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【ONE】吉成名高、与座優貴、KANA、スーパーボン、クリスチャン・リーの次の対戦相手を公式サイトが“予想”

2025/11/23 15:11
 2025年11月16日(日)東京・有明アリーナにて開催された『ONE 173: Superbon vs. Noiri』(U-NEXT配信)。次回の日本大会は2026年4月29日に同会場で開催されることも発表された。  武尊(team VASILEUS)とロッタン・ジットムアンノン(タイ)が再戦することに合意し、両者のコンディションが整えば同大会で武尊最後の戦いとして行われることが濃厚だが、ONE Championshipの公式サイトでは今回の日本大会で勝利した選手の次戦を考察する記事が公開された。  まず、暫定王者・野杁正明(team VASILEUS)を破りONEフェザー級(※70.3kg)キックボクシング世界王座統一に成功したスーパーボン(タイ)の対戦相手には、安保瑠輝也(MFL team CLUB es)に勝利したマラット・グレゴリアン(アルメニア)が濃厚だとしている。  両者はONEで2度戦い、いずれもスーパーボンが判定3-0で勝利しているが、別団体での初対決ではグレゴリアンが僅か29秒でKO勝ちしている。ONE公式サイトでは「キックボクシング界の巨人同士の激突はほぼ確実と言えるだろう」とした。  ヌンスリン・チョー・ケットウィナー(タイ)に完勝し、ONEアトム級(※52.2kg)ムエタイ初代世界王者となった吉成名高(エイワスポーツジム)には、ソンチャイノーイ・ゲッソンリット(タイ)が初防衛戦の相手として有力だろうとしている。  ソンチャイノーイは10戦全勝(4KO)と快進撃を続け、名高との王座決定戦が有力視されていたが、直前の試合でヌンスリンに敗れて再戦(2023年4月にBOMで対戦=名高が3RでKO勝ち)は実現しなかった。  日本大会でアリベック・ラスロフ(トルコ)を2R2分32秒でTKOに仕留め、ONEライト級(※70.3kg)MMA世界王座を防衛するとともに、ONE史上最多フィニッシュ数「17」と最多勝利数「18」の記録を更新したクリスチャン・リー(シンガポール/米国)は、「次はウェルター級の王座防衛」と宣言。  その挑戦者はロベルト・ソルディッチ(ボスニア・ヘルツェゴビナ共和国)が有力だと伝えている。ソルディッチはKSWでミドル級&ウェルター級の2階級を制覇。2022年12月のONEデビュー戦はノーコンテスト、2023年5月の第2戦ではゼバズチャン・カーデスタムにTKO負けを喫したが、2025年2月の第3戦でダギ・アサラナリエフから初回KO勝ちを収めている。  スーパーレック・ギャットムー9(タイ)から歴史的勝利を奪った与座優貴(team VASILEUS)の相手には、やはりナビル・アナン(アルジェリア/タイ)の名が挙げられていた。  与座は現ONEフェザー級(-70.3kg)キックボクシング世界王者ジョナサン・ハガティー(英国)とのタイトルマッチを熱望しており、アナンと対戦するのなら暫定王座決定戦ではなく正規の王座決定戦ならいいとしているが、果たして。  そして、ONEが誇るスーパースターであるスタンプ・フェアテックス(タイ)から殊勲の勝利を収めたKANA(Team Aftermath)については、この勝利でONE女子アトム級(52.2kg)キックボクシング世界王者ペッディージャー・ルッカオポーロントン(タイ)との再戦の準備が整ったとしている。  両者は2025年3月の日本大会にてタイトルマッチで対戦し、ペッディージャーが判定勝ちで王座防衛に成功している。“世界最強女王”の呼び声も高いペッディージャーとのリベンジマッチは実現するのか。
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