なんとレフェリーのりゅう君(左)と金野(左)が試合に出場、BD勢と対戦する(C)朝倉未来チャンネル
2025年12月14日(日)さいたまスーパーアリーナ コミュティアリーナ『BreakingDown 18』のオーディション動画が、11月29日から朝倉未来YouTubeチャンネルで公開されている。
今大会の目玉企画は「軍団対抗戦」と「日本vs.中国対抗戦」。新軍団が次々と名乗りをあげる中、異色の軍団がオーディションに登場した。その軍団とは「レフェリー軍団」。
BreakingDownでレフェリーを務める「りゅう君」と「レフリー金野」が軍団を結成し、「礼儀がなってないヤツがいっぱいいる」「僕が教育してあげたい」と、BreakingDown勢に“裁き”を下すという。

【写真】BreakingDown17で制止を聞かず殴り続けたシェンロンを投げ飛ばした勝本竜矢レフェリー
りゅう君こと勝本竜矢は2016年第27回全日本新空手道選手権大会 K-2GRAND PRIX 2016軽中量級&中量級優勝の実績を持ち、同日2階級制覇は新空手史上初。2016年7月に64kgでRISEでプロデビューしたが、63kg契約の試合で体重オーバー。そのため無期限出場停止処分となり、「腐ってしまって」それから4年の月日を経て増量。2020年9月のKNOCK OUTで復帰戦を行ったが吉野友規に敗れた。その後は新日本キックボクシング協会などで試合を行っていた。

金野こと金野俊憲は高校球児から格闘技に転向、空手では正道会館の全日本大会でベスト4に入賞。『TRIBELATE』という格闘技イベントの代表を務め、自らもMA日本キックボクシング連盟などで試合をしていた。

りゅう君は「見せしめで赤パンぶっ飛ばそうかなと思って」と、BreakingDownで5勝1無効試合と負け無し、前回9月には元プロボクシングWBF世界ヘビー級王者の肩書きを持つ元プロボクサーの高橋知哉から勝利を収めた赤パンニキを相手に指名。その場で対戦が決定した。
赤パンニキは「誰も俺を止められないんだから見とけって」「黙って審判しとけよ」と、レフェリーはレフェリーだけやってろと迎撃に自信を見せていた。

金野には、赤パンニキの「レッドパンティーズ」に対抗して「ブラックTバックス」を結成した爆音那智が相手に名乗りをあげた。爆音はBreakingDownで4勝(4KO)1敗。喧嘩自慢大阪代表の大将を務めた。
オーディションでは、爆音がメンバーとして連れてきたあたくさとスパーリングし、右フックからの左アッパーで秒殺KO勝ちした金野。「大阪のみんなルール守らない人が多いので、大阪の大将倒して」と宣戦布告。その場で爆音との対戦が決定した。
爆音は「俺も試合の時に(仲間のシェンロンが)ぶん投げられたりしているので、そういうのを見てイラっと来ることもあったから、しばき倒してやろうかなみたいな感じです」と宣言。金野は「格闘技ナメるなっていうのが正直あります」と言い放った。



