プライベートでは仲がいいという両者だが、互いに相手を倒す気は十分
2026年2月23日(月・祝)東京・後楽園ホール『RISE196 -RISE 23rd Memorial event-』の前日計量&記者会見が、22日(日)都内にて14:00より行われた。

セミファイナル(第10試合)のフェザー級(-57.5kg)王座次期挑戦者決定戦3分3R延長1Rで対戦する、同級3位・梅井泰成(Mouton)は57.5kg、同級4位・大森隆之介(EX ARES)は57.45kgでそれぞれ計量をパス。

続いての会見で大森は「今回はトーナメントの決勝で、勝ったらタイトルマッチという位置付けで試合をさせて頂くんですけれど、正直、あまりベルトにこだわりがないんですよ。相手の方がフェザー級でずっとやってきて気持ちも乗っていると思うけれど、そんなんも僕が飲み込んだろと思って今日まで作ってきたので。僕が獲りたい時にベルトも獲るし。全部自由にやるので。そんな自分を見てもらえたらなと思います」との意気込み。

王座返り咲きを目指す梅井は「やっと大森隆之介と試合をする日が来たなって感じで。さっき彼も言ってたんですけれど、今回は挑戦者決定戦ですけれど純粋にこの試合が楽しみで凄くワクワクしてる。フェザー級のベルトへの想いは僕が一番強くて、誰にも負けないと思うんですけれど、彼は彼で強い想いがあるなと思っているので。お互いの想いがぶつかる試合が出来たらいいなと思っています。気のすむまでやり合おうと思います」と話した。

RISE旗揚げ23周年記念大会ということで、この大会にふさわしいフィニッシュは、との問いに大森は「めっちゃ申し訳ないんですけれど、僕からしたらほんまにどうでもいい。僕が出てきたのも何周年か分かってないので。僕は明日の試合が楽しみというだけです。明日はKOします」と、そんなことは関係なくKOすると宣言。

梅井は「明日になってみんと分からんなって言うのが本音です。対峙してみんと分からんし、僕も分からんし相手も分からんし。誰もが(明日に)なってみんと分からん感じです。そりゃあKOしたいですよ。でも、なんか“来そう”な気がしますね」と笑みを浮かべる。何が来そうなのか、と聞かれると「久々にKOとかないかなって。来るんちゃうかなって思ってるんですけれど」と、KOの予感がするとした。

それに大森はすかさず「KOって期待値の問題なんですか? パチンコみたいにそろそろ来るんちゃうん、みたいな(笑)。そんな感じで試合で打ってる感じなのかって思いました」とチャカす。
大森が東京へ来た時は、梅井の家に泊まるほど普段は仲がいいという両者。友情対決を前にしての心境を聞かれると、大森は「別になんにも変わらへんすよ。なんなら今日も泊まりに行けますよ(笑)。それくらの感覚ですね。相手が知ってる人でも思いっきり殴れるサイコパスなんで、全然いけますね」と笑う。
これに梅井は「殺気立つ事もないですし、ただ試合をするだけなので。めちゃくちゃぶん殴ってやりたいとかも今はない。それは明日なので。今日泊まりに来て欲しくはないですけれどね(笑)。それはないけれど全然やりますよ」と、覚悟は決まってるとする。

会見はフェザー級の3試合まとめて行われたが、王座決定戦として「差を見せつけたい」という気持ちはあるか、と聞かれると大森は「翔くんに関しては前回差を見せつけたんでね。パンツを脱いだところも見たけれど、男としての差もあったし(笑)、高みの見物をしてますね」と余裕。梅井は「申し訳ないけれど、勝手に差は出ると思います。今回は内容が問われる試合になるし、お互いにそれを理解していると思います。自ずとそれが試合に出ると思います」とした。
また、この試合の勝者が挑戦することになる現王者・安本晴翔への想いを聞かれると、大森は「安本とはやりたいですね。なんか分からんけれどムカつくんですよ。根っからのアホな感じもする。でも、そんなのも関係なくやってみたいと思うのが安本晴翔で、それがチャンピオンだったってだけなので。そこに行かないとアカンからトーナメントにも出るし。ずっと安本とやったら面白そうと思っていました。自分の現役生活もちょっとずつ短くなってきてると思っていて、そこでやりたい中の一人ですね。日本人選手の中では一番です」と、いま最も戦いたい相手だという。
何がそんなにムカつくのか、との質問には「僕の中にあるんですよ。こいつ違うな、みたいなものが。チャンピオンの器じゃないとかではないんですよ。めちゃくちゃ強いけれど、人間としてウマが合わないというだけです」と答えた。
梅井は安本について「自分は2年前くらいに負けているので。そこから安本選手はチャンピオンになって。シンプルに、僕はRISEフェザー級のベルトの価値を外に出たりして上げてくれているなと思っています。僕は単にベルトが欲しい訳じゃなく、強いヤツに勝ってチャンピオンになりたいので。純粋に感謝もしてるけれど倒さなあかん相手」と、安本に勝って王座に返り咲くことに意味があるとした。



