サバテロを挑戦者に迎えて3度目の防衛戦に臨む井上
2025年12月31日(水)さいたまスーパーアリーナ『RIZIN師走の超強者祭り』に出場する選手の個別インタビューが、29日(月)都内にて行われた。
第11試合のRIZINバンタム級(61.0kg)タイトルマッチ5分3Rで、ダニー・サバテロ(アメリカントップチーム)の挑戦を受ける王者・井上直樹(Kill Cliff FC)が出席。試合への意気込みを語った。
同じ競技者として向き合って試合したい
「久しぶりの大晦日でやっと試合だなって感じですね。しっかり準備してきたので後はやるだけかな」
――サバテロがいろいろ言ってきているが、気になるか?
「いつも通り気にしてないです」
――改めてサバテロの印象は?
「本当に強い選手ではありますし、実績のある選手だし、自分が防衛するにあたって申し分ない選手だなと思います。いろいろめんどくさいと思いますが頑張ります」
――めんどくさいとはどの部分が?
「トラッシュトークから試合展開まで。いろいろ含めて(笑)」
――どんな試合展開をイメージしている?
「ここで海外の選手に勝たないと次がないと思うので、しっかり完封したい気持ちがあります。その通りになるようにしっかり練習してきたので、練習通りやっていけばいいかなと思います」
――サバテロの打撃もめんどくさい?
「サバテロ選手がそういう戦い方なので、それをさせないようにしないといけないとも思いますし、それは向き合ってやってみないと分からないですけれど」
――レスリングの強さは邪魔になる?
「逆にそれだけ警戒してやってきているので、やることは自分の中で決まっています」
――長期政権を見据えている?
「もちろん。ずっと防衛し続けるのが今の目標です」
――この先、気になる選手は?
「特には浮かんではいないですけれど、勝ち上がってくる選手がタイトルに挑めると思うのでそれ待ちですかね」
――サバテロが必ずフィニッシュすると宣言しているが、井上選手は?
「チャンスがあればフィニッシュは狙いに行きたいと思いますし、なくてもしっかり面白い試合にはするので会場を盛り上げられればと思います」
――サバテロは「自分は闘犬のように戦い続けるので止めるには殺す必要がある」と言っているが、井上選手にもそういう気持ちはある?
「いや、競技の一つなので殺し合いと言うよりかは、相手と向き合ってそんな殺し合いみたいな言葉は使わずに同じ競技者として向き合って試合したいなと思っています」
――フライ級GPの決勝戦があって、対戦したことのある2人が戦うがどんな試合になると予想する?
「戦ったことがある選手なので、お互い頑張って欲しいなと。両方とも勝って欲しい気持ちはあるけれど、前にも試合していたと思うのでそういう(同じ)展開になっちゃうのかなってイメージはありますね」
――サバテロのレスリングに対し、いつもと違う取り組み方はしてきた?
「いつも違うんですけれど、練習のやり方もどういう風に戦っていくのかはトレーナー陣と話して準備してきたつもりなので、そこはしっかり出来てきたのかなと思います」
――相手によってその内容や環境は変える?
「環境は変わらないんですけれど、しっかりやってきたのでそれはいつもと変わらないです」
――サバテロのアゴをかち割るにはどうする?
「アゴをしっかり打ち抜きます」




