2025年11月24日(月・祝)東京・TOYOTA ARENA TOKYO『Prime Video Boxing 14』の前日計量が、23日(日)都内にて13:00より行われた。
メインイベントにてWBC世界バンタム級(-53.524kg)王座決定戦3分12Rを争う、同級1位・那須川天心(帝拳ジム)と同級2位・井上拓真(大橋ジム)はともに53.4kgで計量をパス。
立会人を務めたマウリシオ・スライマンWBC会長からは、この試合のために作られたスペシャルベルト“サムライベルト”が披露された。
6月の前戦では格闘技人生初の全裸計量となった那須川だが、今回はグッズの世界一お守りを付けて約100グラムアンダーでのパス。「さすがにポロリは見たくないって。しっかり守るものはしっかり守っていこうと(笑)」と笑顔。
井上と初めて目を合わせ「いい表情をしてましたし、言葉も交わしたんで。僕から話して『しっかり仕上げてきたんで』と伝えました。あとは明日やるだけかなというふうに思っております」と、言葉も交わしたという。
目が合った時に自分の中に沸き上がってくるものはあったか、と聞かれると「特に。やるのは明日なんで。変わらず。やるぞってそれだけですね」と平常心だった。
井上の身体の仕上がり具合がネットで話題になっていたが「あまり気にはならなかったですね。ボディビルコンテストをやるわけじゃないので、身体で勝負とかはないので、特に気にはならないです」とする。
1年ぶりの金髪については「ずっと精神と時の部屋に入っていたので。サイヤ人になる前みたいな感じでずっと部屋に入ってて、ここでやっぱりしっかりと」としたが、「やっぱり優勝の色とか王冠とかチャンピオンの色って金じゃないですか。金だなって感覚で決めました」と王者のイメージだとした。
披露されたサムライベルトの印象を聞かれると「あれカッコいいですね。日本といえばサムライっていうのもありますし、僕も武士道魂というか、武士の心が本当に好きなので、僕のためにあるというか。凄い嬉しいですね。真ん中にしっかり甲冑が付いていていいですね。欲しいですよ」と、獲得に意欲。
最後に、初の世界戦で緊張はどうかと聞かれると「ないです」ときっぱり。「そのままやるだけです。Just do it!」と答えた。