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【GRACHAN】年末のビッグマッチ『HELIOSⅡ』がU-NEXTライブ配信。伊藤空也vs.手塚基伸のバンタム級王座戦がメイン。1部『GRACHAN79』全試合順も発表=12月21日(日)有明TFTホール1000

2025/12/15 13:12

『GRACHAN79』全カード

2025年12月21日(日)有明TFTホール1000
第1部 開場12:40/開始13:30

▼第8試合 フライ級 5分2R延長1R
能坂陸哉(クボジム/BRAVE)
宮島夢都希(KRAZY BEE)

 KOジムからクボジム&BRAVEへ。「覚悟の移籍組」か。 名門KRAZY BEEの「ハイブリッド」か。

 静岡・湖西市出身の能坂は、地元・浜松の「KOジム」でキャリアをスタートさせた。しかし更なる高みを目指し、上京を決断。現在は久保賢司・優太兄弟が指導する「クボジム」に拠点を移し、日々揉まれている。退路を断って環境を変えたハングリー精神で、久保兄弟直伝の緻密な打撃技術を吸収。その実力は驚異的な成長曲線を描いている。

 対する宮島は、故・山本"KID"徳郁が創設した名門「KRAZY BEE」の遺伝子を継ぐ男。4歳から始めた伝統派空手の鋭い踏み込みと、中学時代に柔道部で培った体幹の強さを併せ持つ。打撃で距離を支配し、組めば柔道の崩しで制圧する「ハイブリッド・スタイル」は完成度が高い。

 能坂が移籍で培った「覚悟」と進化した打撃で押し切るか、宮島が「KRAZY BEEイズム」で華麗に仕留めるか。次世代エース候補同士の潰し合いだ。

▼第7試合 ライト級 5分2R延長1R
アリアン・ナカハラ(ボンサイ柔術名古屋クレベルコイケジム)
西條貴陽(リバーサルジム立川ALPHA)

「ボンサイ柔術」vs「中大ボクシング部」 極めの天才か、拳のエリートか。究極の異種格闘技戦。

 明確な「寝技 vs 打撃」の構図が出来上がった。 アリアン・ナカハラは、あのクレベル・コイケが手塩にかけて育てたボンサイ柔術の秘蔵っ子。師匠譲りの「極めの強さ」は脅威の一語に尽き、一度グラウンドに引きずり込めば、そこは脱出不可能なボンサイ・ワールドだ。

 対する西條貴陽は、ボクシングの名門・中央大学ボクシング部出身という輝かしいバックボーンを持つ。アマチュアボクシングの全日本レベルで培った精密なハンドスキルと距離感は、MMAにおいても最高峰の武器となる。現在は金原正徳率いるALPHAで「MMAレスリング」を融合させ、テイクダウンを防ぎながら殴り勝つスタイルを確立した。

 ナカハラが一点突破で極めに行くか、西條がエリート仕込みの剛腕で沈めるか。一瞬の判断が生死を分けるスリリングな一戦。

▼第6試合 フライ級 5分2R延長1R
二之宮徳昭(クロスワンジム湘南)
AXEL RYOTA(Tri.Hstudio)

 湘南のいぶし銀・柔道家 vs アクセル全開の特攻野郎 ベテランの妙技か、止まらない突進か。

 二之宮徳昭は、湘南・藤沢のクロスワンジムで長年キャリアを重ねてきたベテラン。10年以上の柔道歴をベースに、派手さはないが相手の重心をコントロールし、確実に削っていく「いぶし銀」の強さを持つ。

 対するAXEL RYOTAは、実力派ジム・Tri.H studio所属。そのリングネームが示す通り、エンジン全開で前に出続けるアグレッシブなスタイルが信条だ。 AXELが序盤からラッシュを仕掛け、二之宮がそれを柔道テクニックでいなして罠にかける。フライ級の「動」と「静」がぶつかり合う攻防戦。

▼第5試合 ヘビー級 5分2R延長1R
井上悠司(フリー)
瓜田幸造(掣圏会/瓜田道場)

「昭和の闘魂」は死なず。 掣圏の鉄人・瓜田が魅せる、魂の殴り合い。

“掣圏会の鉄人”瓜田幸造がGRACHANのケージに降臨する。佐山聡(初代タイガーマスク)が創設した掣圏真陰流の流れを汲み、ノーガードで突き進むそのスタイルは、現代MMAが忘れかけた「武士道」と「喧嘩度胸」を感じさせる。50歳を超えてなお戦い続けるレジェンドだ。

 対する井上悠司はフリーとして参戦する謎多き重量級。瓜田の殺気に気圧されず、若さとパワーで押し切れるか。 技術を超えた「生き様」のぶつかり合い。瓜田が若手を返り討ちにするか、井上が引導を渡すか。

