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【修斗】齊藤曜が加藤ケンジと激突、飯野タテオvs阿部マサトシ、一條貴洋vs水島宏、新人王決定Tバンタム級決勝戦・野尻定由vs林宏仲も=12月22日(日)新宿

2019/11/12 14:11
【修斗】齊藤曜が加藤ケンジと激突、飯野タテオvs阿部マサトシ、一條貴洋vs水島宏、新人王決定Tバンタム級決勝戦・野尻定由vs林宏仲も=12月22日(日)新宿

(C)サステイン

修斗プロ化30周年記念イヤーとなった今年度最終戦となる12月22日(日)新宿FACE大会の対戦カードが発表された。

メインに登場するのは約1年振りの復帰戦を迎える“ギロチン”齊藤曜(トイカツ道場)。齊藤は2018年の1月大会で世界王者・佐藤将光(坂口道場一族)を見事に完封し判定勝利。

同年5月に平川智也にTKO負け後、11月に王座挑戦のチャンスを掴むも前戦と同様とは行かず将光の牙城を崩せずに敗戦。その後は負傷箇所もあり休養期間を経て、今回満を持しての復帰戦を迎える。

その対戦相手は10月の新宿FACE大会に続きメインを張る加藤ケンジ(K.O.SHOOTO GYM)だ。加藤は倒れされずに打撃で相手を仕留めるストライカータイプで昨年新人王のガッツ天斗(パラエストラ綾瀬)との試合でもその戦法をいかんなく発揮。フルマークの判定で退けた。

対する齊藤はその異名の通り相手の首を抱えるギロチンからの展開を得意とする典型的なグラップラーで、粘り強いケージレスリング&スクランブルから様々なトラップを仕掛けてギロチンチョークに持って行く流れは芸術的ですらある。

真逆のスタイルで共に勝利の方程式を持つ両者。複雑な方程式でギロチンへと誘う斎藤か? 単純な数式で分かりやすく相手をぶっ倒す加藤か? どちらが得意の戦法に持ち込めるかが勝負の鍵となるだろう。

そして現在3連勝中と波に乗る飯野タテオ(和術慧舟會HEARTS)が登場。2018年8月の小川竜輔との復帰戦、2019年3月の児玉勇也戦をいずれもKO勝利すると、2019年6月には、木内“SKINNY ZOMBIE”崇雅を相手に死闘の末、判定3-0で再戦を勝利、リヴェンジを果たしている。

対する阿部マサトシ(AACC)は、2019年5月に行われた30周年記念大会で6年7カ月振りの復帰戦に臨むも中川マイケルに1R KO負けを喫っしている。毎試合、真っ向勝負を展開する飯野が相手だが前回の敗戦からベテラン阿部がどのようなスタイルで勝負するのかその手腕が見所でもある。マサトシが真っ向勝負を受けて立てば激闘必至、マサトシがいなしても激戦必至。飯野タテオの駆け引きなし魂のファイトスタイルを前に阿部は7年ぶりの白星を掴むことができるか。

加えて今年度新人王決勝戦を加えた5試合がこれまでに決定している今大会。その他には全日本アマチュア修斗選手権等でプロ昇格を決めた選手達が多数スタンバイしている。クリスマスのイヴイヴの開催となる今年度のプロ修斗最終戦。30th Anniversary Tourも終わりを迎え、オリンピックイヤーとなる2020年へと繋がる飛躍の大会となるか。

【決定対戦カード】

▼バンタム級 5分3R
齊藤 曜(同級環太平洋9位/トイカツ道場)
加藤ケンジ(K.O.SHOOTO GYM)

▼ストロー級 5分3R
飯野タテオ(同級世界5位/和術慧舟會HEARTS)
阿部マサトシ(AACC)

▼バンタム級 5分2R
一條貴洋(ブレイブハート)
水島 宏(roots)

▼2019年度新人王決定トーナメント決勝戦 バンタム級 5分2R(延長1R)
野尻定由(赤崎道場A-spirit)
林 宏仲(パラエストラ岐阜)

▼72kg契約 5分2R
上原 平(リバーサルジム横浜グランドスラム)※デビュー戦
水野 怜(roots)※デビュー戦

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