2026年3月21日(日本時間22日)、米国ミネソタ州シャコピーのカンタベリーパークエクスポセンターで開催の『Ignite Fights 111』に、中井りん(日本/修斗道場四国)の参戦が発表された。UFC5勝6敗でリリースされたばかりのパニー・キアンザド(スウェーデン)と、130ポンド契約で対戦する。
▼Ignite Fights 130ポンド(58.96kg)契約 5分3R中井りん(日本/修斗道場四国)26勝2敗1分パニー・キアンザド(スウェーデン)16勝9敗
中井は、MMA28勝2敗1分。2016年3月のUFC豪州大会でのレスリー・スミス戦の判定負け以降、12連勝中。2024年5月の栗山葵との再戦が栗山の右膝前十時靭帯断裂によりキャンセル。緊急参戦したストロー級のHIMEと58kg契約で対戦し、3Rにギロチンチョークで一本勝ち。24年11月の前戦・DEEP JEWELSでは同じく58kg契約で鈴木”BOSS”遥に1R TKO勝ちを収めている。
25年10月には米国イリノイ開催のグラップリング大会『Nitro Grappling Expo 3』に出場。キムラロックで一本勝ちを収め、「アメリカで試合をする夢が叶いました。だけどこれは私の大きなアメリカ進出の始まりだと思います」と語っていた。39歳。
対するキアンザドはイラン生まれ、スウェーデン育ち。アマチュアボクシングで30試合をこなした後、2011年スウェーデンシュートファイティングで優勝。2014年にCageWarriors王者となると、2018年のTUF28フェザー級に出場し、元SEI☆ZAのユリア・ストリアレンコに判定勝ちするなど準優勝。TUF後は本来のバンタムに落としてUFCと契約し、UFC5勝6敗。一時は4連勝で最高6位まで上がったが、23年からケトレン・ヴィエラ、メイシー・シアソン、カロル・ホザを相手に3連敗。24年8月のホザ戦後はリリースされていた。BJJ茶帯の34歳。
(C)Zuffa LLC/UFC
170cmの長身から繰り出されるシャープなワンツーに加え、近い距離でのダーティボクシング、首相撲も得意とするキアンザドは、中井にとって難敵だ。16勝の内訳は3KO・TKOに13の判定勝ちをモノにしており、61.2kgのバンタム級ではUFC6位にまで上がっているが、本誌の取材によれば、今回は130ポンド(58.96kg)契約となっており、フライ級とバンタム級の間のキャッチウェイトでいかに中井は立ち合い、組み勝つか。キアンザドは柔術茶帯で下からの仕掛けも多いが、3つのリアネイキドチョークによる一本負けも喫しており、中井にとっての得意な展開──トップ攻めの時間をいかに多く作れるか。注目のMMA米国デビュー戦となる。
試合の模様は、spectationsports.comでPPV配信される。