▼第4試合 ヘビー級 5分2R延長1R
佐々木克義(GRORIA MMA GYM)
パウロ フェレイラ(Ferreira's Gym Japan)

 リングが悲鳴を上げる!怪獣大戦争、勃発。 日伯ヘビー級・剛腕対決。

 ヘビー級ならではの「理屈抜きのド突き合い」がここにある。 佐々木克義は、キックボクシングをバックボーンに持つストライカー。ヘビー級の中では決して大柄ではないが、それを補って余りある「不屈の闘志」と、被弾を恐れず懐に飛び込む「特攻精神」が最大の武器だ。 対するパウロ・フェレイラは、ブラジリアン柔術をベースにしながらも、野性味あふれる剛腕を振り回す猛者。 佐々木が回転力と根性で押し切るか、パウロが一撃の重さで粉砕するか。ゴングと同時に訪れるKOの予感。瞬き厳禁の肉弾戦だ。

▼第3試合 63kg以下契約 5分2R延長1R
おはぎ(リバーサルジム武蔵小杉所プラス) ※萩原一貴
竹下 登(U-FILE CAMP登戸)

 萩原一貴から「おはぎ」へ改名! 所英男の「回転体」vs 田村潔司の「U-STYLE」。

 格闘技ファン垂涎の「イズム対決」が実現した。 リバーサルジム武蔵小杉所プラス所属の萩原一貴が、心機一転「おはぎ」へとリングネームを改名して参戦。親しみやすい名前とは裏腹に、師匠・所英男譲りの止まらない動きとアクロバティックな寝技への移行、そして打撃でも会場を沸かせる激闘スタイルが持ち味。まさに「回転体」を体現するファイターだ。

 対する竹下が所属するのは、田村潔司率いる「U-FILE CAMP」。キャッチレスリングを源流に持ち、足関節やポジショニングにこだわりを持つ「頑固なUの遺伝子」だ。 「動く所イズム」と「極める田村イズム」。互いの師匠の顔が見え隠れするような、マニアックかつスリリングな技術戦になるだろう。

▼第2試合 バンタム級 5分2R延長1R
渡部大斗(DOBUITA/第2回MMA甲子園バンタム級優勝)
中嶋紳乃介(皇子山MMA)

 甲子園王者・渡部の「凱旋」か、雑草・中嶋の「反逆」か。 エリート街道に待ったをかける意地の一戦。

 横須賀の老舗・DOBUITAで泥臭い強さを叩き込まれ「第2回 MMA甲子園」バンタム級を制覇した渡部大斗。全国の頂点に立った実績と、DOBUITA特有の「絶対に引かない」根性を併せ持つ彼は、プロの舞台でも即戦力として期待される“黄金世代”の一人だ。

 対する中嶋紳乃介は、滋賀県・皇子山MMAで己を磨いてきた叩き上げ。元小学校教員という異色の経歴を持ち、地方大会で着実にキャリアを積み上げてきた。「エリート vs 雑草」。格闘技の原点とも言える残酷な構図。渡部が実力差を見せつけるか、中嶋が下馬評を覆すか。

▼第1試合 フライ級 5分2R延長1R
小松原翔太(リバーサルジム武蔵小杉所プラス)
金森琢也(DOBUITA)

 第一試合からフルスロットル! 「所プラス」のスピードスターvs.「DOBUITA」のタフガイの対決。大会の火蓋を切るのは、対照的なバックボーンを持つ二人のフライ級戦士。
 小松原翔太は、所英男の元で感性を磨いたスピードスター。一瞬の閃きから繰り出す打撃と寝技の連携は、見る者をワクワクさせる華がある。

 対する金森琢也は、横須賀のDOBUITA所属。米軍基地の街で培われたジムの伝統である「フィジカルの強さ」と「泥臭い根性」は誰にも負けない。

 しなやかな感性の小松原か、無骨な強さの金森か。 第1試合から会場の温度を一気に上げる激闘必至のカードだ。

▼GRACHANアマチュアAクラス 3分2R
佐藤珀虎(AACC)
飛鳥成宣(JAPAN TOP TEAM)

GRACHAN 大会スケジュール

2025年
GRACHAN79 12月21日(日) 東京・TFTホール1000

2026年
GRACHAN80 2月1日(日) 大阪・176BOX
GRACHAN81 3月1日(日) 東京・TFTホール
GRACHAN82 5月17日(日) 東京・大田区産業プラザPIO
GRACHAN83 7月26日(日) 大阪・176BOX
GRACHAN84 9月13日(日) 福岡・アクロス福岡
GRACHAN85 10月25日(日) 大阪・176BOX
GRACHAN86 12月6日(土) 東京・大田区産業プラザPIO

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