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【RIZIN】ベイノアが大晦日緊急参戦、ライト級でノジモフと激突! 米国で2連勝中のアグレッシブファイトを日本でも見せられるか「ノーガードで顔で前蹴り受けてやろうかな」

2025/12/10 19:12
 2025年12月31日(水)『Yogibo presents RIZIN師走の超強者祭り』さいたまスーパーアリーナ大会に、米国LFAで2連勝中の“ブラックパンサー”ベイノア(アメリカン・キックボクシング・アカデミー=AKA)の緊急参戦が決定。RIZINフェザー級で3連勝中のイルホム・ノジモフ(ウズベキスタン)と、ライト級(71.0kg)契約で対戦すること10日、発表された。 ▼RIZINライト級(71.0kg)5分3R“ブラックパンサー”ベイノア(AKA)5勝3敗イルホム・ノジモフ(ウズベキスタン)12勝3敗 『榊原社長に呼び出されました』に出演したベイノアは、米国サンノゼのAKA修行から「来日」し、同番組に出演。日米の二重国籍を持つベイノアはビザの問題なく、緊急出場が可能となる。  ベイノアは、極真空手からRISEで活躍し、21年6月に初参戦のRIZINで元DEEP王者・弥益ドミネーター聡志相手に73kg契約でMMAデビューを果たすもスプリット判定負け。その後も武田光司、宇佐美正パトリックに敗れ、2年連続大晦日に敗戦。  23年、単身米国へ渡り、アメリカン・キックボクシング・アカデミーでハビブ・ヌルマゴメドフ率いるダゲスタン軍団とともに練習。2024年4月にRIZINで井上雄策に判定勝ちも消極的な試合内容にブーイングを浴びる結果に。同年6月には体重超過のジョニー・ケースが50%減点のなか、ダウンを奪われての判定で辛勝。“負ける勇気を持って勝ちに行く”姿勢を見せられず。  しかし、25年5月に初参戦した米国LFAで、コール・ラーレン相手に3度ダウンを奪われるも倒し返すタフファイトで判定勝ちをつかみ取ると、7月の2戦目でも「パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト」を受賞する3R TKO勝ち。RIZINでの膠着試合から一転、RIZIN経由で北米に参戦し、「ライト級」で覚醒の活躍を見せている。  今回、RIZINに凱旋するベイノアの相手は、“タシケントの闘犬”と呼ばれるRIZIN「フェザー級」で3連勝中のイルホム・ノジモフ。緊急参戦でベイノア相手に1階級上で挑む。  ノジモフは、ミルコ・クロコップのPRIDEの試合を兄と一緒に見て夢中になり、6歳で格闘技を始めると、空道やボクシング、レスリング、柔道、コンバットサンボなど多種多様な格闘技を経験し、MMAファイターに。  2015年にプロMMAデビューし、18年3月から22年10月まで7連勝。23年11月にRIZINに初参戦し、ホアレス・ディア(現在UAEWで2連続フィニッシュ勝利中)に判定勝ちすると、24年4月に山本空良に2R TKO勝ち。さらに25年6月の前戦では新居すぐると対戦し、強烈な右前蹴りをアゴに突き刺し、1R、KO勝ちを決めている。  フェザー級で身長182cm、リーチが189.5cmもあるノジモフは、大晦日に階級上のベイノア相手にインパクトのある勝ち星を挙げ、メインイベントに予定されるラジャブアリ・シェイドゥラエフvs.朝倉未来の勝者に挑戦の名乗りを挙げるか。  また、逆輸入ファイターとなったベイノアは、RIZINでも米国で見せたアグレッシブファイトを披露することができるか。  フェザー級でもライト級のベイノアよりリーチが長いノジモフを相手に、ベイノアは「(ノジモフは)今まで違う階級でやっていたし、選択肢になかったので。でも“来たな”って。ノジモフっていう強い相手っていうのもありますけれど、“来たな”っていうのがありました。よっしゃ、やってやろうって気持ちしかない。もうノーガード。顔で前蹴り受けてやろうかなと思いますよ」と意気込みを語った。
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