2019年11月8日(金)東京・後楽園ホール『K-1 KRUSH FIGHT.107』の前日計量&記者会見が、7日(木)都内にて13:00より行われた。
第7試合のスーパー・ライト級3分3R・延長1Rで対戦する、大韓キックボクシング協会-65kg&-67kg王者クォン・ギソプ(韓国/IB GYM)は64.6kg、第21回K-1アマチュア チャレンジAクラス -65kg優勝・寺島輝(日本/TANG TANG FIGHT CLUB)は64.9kgで計量をパス。
当初、プロデビューから3戦3勝3KOのホープ寺島は元シュートボクシング日本スーパー・ライト級王者の松花征也との対戦が決まっていたが、松花が怪我のため欠場。代わってギソプと対戦することになった。
寺島は「ギリギリで相手が変更になりましたが、ありがとうとお礼を言いたいです。言語が違うので明日、拳で語り合おうと思っています。明日は自分が一番楽しんでやります」と、感謝の気持ちを拳に乗せて伝えたいとコメント。急遽相手が変わったことにも「国際戦は初めてですが、相手が変わって国際戦か、ってくらいです。格上の選手とやるのは変わりないので喰ってやろうという気持ちは変わらず持っている感じです」と動じない。
ギソプは「一番好きなKRUSHに呼んでいただいてありがとうございます。明日は頑張るのでよろしくお願いします」と挨拶。寺島の印象を「特別な感じはないけれど足が太いなと思いました。映像を3試合見ましたが、全部KOで勝っているから強いと思いました」と評し、「日本での試合は初めてですが明日はいい試合をします。ワクワクするけれど、日本のファンに自分の根性を見せたいです。得意なのはハイキックとカウンターです。初めて日本に来たから素晴らしいファイトをお見せします」と意気込む。
それを聞いた寺島は「相手は大きくてリーチも長そうだし、明日は楽しめそうだと思いました。試合の映像を見て、凄く前へ前へ来る気持ちの強いファイターだという印象です。自分が見てきた韓国人ファイターは全員気持ちが強くて打たれ強いブルファイターでした。気持ちで負けないことは簡単ではないが、その覚悟があるので気持ちでも負けない。僕もカウンターで切って落とす試合をできればと思うので、僕もカウンターを狙ってやっていくと思います」と、気持ちでもカウンターでも負けないと負けん気の強さを発揮した。
そして「リングの中で思い切り暴れてKOで勝ちます」と、4勝目もKOで飾ると宣言した。