

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