ローキックで相手が空中で一回転(C)Alex Simon
2025年12月13日(土・現地時間)オランダ・アーネムにあるゲルレドームサッカースタジアムにて開催される、GLORY年間最大の大会となる『GLORY COLLISION 8』。
同大会のコー・メインにて、2026年初頭に開催予定の「Last Heavyweight Standing」トーナメント決勝のワイルドカード権をエロール・ジマーマン(オランダ)と争う、アレックス・サイモン(オーストラリア)のプロモーション映像が話題となっている。

サイモンは身長191cm、体重136kgの巨漢で“ザ・スパルタン”の異名を持ち、元パワーリフティング王者。2018年頃から格闘技に専念し、キックボクシング、ボクシング、MMAで戦ってきたという。キックボクシング戦績は1勝(1KO)無敗。2023年8月のボクシングの試合では5RでTKO負け、MMAは1勝1敗。
今回がGLORY初参戦となるこのサイモンが公開したプロモーション映像は、ミットを持った3人が前蹴りで吹っ飛び、後ろ蹴りや前蹴りではまるでカンフー映画やワイヤーアクションかのように相手がケージまで飛んでいき、ローキックでは受けた相手が空中で1回転。

【写真】前蹴りでケージまで宙を飛んで吹っ飛んでいく相手
自分の怪力を誇示するための映像だろうが、GLORYのファンからは「これってAI?」「台本通り」「編集が必要だっただろう」「偽物っぽい」と、映像はリアルなものではなく手を加えた映像だと揶揄するコメントが多く寄せられた。確かにローで蹴られた後の回転の仕方や、ケージまでの吹っ飛び方が演技っぽい。
ジマーマンを相手に、この映像のようなストロンゲストマンぶりを発揮できればいいが、果たして。



