ランバーが送り込む新たなる資格ギンペット(右)と対戦するMASATO(C)KNOCK OUT
2026年2月15日(日)東京・後楽園ホール『MAROOMS presents KNOCK OUT.61』(U-NEXT配信)にて、KNOCK OUT-REDスーパーウェルター級3分3Rで対戦するMASATO BRAVELY(BRAVELY GYM)とギンペット・バーンランバー(タイ/バーンランバージム)のインタビューが主催者を通じて届いた。
MASATOは九州で腕を磨き、WPMF日本ウェルター級王座、M-1 JAPANスーパーウェルター級王座を獲得。KNOCK OUTでは渡慶次幸平、津崎善郎に敗れているが2023年11月にはクンタップに勝利。2024年6月には杉原新也に判定勝ち、10月は高橋幸光にも判定勝ち。KNOCK OUTでの前戦は2025年6月に蛇鬼将矢に判定で敗れた。戦績は13勝(5KO)9敗2分。
ギンペットはランバー・ソムデートM16のバーンランバージムがプンルアンに続いて送り込む刺客。『MAX MUAYTHAI』で王者になったことがあるという。戦績は64勝(11KO)15敗1分。
MASATO「蹴り負けないで試合を支配していく」

昨年は唯一の試合が自身のアイポークによる不本意な結果となってしまったMASATOは、8カ月ぶりの試合で今後に向けての軌道修正を図りたいという。“闘うドクター”の今の心境とは?
──試合は昨年6月の蛇鬼将矢戦以来ですね。そこから約8カ月、間隔が空いたのは、お仕事の関係ですか?
「それもあるんですけど、ちょっとケガしてまして。あの試合の後も何回かオファーをいただいていたんですけど、検査をしたりとかで打撃練習ができなかったりして、試合をお断わりしていたというのもあって。その検査も大丈夫だったので、また試合できるようになりました」
──では、練習を再開できたのはいつ頃からだったんですか?
「いえ、スパーリングができていなかっただけで、練習自体は前回の試合の後すぐに再開していたので、練習はできていたと思います」
──蛇鬼選手とは2戦連続アイポークが入ってしまい、前回は負傷判定負けで、不本意な形だったと思います。この期間があって、気持ち的には仕切り直しできた感じですか?
「そうですね。試合が終わった直後は、もう本当に『競技を続けられるかな…』ぐらいのメンタルになってたんですけど、心の仕切り直しはできたかもしれないですね」
──あのアイポークについてはどう思っていますか?
「蛇鬼選手には本当に申し訳なかったんですけど、自分はムエタイスタイルで、手を前に出したところに入ってしまって。最近、ONEとかでもアイポークはけっこう起きてますよね。でも練習とかでは、意識するようにはなりました。ただ、次の試合はボクシンググローブということなので、今はずっとボクシンググローブで練習しているので、そこからは特に意識せずにやれるようにはなったんですけど」
──今回はギンペット・バーンランバー選手との対戦になりました。相手の印象は?
「『ザ・ムエタイスタイル』って感じで、やっぱりうまいですよね。ミドルとか蹴り中心で組み立ててきて、向こうが波に乗ったらパンチとかを入れてくる感じで、ヒジとかも首相撲も結構うまいんだろうなという印象だったので、何でもできる感じの選手ではあるのかなと思います」
──自分としては、どう戦いたいと思っていますか?
「純粋にムエタイで戦うと、やっぱり向こうの方が上手なんじゃないかなとも思うので、こっちは頭を使いながら、戦略で勝っていきたいなとは思いますね」
──最終的にはどう勝ちたいですか?
「まず、蹴り負けたくはないなと思いますね。そこはけっこう試合の肝ではあるのかなと思うので。蹴り負けないで、試合を支配していく感じでやっていきたいなと思います」

【写真】2戦連続でアイポークになってしまい、メンタルにきたというMASATO
──久しぶりの試合なのと同時に、今年一発目の試合でもありますが、ここで勝って今年はどうしたいですか?
「まずは前回の試合からの、自分のメンタルを全て払拭するためにも、いい試合をしてドカンと勝って、ちょっと軌道修正をしたいなと思っています。今、自分の中では格闘技人生のどん底にいる気分なので、ここで軌道を修正して上がり調子に持っていきたいっていうのがまず一番ですね。相手はRWSとかでも活躍していて実績もある選手なので、この選手に勝って、いろんなところに食い込んでいけたらなと思います」
──いろんなというと?
「それこそWBCムエタイもKNOCK OUTでやり始めているじゃないですか。WBCムエタイもKNOCK OUT-REDも、両方とも今、ベルトは津崎善郎選手が持っているので、そこに再挑戦したいなというのがかなり大きいです。そこに向けて、落とせない試合だなと思っています」
──大事な試合という認識で、コンディションも整えていると。
「そうですね。仕事はけっこう忙しくなったんですけど、ちゃんと時間を作って練習はしっかりやれているので、仕事を言い訳にするつもりはなくて、コンディションはバッチリ仕上げていくつもりです」
──今年は何試合ぐらいしたいと思っていますか?
「去年の10月から職場が変わって、4月からはまた変わるんですよ。勤務時間とかも全く変わるので、新しいところになってみないと分からないんですけど、やっぱり自分的には、年3~4試合はコンスタントにやっていきたいなというのはありますね」
──職場というのは、勤務する病院が変わるということなんですか?
「はい。だから4月からはまた新しい練習場所を探しながらやらないといけないんですよ。勤務時間も、今は1カ月の半分ぐらいが夜勤だったりして労働時間も長いので、練習時間の確保も難しかったんですけど、その分、練習する時は集中できているかなとも思うので」
──では不利な部分はあっても、カバーして勝っていきたいと。
「そうですね。これで格闘技の方も諦めたら、たぶん仕事も格闘技も両方ともうまくいかなくなってくるので、両方ともポジティブに、うまくいくようにやっていきたいなと思っています。今の状況が、格闘技に不利になってるとは思わずに、ポジティブな感じで考えてますね」
──では最後に、今回の試合で一番注目してほしいポイントはどこでしょう?
「KNOCK OUTに出るようになって、高橋幸光選手とかクンタップ選手とか、ムエタイの選手ともチョコチョコやってるんですけど久々に『ザ・ムエタイ』という選手との試合なので、自分のムエタイを見ていただきたいなと思います。ムエタイで一番自信があるのはやっぱり蹴りで、相手も蹴りはうまいと思うんですけど、そこで負けないようにしたいと思います」



