▼第3試合 ONEストロー級(-56.7kg)ムエタイ 3分3R
×ペッダム・シテラワン(タイ)
TKO 1R 2分27秒 ※3ノックダウン
〇HIROYUKI(RIKIX)

HIROYUKIは目の良さと身体能力の高さを活かし、打たせずに打つ試合が持ち味。時折、派手な蹴り技も見せる。新日本キックボクシング協会の第6代日本フライ級王者&第12代日本バンタム級王者。RIKIX移籍後は様々な団体に参戦して活躍している。

2024年8月にONE初参戦を果たすとシンサンパーを1R1分28秒、左フックでKOしてみせたが、10月の2戦目ではプラカイペットに惜敗。12月には3戦目に臨んだがパデッスクに初回KO負けを喫した。11月の『Bigbang』で板橋武留を98秒でハイキックKOし、Bigbangバンタム級王座に就いて4連勝で今回4度目の挑戦。

ペッダムは18歳。戦績は30勝24敗1分。ONEには初参戦となる。

1R、HIROYUKIが左ローで先制すると、ペッダムは左ミドル。重心を低く構えるペッダムにHIROYUKIは右ロー。HIROYUKIが左三日月を突き刺すと、ペッダムはダウン。その後も左三日月はスネブロックするペッダムに、HIROYUKIはバックキック、右カーフ。左フックからの左ボディも。

HIROYUKIの右カーフに足が流れるペッダムに、どんどん圧をかけて詰めていくHIROYUKIが左右フックからの左右ボディの連打で2度目のダウンを追加。再開直後、HIROYUKIが右ストレートを叩き込むと、ペッダムは崩れ落ちた。

HIROYUKIは嬉し涙を流し、笑顔でガッツポーズ。「アイム・ハッピー、サンキュー! 1年ぶりのONEで去年KO負けしてどん底で、ここで負けたらもうこの舞台に上がれないと思っていたので、いま感極まって泣いてます。(ローとボディは)チームのトレーナーの皆さんにこうしないとダメだと厳しく言われていて、試合で出すことが出来ました」と勝利者インタビューに答えると、35万バーツのボーナスが贈られた。





