2025年11月29日(土)東京・後楽園ホール『Krush.182』の前日公開計量&記者会見が、28日(金)都内にて13:30より行われた。
今大会では第6試合と第7試合にバンタム級の2試合が並び、会見では宮田充Krushプロデューサーから黒川瑛斗が返上したKrushバンタム級王座の新王者決定トーナメントを早ければ2026年1月大会から開幕するとの発表があった。
「今から2週間前、黒川瑛斗選手から王座返上の申し出がありました。空位なので2026年の早ければ1月後楽園ホール大会から王座決定トーナメントを始めようと考えています。それに向けてこの2試合が重要なカード、試合結果いかんでトーナメントの組み合わせがガラッと変わって来る。4選手みんな入ってもらうかもしれないし、勝者2人かもしれなうし、4人とも入れないかもしれない。試合を見て組み立てようと思っています」と宮田P。
それを受けて4選手は次のようにコメントした。
▼第7試合 Krushバンタム級 3分3R延長1R
心直(REON Fighting Sports GYM)=52.9kg「11月30日、僕のジムの会長で師匠でもある健太さんが引退試合を行うということで、初代Krush-70kgチャンピオンが健太さんで、僕もずっとKrushのベルトを見てここに来ましたし、やり残したことじゃないですけど、明日はしっかりいい形で勝って。(トーナメントで)やりたい相手もここで言っちゃうんですけど、白幡裕星選手。僕が(以前、決まっていた試合を)眼窩底骨折という形で流してしまったんで、そこはしっかり白黒付けたいなというのはあるんで、明日いい勝ち方をして、客席で見てる人が僕を見て『これはもうトーナメントで間違いないな』っていう、そんな試合を明日は見せたいと思います」
大平 龍(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)=52.7kg「僕が一番Krushチャンピオンにふさわしいと思ってて、必ず今回勝って、トーナメントに入れる枠を掴み取りたいなと思ってます」
▼第6試合 Krushバンタム級 3分3R延長1R
長野 翔(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)=53.0kg「ベルトも欲しいですけど、やっぱり自分は負けた相手にリベンジしたいんで、来年は大夢選手と白幡選手と。そこと組まれるってことはもうベルトが懸かるような試合だと思ってるんで、リベンジしてついでにベルトも獲れたらなって思います」
菊地海斗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)=52.8kg
「僕もベルト欲しいんで、頑張ります」
<会見での質疑応答>
――試合への意気込みは?
菊地「明日はやってきたことをやるだけかなって思ってます」
長野「今回、あんまり緊張してなくて、これが吉と出るか凶と出るか分かんないですけど、明日はいい日になると思います」
大平「明日はどの試合よりも面白い試合して勝つんで、応援お願いします」
心直「(登壇時にペットボトルの水を持ち込むが、宮田プロデューサーに『スポンサーの関係とかもあるから』と釘を刺され)アサヒさん、サーバーダウンとか色々あると思うんですけど、頑張って乗り越えてください。応援してます」
――どういう勝ち方をしたい?
菊地「『バンタム級の中でも菊地海斗はすごいな』って思わせる勝ち方をしたいですね」
長野「明日は、たぶん7試合目、龍と心直君の試合がけっこう面白くなるんじゃないかなって自分は予想してるんで、それ以上の試合を見せたいですね」
大平「明日は、2RKOで倒します」
心直「明日はその2Rを凌ぎ切って、3RでKOして勝ちます」
――この4人の中でここは一番負けていないと思っている点は?
菊地「たぶん、頭の悪さですね、僕は」
長野「パワーと身体の強さですかね」
大平「僕も頭の悪さですね。菊地君には負けないと思います」
心直「僕は最近の話になるんですけど、宮田さんとの仲の悪さですかね。波があるんですよ。最近はちょっと波がへこんできてて。SNSでよくない表現をしてしまったりとかしたんで、それについてちょっとお叱りのLINEが入ったりとか。さっき挨拶したら、いつもだったら『おう、調子どう?』みたいな感じなんですよ。でも今日挨拶したらいきなりスカし始めて。でも僕、宮田さんと仲悪い時はけっこういい試合するんで、そこは期待してもらえたら」
――ファンへメッセージを。
長野「明日は1分で倒します」
菊地「じゃあ僕は明日1分耐えて、1分半で倒します」
心直「明日は頑張ります!」
大平「2RKOで、誰よりもいい試合をして勝ちます」