壮大なスケールのヘビー級トーナメント「Last Heavyweight Standing」は2025年4月に始まり、約50名のヘビー級選手が歴史に名を刻むべく競い合った。
その頂点を極めるべく、勝ち残った8名のヘビー級選手が2026年2月7日(土/日本時間8日)オランダ・アーネムのゲルレドームで開催される『GLORY 105:Last Heavyweight Standing Finals Draw』にて、一夜限りの壮絶なグランプリ形式トーナメントで激突する。
このトーナメントは最強のヘビー級王者を決定するだけでなく、優勝者は前人未踏の13度防衛を達成したリコ・ヴァーホーベンが最近王座を返上したため、新たなGLORYヘビー級世界王者となることも決まった。
準々決勝の対戦カードと組み合わせが抽選で決定され、注目カードが多数生まれた。
【写真】ワイルドカードで滑り込んだプラチバット 特に注目されるのは、GLORYを代表する二大スター、元K-1 WORLD GPヘビー級王者アントニオ・プラチバット(クロアチア)とモリー・クロマ(ギニア)が準々決勝で激突することだ。この2人は抽選会で顔を合わせた際、激しい口論を交わしており、最も期待される一戦と言える。
【写真】バフラム・ラジャブザデをKOしているクロマ この試合の勝者は、準決勝でニコ・“ビッグ・セクシー”・ホルタ(カーボベルデ/オランダ)vs.タリク・オサロ(ナイジェリア)の勝者と対戦する。両者は『GLORY 95』で初対戦し、オサロが判定勝利を収めたが、ホルタが指摘したように急な出場要請で臨んだため、今回は十分な準備期間を経て臨む。今大会最大の2選手が再び激突する。
【写真】巨漢対決に臨むオサロ トーナメント表の反対側では、これまでGLORY無敗のアニス・ボウジッド(モロッコ/ベルギー)が、アレックス・サイモンを1RでKOしたばかりのレジェンド、エロール・ジマーマン(オランダ)と対戦する。
勝者は準決勝へ進み、ミロシュ・クヴェチカニン(セルビア)とソフィアン・ラドウーニ(フランス)の勝者と対戦する。両者ともトーナメント随一のテクニシャン同士による一戦となった。
▼Last Heavyweight Standing準々決勝(1)3分3Rアニス・ボウジッド(モロッコ/ベルギー)エロール・ジマーマン(オランダ)
▼Last Heavyweight Standing準々決勝(2)3分3Rミロシュ・クヴェチカニン(セルビア)ソフィアン・ラドウーニ(フランス)
▼Last Heavyweight Standing準々決勝(3)3分3Rアントニオ・プラチバット(クロアチア)モリー・クロマ(ギニア)
▼Last Heavyweight Standing準々決勝(4)3分3Rニコ・“ビッグ・セクシー”・ホルタ(カーボベルデ/オランダ)タリク・オサロ(ナイジェリア)
▼Last Heavyweight Standing準決勝(1)3分3Rボウジッドvs.ジマーマンの勝者クヴェチカニンvs.ラドウーニの勝者
▼Last Heavyweight Standing準決勝(2)3分3Rプラチバットvs.クロマの勝者ホルタvs.オサロの勝者
▼Last Heavyweight Standing決勝 3分3R準決勝(1)の勝者準決勝(2)の勝者